Ninjaよ!私は帰ってきた!!

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試乗あらし 五之章(弐) ムルティストラーダ

※「試乗あらし」シリーズは、あくまでも素人の主観ですのであしからず。

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24時間借りた、と言っても今日は取りに行ってうちに連れて帰るだけなのだ。

だが、この「うちへ持って帰れる」ってのが「所有したい欲」をもの凄くかきたてて毒だわ。

うちにカッコいーバイクが停車しているのを眺めてるだけで目がとろ~んってなって妄想が膨らんでいってしまう。

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それよりもまずはディーラーから家までのインプレを。

借りたのは1200Sのツーリングというモデルでグリップヒーターやパニアケースが標準でついている。パニアをはずして借りることもできるのだが、今回はあえてつけてもらうことにした。

そしてETCつきである。家から持ってきたETCカードをシート下に装着してもらった。

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全身電子デバイスのムルティはキーもキーレスエントリーシステムである。これがまたかっこえー。ヘ(^-^ )ィ

キルスイッチみたいのをイグニッションボタン?にかぶせるような形で長押しすると電源が入る。そしたらキルスイッチをはずしてボタンを押すとエンジン始動(キー回すほうが楽だわな)。

(ちなみにハンドルロックをかけるのはさらに難しくて返す頃まで慣れなかった)

ただしエンジン以外(給油、シート、パニア)はすべてキーを使わないといけないから結局キーの使用頻度は高い。

とにかく売りは「SPORT」「TOURING」「URBAN」「ENDURO」の4つの走行モードが試せることだろう。

アーバンが街中、スポーツは責めるとき、ツーリングはその中間でエンデューロはでこぼこ道とかで使用する。

これらをスイッチ一つで、しかも走行中に変えることが可能なのはすばらしい。一番試してみたかった機能だ。

さらにタンデムや荷物の積載量によってサスの設定を変えられるしくみもある。前後のプリロード調整をボタン一つで勝手にやってくれるのだという。

もの凄い細かい設定が可能なのだが、説明すると3時間かかるらしいので今回はメーカー設定のままでお願いします、ということだった。

あと聞いたのはグリップヒーターの使い方ぐらいだったろうか。

最後にディーラーさんがアドバイスしてくれたのは「3千回転以下だとノッキングすることがあるので、それ以下にならないように」ということだった。

そりゃまたトライアンフの3気筒とは随分と違うわね。

さらに驚くことに「5速、6速は使いません」とおっしゃる。

ほー、そんなものか。影丸なんか発進して60キロでもう6速だが・・・・。

とにかく今までで一番排気量がでかいやつである。Ninja400Rと2気筒なのは同じだが1つ600ccって・・・。

意を決してまたがる。

足つき、ミラーを確認。

そしてアクセルの反応が穏やかなアーバンモードであることを確認。

「ふっ」と息を吐いて心を落ち着かせて出発だ。

ドカドカドカドカ・・・という今まで聞いたこともないようなサウンドを聞きながら、「あれ?意外とスムーズに走り出すんだ」と思った。トライアンフで乗ったリッターマシンのようなアクセルの重さは感じられない。

国道246号を厚木方面へ。2車線の広い道路を走る。パニアがあるのですり抜けはしない。

で、50キロだと2速なのである・・・。(゚-゚;)

に、2速!?

3速にするには60キロ以上が必要だ。

そして振動がある。あるけど足には来ない。どっちかというと手に来るかな。

なぜだかそれが気にならない。

♪ ♪ ♪

らくーーーーo(〃^▽^〃)o

たっのしーーーーーい≧(´▽`)≦

こ、これならいつまでも乗ってられそう。

そう思う。

ちょっとアクセルを開く。

すると、がらがらがらがら・・・・

と言いながらあっという間に速度が・・・・。∑(ノ▼ο▼)ノ

ちょっと寄り道をし、小道に入る。

カーブが曲がりやすい、曲がりやすい。

1速でもきれいに曲がれる。

そして混雑する厚木を避けるために新しくできた海老名インターから高速にのり、一気に小田原厚木道路、というコースを取る。

高速に乗るので、信号待ちでスクリーンを一番高い位置にあげておくことも忘れない。スクリーンの脇にあるでかーいダイアルというかねじを回すだけで簡単に調節できる。それぞれ右回しなので難しいが。

で、ETCゲートを通過したところで乗りながら操作をし、高速でお勧めのツーリングモードへ。

!!!???

きた!

サスがちっと硬くなったのがわかる!

すげーーー!これ!

アクセルの反応も違う。

2速でぐっとひっぱる。

半分ぐらいしかひねってないのに100キロ超えてるやんけ・・・。

80キロで3800回転ぐらい。100キロでは4100回転ぐらいか。80キロでは4速に入れられないやんけ・・・。

なんだけど、このサウンドと振動がなぜだか心地よいのである。

ばらばらばら・・・・か?

がらがらがら・・・か?

なんにしても・・・・

きーーーーもち、いーーーーーーーーっ!\(*T▽T*)/

そして「無謀」と思われるかもしれませんが、どーせならワインディングでスポーツモードも試しちゃおう、と思って二宮で降り、やまゆりラインへ向かう。

走りながらスポーツへ!

さらに硬いぞ!反応が過敏だぞ!

でも・・・・。

怖くてスピードが出せないのですぐにツーリングへ戻しちゃった。はは・・・・。

でもたぶんこれでも十分なような気がする。

軽快に走る、走る。

だって車重が200キロを切ってるってんだから軽い。

(注:上記の車重は後で乾燥重量の間違えだったことが判明しました)

これが初めて乗るバイクなのか?と思えるぐらいコントロールできている(気がするのだ)。

このやまゆりラインは結構道路がでこぼこなんだけど、さすが足長だからか、影丸で走ってるときほどそれが気にならなかった。

もう一往復しようか?と思ったぐらいだった。

間もなく家が近づいてきた。

最後に試したかったのが家の裏の舗装していないジャリだらけの駐車場をエンデューロで走ってみることだった。

これをやると「車高が上がるのでやらないほうがいいでしょう」と言われたがやってみた。

結局、コースが短くてよくわからんかった。

だが、トラクションコントロールが効いているのだろう、影丸じゃ怖くてしょーがない砂利道をなんでもないように走るのだった。

公道に出るとき人がいて、砂利道上で停止しなくちゃならなくなって一瞬あせったが事なきを得た。

かくして無事に帰宅したのである。

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足つきもおぼつかないが車体が軽いからか、だいぶ不安がなくなってきた。

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いやー・・・・・。

こりゃ明日はタンデムも試してみたくなった、

のは言うまでもない。

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タンデム編へ続く。

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