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試乗あらし 六之章 S1000RR with ヨシムラサイクロン

※「試乗あらし」シリーズは、あくまでも素人の主観ですのであしからず。

昨日の続き。

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イメージ。

今回の試乗コースは

箱根大観山ビューラウンジ駐車場を出て下り、いったん箱根新道へ出て箱根峠の信号から熱海箱根峠線を通り、ターンパイク(有料区間)を経て戻る

という、ざっと12キロのワインディング満載のコースである。途中に直線もあり、加速も試すことができる。有料区間は先導車がチケットを台数分払ってくれるので参加者は無料だ。

発進する前にS1000RRの説明を受ける。こちらも電子制御マシンなのだ。

クイックシフターがついている。トゥオーノがそうだったので学習済みだが、そのときは路面が濡れてたし加速するチャンスがほとんどなかったんで今回はしっかり試せるだろう。

パワーは一応普通のスポーツモードというのになっているという。

なお、先導車はNinja250で、真ん中にNC700Xを挟んで維水志は一番後ろから来てくれとのことである。

先導車のヨシムラライダーに「初心者なんでゆっくりめでお願いします」と懇願した。

またがる。

うっ!

タ、タンクに覆いかぶさってるみたいや・・・・。一応足つきはだいじょぶそうだ。

げっ!

ウィンカースイッチの位置が・・・・ひ、低い。

ぬぉっ!

上を向くとメットから見える視界が違う・・・。ピンロックシートとの境目から前が見える・・・。

エンジンをかける。

よ、4気筒や。

ヨシムラサイクロンの音が、うるさい雑音ではなく、心地よい響きで伝わってくる。(ちなみにノーマルマフラーの音は知らない)

注目を浴びる中、いよいよ出発だ。

ギアを入れる。

はい、エンストー。(^▽^;)

スタンドはらってなーい。

はい、恥ずかしいー。(^▽^;)

いや、実際は周りのことは何も見えてなかった。そんな余裕がないのだ。

先導車に続いてNC700Xが行くはずなのだが・・・・と思って後ろを振り向くと、私のすぐ後ろにいるのだから私が出ないとムリなのだった。

もう面倒くさいからそのままNinjaについて2番手で出ることにした。

恐る恐るクラッチをつなぐ。

おお・・・。

しずかーに発進。

ふらつかずに低速で進む。

よーし!

やったるでーーーー!

スタッフが道路に出てゴーサインを出してくれているので左右確認なんかしない。

そんな余裕なし。

一時停止はNinjaに任せる。

そのままくっついて

ゴーーーーーっ!!!!

ギア、セカンドーーーっ!

ガクン、とした、ガクンと。

クラッチ操作がよくない。

いけね、クイックシフターなんだった。

もういきなり下りのワインディグである。

とにかく自分の姿勢が今までにない形になっていてどーすりゃいーんだかまるでわからないまま必死にNinjaにくっついていく。

腕がきつい!

???

そーか!腕に力が入ってるからだ。

・・・・そうだ! 下半身ホールドだ!

きたあ。

それがわかるとどうだ?

こりゃなんだ?

「カーブを曲がる」という表現はふさわしくないぞ。

「カーブをなぞっている」んじゃないか?

いつもなら「車体を傾けなきゃ!」と意識しなくちゃなんないところで、このバイクはそんなこと意識しなくても、ひょーい、ひょーいとちょっと傾けたほうにスル~っと向いていくのである。

こんなに簡単にワインディングを走れるのか・・・。

こ、こりゃ

おもしろい!o(>▽<)o

で、シフト掲示を見るとずっと4速で走ってるのだった。

4速!

ムルティじゃほとんど使わなかった4速。

なんか違和感があったので3速に落としてみるが、やはり4速のほうが走りやすかった。

リッタークラスでもエンジンによって全然違うんだねー。当たり前だけど。

そして間もなく下りきって箱根新道へ出る。

ブレーキがすんげー効く。

新道へ出ると、前にクルマがいた。これで少しゆったりペースになる、とちょっと安心してたら、あろうことか!

先導車がそれをぶっちぎったのである。

「って、おいおい・・・。し、試乗。これ、試乗・・・」

まあこっちが乗ってるバイクはニーハンの4倍だから追い越しなど造作もないことだったから問題ないが・・・

いーかい?きみ、私は初心者なのだよ?

それにしても、先導付きの試乗にしてはなかなか楽しませてくれるじゃないか。

そしてなんか知んないけどだんだんペースが上がってる気がするのだが、気のせいか?

やがてターンパイクの料金所で一時停止。

だいぶこの前傾姿勢にも慣れてきたが、やっぱこりゃ長時間はムリだと思った。

ここでクイックシフターを試してみる。

フーン!フーーン!!フーーーン!!!

足先だけでそんな感じでウソみたいにスムーズなのだった。

オートマだね。しかも数倍速いだらうね。

短いターンパイクも終わり、いよいよ最後の上りのワインディングになった。

よっしゃ!慣れてきたから思い切って寝かせてやるぜ!(今までよりもう少し寝かせてやるぜ)

するとさらに先導車のペースが速くなって逃げるような感じになってるので、こっちも追うしかないのだった。

やがて後続のNC700Xの姿が見えなくなってしまった。

いーのかい!?

それで!?

試乗だぞ!?

後のことは知らん。こっちも何とか食らいついていくしかないのだった。

もっと追っかけてー。

と、そう思ったぐらいのときに試乗の終わりを迎えたのだった。

拍手で出迎えてもらいたい気分だったが、会場は第2便のバイクが到着していてそれどころではないようだった。

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そして総勢8~10台ぐらいの第2便を見送ったのだった。壮観だなあ・・・。

オレんときゃ3台って・・・。もしかしてそれだけ自由に走れた?

感想。

と言ってもなんか、BMWのS1000RRの、というよりSSの感想になってしまう。

エンジンフィーリングは覚えているものの初の並列4気筒なんで他との比べようがないし。(教習車とは比較にならないだろう)

まあとにかく、おやじでもSSは乗れる、ということはわかった。ただし長時間はムリ。(私は)

確か前にBMWのディーラーに行ったとき、「SSでも姿勢は楽なほうなんです」みたいなこと言ってた気がするんだけど、

あれで!?(゚д゚;)

じゃあ他のは・・・・・・いったい・・・・・・??

そして峠を走るだけならこれに勝るものはないだろう。峠でSSが後ろから近づいてきたら即、道を譲るがよろし。

そんなことを学んだ。

最後に、簡単なアンケートに答えて終了。

そのときに、ヨシムラのスタッフの人が

「どうでした?S1000?」

と、まるでBMW試乗会に来たかのような問いだったのである。

本来は「どうでした?ヨシムラサイクロン?」となるはずなんだろう。

まあ、オレがこの車両に乗るのは初めてだ、って知ってるからマフラーの違いなんかわかるわけないってのもあるんだろうけど。

きっとヨシムラもマフラーどうのというより、イベントによる宣伝効果を期待しているからなんだろうね。

しょーがないから私が「Ninja400R」のヨシムラサイクロンの音を動画で撮ったんでお礼に載せてあげるね。

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Ninja400R用「Slip-On Oval-Coneサイクロン EXPORT SPEC」だったと思う。

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canon ixyで撮影

楽しませてくれてありがとう!

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↑最後まで読んで頂きありがたき幸せでごんす(@^0^@)

「こんなに楽しそうな試乗会なら是非行きたい」「まだまだSSで行けるかも」などなど、いろいろと感想もおありでしょうが、クリックひとつ是非とも恵んでくだされ~o(〃'▽'〃)o