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続・中野真矢さんのビギナー講習会

それにしてもこの講習会、スタッフが素晴らしい。

 

特に梅田屋の若いにいちゃんの気配りは、おそらくディズニーランドの接客を越えるほどで、いろんなところに目が届いている感じがしておじさんはとても感動してしまったのだった。

 

最初にバイクを停めた位置がちょっと前下り気味だった。講習会が始まるときにまたがって後ろに下がろうとしたが重い。でも途中から軽くなって「ん?」と思って後ろを振り返るとそのおにいちゃんが笑顔で引っ張ってくれていた。

 

何気ないことなのだろうけど、ちゃんとゲスト一人ひとりに目を配っていないとそういうことに気づけないものだ。

 

講習が始まってもその気配りは続く。

 

スラロームでもなんでも、参加ライダーがちょっとふらつこうものならすぐに駆け寄ろうとして体が反応している。

 

これならコケてもきっとすぐに対応してくれるだろう、と安心できる。

 

砂や砂利があってタイヤがすべるバイクがあれば、ちょっと時間が空いているときには竹ぼうきでそれを取り除いている。

 

お昼はキッズのポケバイみたいなのの講習があったのだが、ここでも常に笑顔、笑顔、笑顔。

 

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子供たちの屈託ない笑顔に負けないぐらいである。

 

日差しで顔を真っ赤にしながら転ばないように子供の後を追っているその姿は「あー、つい最近、このようなことで感動したことがあっただろうか?」とひねくれオヤジをじ~ん、とさせるぐらいの献身ぶりなのだった。

 

スタッフは中野さんを除き、DUCATI横浜の店長と思われる人を筆頭に若いにいちゃん3人と女性2人の計6人だったか。それぞれのサービスがとても行き届いていた。

 

お弁当を食べるときだってスタッフはスタッフで固まってバカ話しをして談笑、なんてことはなく、各自、時間をずらして手が空いた者が順次端っこのほうで目立たぬようにひっそりと食べていた。

 

きっと社員教育がしっかりしているのだ。

 

それも梅田屋が神奈川県下で一番の販売力を持っている理由なのだろう。赤男爵とは段違いである。

 

 

そんな若いスタッフの愛とも言える奉仕ぶりに迎えられて、我々はとてもよい時間を、素晴らしい思い出と共に過ごせたのだった。

 

なんか、梅田屋に対する見方が変わってしまうではないか。

 

買ったバイクの部品の発注手数料さえ取らないでくれればまたここでバイクを買ってもいいかな、と思うのだった。

 

 

 

 

さて、それでは後半のレポートに移るとしよう。

 

その後、スラロームに移行。直線に並んだパイロンを1回目は普通に。2回目からは中腰になれる人は中腰で下半身でバイクを操る感覚を学ぶ。

 

立ってやったときにやっと中野さんに「ニーグリップをしっかりやると曲がりますよ」とアドバイスをもらった。

 

きゃーっ。初めてお言葉をいただいちゃったあ。O(≧▽≦)O

 

 

休憩を挟んで今度はパイロンを互い違いにずらして自分のやりたいようにやる。

 

 

あっという間にお昼になった。

 

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お弁当とお茶がサービスってのも嬉しいよね。

 

ここから90分は子供たちが中野さんを独占する。

 

DSC_7829.jpg

 

中野さんの印象は、というと「テレビで見た感じといっしょ」と言ってよいだろうか。

 

以前から当ブログでも紹介させていただいたが、あの通りの人で、本当に気さくで実直そのものといった感じを受ける。偉そうなそぶりは一切なく謙虚で、笑顔が素敵なおにいさんだった。

 

スタッフも「中野さんには気軽に声をかけてくれてだいじょぶですよ」と最初におっしゃってくれるほどだ。

 

 

後半、いよいよユーターンということで8の字の練習となった。

 

8の字と言っても円が描かれているわけではない。パイロンの周りを回るだけである。さらに8と8の間を長く取って途中メリハリをつけるための加速ができるようになっている。

 

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それでも8の部分は空間が狭く、初心者には厳しいと思われた。

 

教習所でも8の字は恐怖だったから自分としても克服するには絶好のチャンスだった。

 

 

なんとか1回目を終えて、テントの裏側の道を通ってコースに戻ると・・・

 

 

なんと!

 

 

マイハニー転倒!∑( ̄ ̄;)!

 

 

やっちゃったー・・・・。

 

でもスタッフがすぐに集まってきてバイクを起こしてテント下へ移動。

 

 

おにいちゃんが奥に入り込んでしまったクラッチシフトを手馴れた手つきで直してくれる。

 

さらにクラッチレバーをたたいて戻してくれ、我々素人では気がつかなかったサイドスタンドの曲がったところも直してくれた。

 

想像以上の手際のよさは特筆もので、こちらはただただ感謝感激しながら眺めるしかなかった。

 

 

実はつい先日、マイハニーは家の前でユーターンしようとして立ちゴケをしてしまい、それ以来びくつきながら乗ってるように見えた。

 

それだけに今回の講習会で自信を取り戻してくれれば・・と思っていた矢先に・・・。

 

また転んでしまったので、バイクが嫌いになってしまうんじゃないかと心配した。(応援してあげてください)

 

でもすっかり元通りに直してもらったのが良かったのか、その後もすぐに列に戻って8の字にチャレンジしたのだった。

 

 

我々が離脱している間、2周ぐらいだったろうか、戻って1周回やった後、バイクを降りてテント下で中野さんへの質問コーナーの時間になった。

 

 

普段ライディングをしていてわからないことがあったら何でも聞いてくれ、と言っていただいたので、ライダーの人たちも積極的に質問をしていた。

 

マイハニーが3回ぐらい質問していたのには驚いたが、それだけうまくなりたいと真剣に取り組んでいるのが見て取れて少し安堵した。

 

全体的に交差点の曲がり方やらブレーキングやらについての質問が多かったと思うが、印象に残っているのが中野さんのブレーキに対する考え方だった。

 

彼はレース1回でリアブレーキがなくなってしまうほどリアブレーキに頼るのだそうだ。ちなみにストーナーもそうだとおっしゃっていた。

 

まあそれは過酷なレースでの話しだが、普段、公道でも安全のために何かとリアに足をかけながら走るのだという。

 

確かにフロントのほうがよく効くがあまりフロントに頼りすぎるのもよくないので5対5ぐらいが理想なんじゃないか、とおっしゃっていた。

 

以前の維水志は前2、後8ぐらいだったものの、教習所でもっと前を使うように修正されたばかりである。だから今ぐらいがたぶん5対5ぐらいになっててちょうどバランスがいーんだろう。

 

きっとそれで急制動のとき、中野さんに何も言われなったのかもしれない。

 

よかったー。生理的に嫌われたんじゃないんだあ。(そもそも彼はそんな人じゃなかろうて)

 

 

中野さんのお話しはレースでの経験を交えながら明瞭で素人でもわかりやすいものだった。きっとそのように意識してくれたのだろう。

 

あとは「どう曲がるかよりも、コーナーの出口を意識することを考えている」ということだった。

 

そこから「常に目線とライン取りが大事」ということに話しが行き着いた。

 

 

参加者の質問が出尽くし、沈黙になりそうなところで、きたーーっ!

 

スタッフの気配り!店長さんからの質問だ。

 

「キケン回避の究極は?」

 

素晴らしい質問だあ。キラーパスだあ。すげー。

 

 

え?中野さんの回答?

 

すみません、よく覚えてません。

 

 

あれ?あれれ?

 

随分長くなっちゃったわね。今回。

 

 

つづく。∑( ̄ ̄;)!

 

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