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車買取業者 巨漢を撃退する

金曜日に2社からの査定があり、我がレガシィのおおよその売値がわかった。

その値段ならどうやら売れるめどがつきそうだと思い、日曜午後2時に巨漢が査定に来る予定だから、その前に次の車を探しにいくことにした。

まあ、行動が早い、というより、次の車がないと困るから仕方がないのである。

次の車を何にするか・・・。

これについては本日のテーマとずれるのでまたの機会に報告することにしよう。

数件の中古車屋を巡り、目当ての車種の相場をいくつか見ることができた。

これが後で巨漢と戦うときに役に立った。

約束の時間30分前には帰宅しようと家に向かっていると、なんとまだ1時間ぐらい前だというのに巨漢から電話が入り、もう着いた、と言っている。

でたー・・・・。

家にいなくてよかったわ。

もちろん一度帰っていただき、改めて2時に来てもらった。

出迎えると、随分な若ぞうがやってきた。電話の声が若かったんで、もしや、と思ったが。

聞くと、この4月に入社したばかりの新人だという。

この維水志にド新人をぶつけてくるとは・・・。いい根性してんじゃんか、と思ったが、同時に、こりゃ巨漢はどーやら本気ではないらしい、とも思えた。

例によって最初に一通りの査定があり、続いて自宅にて商談に入る。

が、その前にいつもの、「巨漢」がどーゆー会社で、車買取のシステムがどーたら・・・という話しをし始めようとするので、

「あー、その辺の説明はもうわかってるからいーんで・・」

と、いったんは制止したが、「あ、でも新人だったよね。練習を兼ねてならいいよ」

と、我慢して聞くことにした。優しいなあ、オレ。

「巨漢は現在世界で中古車業界2位の業績があります云々・・・・・」から始まり、延々と自社のすごさをアピールするのだった。

こっちとしてはどーゆー会社だろうが自分の車を少しでも高く買ってくれりゃあそれでいーのだが・・・・。

それが一通り済むと、次に

「次のお車はお決まりですか?」ときた。

きたーっ。

うわさでは巨漢は他社より高く買い取る代わりに、割高の車を売り付けてくると聞いていたが、その通りのようだ。

そこで、

「お宅で車を買うつもりはないんで、その話しはしなくていいよ。今回は純粋に買い取り価格を他社と比較して決めたいんで。中古は中古で別の機会に探すし、新車も念頭にあるから」

どーせこの若ぞうに言っても、おそらくマニュアルどおりにしか動けないだろうから

「そのように、今、上司にお伝えくださいな。」と付け加える。

だが、人の話しを聞いてなかったのか、例の中座報告電話の後でも執拗に車を売ろうとしてくる。

今度は次のようなことをアピールしてきた。きっと「そうしろ」と上から指示されたんだろう。

1.巨漢の車は50万以下のはない。

2.事故車もない。

3.確かに割高かもしれないが10年保証だから安心である。

それぞれ次のように返した。

1.そもそも50万以下の車を買う気はない。

2.事故車じゃないのは当たり前。

3.今の車はそんなにしょっちゅう壊れはしないし、10年乗るとは限らない。

それでもひかずに持参のパソコンの画面をこちらに向け

「試しにご覧になってみてはどうですか?巨漢の中古は一般のお客様はご覧になれないからチャンスです」

どこがチャンスなのかよくわからなかったが、

(そーだ!さっき見てきた中古車の相場と見比べてやれ)

と思い、

維「じゃあ、これから言う車を探してみて。自分が知ってんのと比べて実際に高いかどうか見てみるから」

若「いいですよ。おっしゃってください。・・・走行距離が2万ぐらいで年式が2009年・・・ナビつきの○○ですね・・・。ちなみにそれ、おいくらぐらいでした?」

維「それを先に言っちゃおもしろくないでしょうよ」

若「あ、一台ありました」

維「一台?どれどれ?」

実はその車種は中古車サイトでも上記のような条件で検索すると一番多く、と言ってよいほど市場にあふれている車で、どこのサイトで見ても同じような価格のものがアップされているのである。

維水志が午前中に見てきたのもその条件で、それは程度がいーからだろう、80万ぐらいだった。

だが、そこに出ていた値段を見て驚いた。

115万円。

うん。やっぱね。

35万円高いね。相場より。

300万が335万とかの1割高いとかじゃないからね。

80万が115万だからね。約4割り増しだからね。

その車の115万はね、若ぞうくん、初年度登録が2011年(去年)で走行距離が5千キロぐらいのがその値段だったのだよ。

・・・・よーくわかったよ。若ぞうくん。ありがとう。

「オレが見てきたの、これと同程度で80万だったよ」

と、現実を伝え、やはりあんたんとこで買う車はない、と伝えたのに

「あ、でも他にもいい車がありますから」

と、一向に引く気配がないんで、ちょっとおつむが弱いんじゃないか?と思って、再度きっぱりと「いらない」と言った。

面倒くさいんで、レガシィの維水志希望売却最低価格をハッキリ伝えると、お約束の中座電話の時間となった。

そして戻ってくるなり、

「今回はご希望にお答えすることができません。申し訳ございません」

と、要らないパンフレットを置いてすごすごと帰って行ったのであった。

巨漢、撃退。

(こっちから呼んどいて撃退って・・・・・)

引き際はなんと潔いことか。

維水志サイドとしては他の2社と同等か、あるいはちょっとでも高い値段を言ってくれりゃあ前の2社との交渉を優位に進めることができる、と思っていたのに。

口ほどにもない。何の役にも立たない。

無駄な時間であった。

なので、やはり巨漢は一番高く車を買い取っているかもしれないが、実はかなり割高な車を売りつけることで益を得ている、ということが言えるだろう。

さあ、皆さんはどう思われますか?

車を売るチャンスがあったら是非この流れを体験してみてはいかがでしょう?

特に私が好きなのは「中座電話タイム」です。

上司と何をよからぬ相談をしているのか、聞いてみたくなります。

※あい、すいません。維水志クイズの正解は明日発表になります。とりあえず巨漢は不正解ですが・・・。

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↑最後まで読んで頂きありがたき幸せでごんす(@^0^@)

「人の話しを聞かない、という点では維水志も同類だ」「新人さんがかわいそうだ」などなど、いろいろと感想もおありでしょうが、クリックひとつ是非とも恵んでくだされ~o(〃'▽'〃)o