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激動の3日間、終息

「あれ?今日はバイクネタじゃ・・・・」

あいすいません。

影丸は先週の火曜日に梅田屋に再入院し、診断途中経過報告の2回目がさきほどやっときたと思ったら、まだ原因がつかめていない、ということで退院がいつになるかまだはっきりしません。一体いつになるやら・・・・。

もう少しお待ちください。

では、本日もまたクルマネタでお楽しみください。

そー言えば、激動の3日間の最終日について触れていなかったのでここに記しておこう。

(ちょうど1週間前の話しである)

とにかく維水志の住んでいる住まいは駅から徒歩20分エリアなのでクルマがないと不便である。

影丸が入院中だがVTRがあるから通勤には支障はきたさないが、なんせ梅雨時である。ラッキーなことに今のところ雨には降られてはいないが、マイハニーの買い物とかが大変だ。

一刻も早く次のクルマを見つけ、スムーズに契約まで持って行く必要があった。

その日は夕方から仕事があるので午前中が勝負だった。

前回、中古を2車種までに絞ったことは書いた(新車には手がとどかない)。

あとは年式ができるだけ新しくて走行距離の少ない、できればナビまでついてる上玉が見つかればよかった。

それで、前夜、ネットで調べたところ、横浜の都筑区に目当ての車種が1台あるのを目ざとく発見した。

もしそれが条件が合わなくても、同車種が数多く置いてある中古車売場が近くにあるので都合がよい。

まずはそこから責める。

次に、その帰り道にカレスト座間という、旧日産工場だったバカでかいクルマ関係総合施設があるのでそこに寄ってティーダを中心にいろいろと柔軟な姿勢で物色してみる。

そこで決まらなければ、その前日に行った、平塚の中古車売場においてあった例のティーダに決めてしまおうと腹をくくっていた。

なんたって、そこのディーラーは「こんな時代ですから、中古でも値段がんばりますよ」と言ってくれていたのが印象的だったからである。

仕事があるので勝負は午後3時ぐらいまでとみた。

クルマはお義母さんのホンダライフ、ディーバを借り、午前10時前には家を出た。

小田原厚木道路、東名で一気に横浜北部へ。

関係ないけど、この軽、ディーバはワゴンRと比べると、まるで格が違う。ターボだからか、マーチと同じレベルの走行性能があると思えた。

(ターボ車に乗ってるお義母さんってーのも粋だよね)

1時間ほどで到着。

単刀直入「ネットで○×▽の○○万の中古があるのを見たんですけど」と伝えるとやがて中古車担当の店員が出てきて案内してもらった。

誘導してもらうと奥まったところにそれはあった。

「おー。やっぱいーなあ、これ」

ドアを開け閉めしたり、コックピットに座ってみたりして一通り見る。距離は4千キロほどだ。試乗に使ってたみたいだからずっとここのディーラー管理下にあったわけだ。

すごくきれいである。

いろんな人が乗ったろうが、初年度登録は去年の11月だから、まだ半年ほどしか経ってなく、ほとんど新車と変わらない。

この上玉が新車より25%以上安くなっている。

その前日、地元の新車ディーラーで同じクルマに試乗もさせてもらってるので観察はほどほどにして早速商談に入ることにした。

ここではなんと、15万近くもするナビ&ETCを半額にしてくれるキャンペーンをやっているのだった(チェック済み)。だがそれも本日で受付終了である。

試乗車だけにオプションはマット以外は何もついていないのだ。

オプションとしてそのナビ&ETCとサイドバイザーをつけてもらい見積りを出してもらう。

そして出てきた総額は・・・・。

まあ、こんなもんだろー、という高い金額だった。そこで、

「実は昨日、これの新車を地元のディーラーで見積もってもらったんですよー(昨日、新車見積もってもらって、よかたあ・・・)。まあオプションにナビはつけなかったんですけど、それにしても新車のその価格とあんまり変わらないんですけど・・・。これだったら新車を買ったほうが得なような気が・・・」

と、渋ると、担当者は暫く沈黙し、

「では、ざっくばらんに、おいくらぐらいでしたらご検討いただけるでしょう?」

言っちゃったね。

維水志にそんなこと言っちゃったね。

「うーん。じゃあ・・・・・。○○○万

と、元々表示されていた価格と大差ない金額を言ってみた。

「そ、それは、ちょ、ちょっと無理かと思いますが・・・・」

と、相当むちゃくちゃな数字を言ってしまったようだった。

まあ、確かにそれだと車両価格+ナビを含むオプション代より安くなってしまうのである。

つまり、諸費用も入らないぐらいである。

そりゃあ無茶な数字なのはわかってはいるが、希望価格に少しでも近づけるにはそれぐらい言わないとダメなのである。

今日は急いでいるから遠回りに語るのも時間の無駄だし、相手の出方とか、誠意とかを見るためでもある。

「しょ、少々お待ちください・・・」

と、腰の低い担当者がドアの向こうに消えていった。

いったん戻ってきて他に削れるものがないか、と言うので、希望ナンバープレート代とかいらないし、車庫証明とか自分でやってもよい、と付け加えた。

そして再び退出。

随分と長く待たせるものだ。

30分近く待ったんじゃないか?

ようやく担当者が戻ってきた。座るなり、

「えー、長らくお待たせしてしまいましたが、お待ちいただいた甲斐がありました、

○○○万で行けるそうです

「え!?ま、まじっすか!?えっ?」

思わず大声を出してしまった。

なんと、維水志の無茶な希望価格をそのまま呑んでくれたのである。

いや、だって、絶対無理だと思った。良くてそれよりプラス10万ぐらいだろうと・・・・。

『言ったもん勝ち』みたいな感じになっちゃった・・・。暫く開いた口が塞がらなかった。

「ええ・・・。わたくしもこんな価格は見たことがございません・・・・・」

と、担当者さま。どうやら待っている間にドアの向こうでは血を見るようなすったもんだがあったようである。

なんでもここの店舗の今月の目標台数があと1台で、登録等を含めるとその日が最終日だったそうである。

「ですので、もし目標達成していましたら、この数字は出なかったと思います。(維水志さんは)そういう運もお持ちかと・・・・」

と、担当者さまさま。

い、いや。わだぐちたちはですね、こ、これからティーダ等も見にいくゎなくてはなりませんぬをで・・・

とか、維水志の口はしどろもどろに動いてはいるのだが気持ちが完全にこっちに傾いてしまっていた。

「いや・・・。できればここでお決めいただければと・・・」

と頭を下げる担当者殿。

こ、この誠意に答えないまま、ここを出られるか・・・?

マイハニーと顔を合わせるが、たぶん彼女は維水志の顔を見て

「あー、こりゃストラックアウトだわ。心を打ち抜かれているわ」

というのがわかったのだと思う。

「いーんじゃない?」

と言ってくれた。

「じゃ、じゃあそれでお願いします」

「ありがとうございます」

と、その場で契約となった。

売却のほうで必要だったから印鑑証明とか実印とかも持っていてスムーズにことが進んだ。

何度も「これでいいのかな?」と思ったがもう引き返すことはできない。

「これでいーのだ」

こだわって決めたのだ。

このクルマに一生乗るんだ。

かくして他の店に行かずに一発目でことが済んでしまったのであった。

激動の三日間の最後は実にあっけなく、そして気持ちよく終わったのである。

ちなみに納車までは10日ほどかかるそうである。(今週の木曜日)

そうそう。

あまりに嬉しかったんで、10日後に自分のモノになる愛車と、がんばってくれた担当者と記念撮影をした。

それが・・・、

これだあ。

DSC_0149.jpg

維水志的にはこのクルマだったら赤がいいな、と思っていた。本当に縁があったんだろうね。

でした。

単身さん、正解が入ってました。さすがだなあ。

※後から正解動画を付け足しました。

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↑最後まで読んで頂きありがたき幸せでごんす(@^0^@)

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