久々の「男子、厨房に立つ」
(時間的には日曜の法事後の出来事です)
母ちゃんを自宅に送り届けた後、いよいよ夜の宴(マイハニーの誕生会)に向けてスイッチを切り替えた。
考えたメニューだが、
「海鮮丼」「ローストビーフ」
これはマイハニーからのリクエスト。
通常はこれにつけあわせを作れば終了なのだろうけども、維水志家が昔からそうだったからか、どーも余計に作ってしまうのである。
「一体、誰がこんなにいっぱい食べるんだ?」と思われるぐらいに・・・。
なので、
「シーザーサラダ」「お吸い物」で終わらずに、
「ローストビーフサンド」「アボカドサラダ」「鶏の唐揚げ」「スパゲティナポリタン」を追加した。
あ、なんたって今回はメンバーが4人ということもあるのでね。お義母さんと義妹も参加する。
サンドイッチは「どーせローストビーフがあまるだろうから」というのが理由。
サラダが二品なのは、居酒屋とかでサラダを頼んでもすぐになくなるから足りないだろうと・・。
唐揚げは要するに酒のつまみでナポリタンは付け合せね。
これだけのものをどうやればより効率よく仕上げられるのか、チャレンジ精神が高揚してきて楽しい。
だから法事中もお経どころではなかった。
さて、まずは買い物をしないといけない。
ここは小田原より勝手知ったる海老名を選択した。
一番心配だったのがローストビーフのお肉が手に入るか、ということだった。
最近買ったオーブンレンジ「石窯ドーム」のレシピに載っている情報によると、厚みが7,8センチで800グラムの肉を使うのだという。
もし小田原に戻って肉がなかったらアウトだからね。
なので品揃えが豊富であろう海老名マルイの食品館を選んだ。
ちなみに維水志、ここが好きなの。
ここは野菜の品揃えがすばらしい。しかも安い。
何よりも中島水産という鮮魚を扱う店があるから海鮮丼の具材もいいものを揃えることができるとふんだ。
混んでいたが、なんとか駐車場にクルマを停めたのが2時半。気合で1時間ぐらいで買い物を済ませば4時過ぎには帰宅して準備に取りかかれるだろう。
まずは肉だ。
「ローストビーフにできるようなお肉の塊はありますか?」と聞くとあろうことか、たった今売れてしまってないのだという。
最初から暗礁に乗り上げてしまった。
悩んでいる暇はないのでサティへ向かう。
昔、よく通った馴染みの肉屋へ行って同じ質問をすると、店員がすぐ目の前のショーケースを指差した。ケースから体を離して胸元を見ると、牛モモ肉のブロックが3つも並べてあった。
「よしゃあ!」
7,8センチ800グラムとはいかず5,6センチで400弱だったが背に腹は代えられない。それを二つ買って踵を返し再びマルイへ。
時間が限られているというのにいつも詰めが甘いのはどうしてだ?
買い物リストをクルマに置いてきてしまった。一番遠いところに駐車したから取りに戻ってる暇がない。
福島に行くのに入念に準備した地図が風で吹っ飛んだことをちょっと思い出した。デジャブだ。
だがまあ「書く」という行為は相変わらず素晴らしく、だいたい頭に残っているのであった。
それでも「あー、いけね!アボカド忘れてた」「いけね、ガーリックパウダー買うんだった」「あれ?マッシュルー買い忘れてる」「おっと、その前にクルトンどこだ?」といった調子で作る品ごとに食材を思い出しているので「野菜」「肉」「調味料」売り場を行ったり来たりとかなり効率が悪いのだった。
これで全部揃ってようやく済んだー、と思ったら肝心の海鮮をすっかり忘れていたのだった。
アホや。
「はーい、本日は大間の生マグロが入っているよー!めったに入らないよー。しかも、たぁ~っぷり入って安いよー」と、だみ声のおっちゃんが威勢いい。
とりあえずそれだ!わざわざ海老名に寄った甲斐があったというものだ。さすが中島水産!
あと「貝詰め合わせ」「サーモン」「ホタテ」「イクラ」「イカ」にした。これだけあれば立派な海鮮丼になるだろう。
最近、めっきり台所に立たなくなったので家に何があって何がないのかがわからず、マイハニーに「○○ある?」とかメールしながらの買い物でとにかく忙しかった。
最後にサービスの氷を入れることを忘れない。
今度こそ終わって「さあ帰ろう」と思ったら、ケーキを忘れていた。
マイハニーが「トップスのケーキが食べたい」と言っていたのを覚えていてよかった。
ところがいくら探してもトップスのブースがない。暫く来ないうちにあったはずのトップスが撤退してしまったようである。
くそー。
これで小田原のロビンソンに寄らなければいけなくなってしまった。
結局、家に着いたのが5時である。
予定より1時間遅くなってしまった。
幸いなことにマイハニーは別件でお義母さんと出かけていて帰宅が7時ぐらいになるという。
よし、8時完成を目指してがんばろうではないか!
そして完成品がこれ。
さて、次回は上の写真ができるまでの厨房奮闘記をお送りいたします。
↑最後まで読んで頂きありがたき幸せでごんす(@^0^@)
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