新潟 小島屋で「へぎそば」をいただく
走り出してすぐに気づいたがtoru忍者はライトもキセノンに換えてあり、とても明るい。
一方、後ろを走っていたtoruさんも「Ninjaのテールランプは明るいですね」と新たな発見。
「明るい」と言っても影丸のテールランプは何もいじってないのでこれがデフォなのだ。最初は接触が悪くてブレーキランプが付きっ放しなのかと思った。
だが後で自分もtoruさんの後ろを走ってよくわかった。確かに明るくて視認性がよい。
けど、それだったらヘッドライトを最初っからもっと明るくしてくんないかなー、と思った。
40キロぐらい走ったところの上里SAでちょっとだけ休憩し、すぐまた走る。
高速100キロ巡航ならNinja400Rは申し分ない走りである。
そこからの加速もまんざらではない。そりゃまあ400なりなんだろうけども。
やがてでかいトラックの後ろを走る一台のバイクを発見。
おお!あの黄色い結束ベルトは!
隊長か!?
近づくと札幌ナンバーだ。間違いない。
ピースサインを出して追い抜く。
てっきり7時ぐらいにゃ赤城高原SAについてゆっくりしてるもんだと思ったが追いついちゃったよ。
開口一番、隊長は「寝坊しちゃったよ」と追いつかれたことが相当残念だったようだった。
隊長、だいじょぶ。それでも到着したのがちゃんと待ち合わせ時間の7時45分ぴったしだよ。
二ヶ月ぶりの再会だし、会うのは2回目なんだけれど、なんかそんな感じがしないのが不思議である。
初対面の隊長とtoruさんが挨拶を交わす。
いいねえ。仲間が増えた瞬間だよ。
高原のソフトクリームをいただいたあと、次の休憩地へ出発。
隊長はトンネルが大の苦手である。
今回のツーリングでおそらく彼にとっては最大の難関であろう関越トンネル(約11キロ)が大きな口を開けて彼を待ち構えている。
な、もんだからその手前の谷川岳PAで休憩するのだそうだ。気合を入れ直すのかな?ここから30キロ弱先だ。
一方、ここまで維水志が先頭を走らせてもらったが、隊長参加で各自自由に次の目的地まで走るスタイルに変更となった。
するとどうだ?
toru忍者がすごい勢いで先行していくではないか。
「はやっ!」
あれ?安全運転なんじゃ・・・。
後でわかった。
彼は・・・・
せっかち
なのだった。
維水志が集合場所に40分前に着いた時点より前に彼は到着し、すでに朝食まで済ましていたのだ。
いやー・・・。赤城高原まで苦痛だっただろう。
この後も彼が「せっかち」であることを証明する行動が時折顔を出すのが・・・
おもしろいよ。
ともかくこの後もガチョウさんが一番手に出発し、80キロ巡航のそれをtoru忍者、影丸が追い抜いていくというパターンになった。
影丸は関越が2車線になって以降95キロ巡航だからおそらくtoru忍者は120あたり・・・。
塩沢石打SA、越後川口SAと小刻みに休憩を挟み、いよいよ終点の長岡ICである。
ETCでスムーズにゲートを出たNinja二人は、おそらくは後ろのクルマをかなりイラつかせているであろう、ゆっくりと料金を支払い悠長にグローブをはめる隊長を待つ。
ここからはナビつきの隊長が先頭になる。
さて、ナビと言えば、維水志、ここから先はそば屋の名前以外何も調べていない。
で、なぜその店を選んだか、と言うと、単身ライダーさんとの合流場所、スノーピーク工場に一番近かったからである。
そしてこの小島屋、支店がたくさんあるのだが、長岡ICから一番近いのにした。
実に効率が良いではないか。
やるなー、維水志。
と、ここまではよかった。
ところがナビで検索すると、その店が、なんと!
駅ビルの中に入っているという。
あちゃー。
やっちまったか。
ま、まあでも駅ビルったってどーせしょぼい駅なんだろうからどこにでも停められるべ。
と、思ったが甘かった。
え?
長岡駅ってこんなにでかいん?
駅ビルらしきものは見えるのだがいかんせん停める場所がない。
時間もいつの間にか予定の11時を回ってしまっている。
やべー、と思いながらしょーがなく隊長の後ろを付いていくと、どーやらナビが示しているらしい駅の裏側に到着した。
だが、どこを見ても駅ビルらしきものはなく、途方に暮れていると隊長が道行く親子に尋ねている。
するとどうやら1ブロック先ぐらいに店があるのだという。
あれ?
駅ビルなんじゃないの?
偶然とは恐ろしい。
たまたまもう一軒、すぐ先に支店があるらしい。
駅ビルだとばかり思い込んでいたからなかなか見つけられなったがようやくたどり着いた。駐車場もあった。ラッキー。
なかなか風情のある店構えである。
安堵して中に入り蕎麦を注文。
お勧めもあったが、
天ぷらそば1680円を注文。
布海苔?が盛り込まれている蕎麦で食感がツルっとしていて実にうまい。
みんな「うまい、うまい」と言いながら食べている。
自分もおいしい野菜天に舌鼓を打ちながらそばをすすっていると突然、隊長が、
「維水志さん、どや顔ですね」
とおっしゃる。
「へ?」
要するに「どーだあ、おまえら、こんなおいしい店を見つけたこの維水志様に感謝せいよ」と言わんばかりの顔つきだったらしいのである。
相変わらずのkazu節に笑っちゃったし、やっぱこれじゃないと隊長じゃないね。
しかもそれが「さっきまでの『やっちまったー』って顔とすごい対照的」だったらしいのである。
そしてこのエピソードは宴のときも酔っ払った隊長の口から幾度となく語られるのである。
伝説作っちゃったー。へへ。
さて、腹を満たし、いよいよ単身ライダーさんの待つスノーピーク工場へ向かうぞ。あと30キロちょいだ。
ここで蕎麦屋を出る旨をメールで単身さんに伝えるのを忘れない。
だって、ほら、
隠れててもらわないといけないからーヽ(*>∇<)ノ
↑最後まで読んで頂きありがたき幸せでごんす(@^0^@)
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