懐かしいなあ、レコード
いらないもんを整理していたら、小田原に引っ越してくるときに捨てるに捨てられずに持ってきてしまったレコードが出てきた。
いまや「レコード」という響きは「ワールド・レコード」みたいに「記録」という意味合いのほうがピンと来るだろう。
若い世代にしてみたら「それ以外にあるんか？」ということになってしまうか。
とにかくお役御免になってしまったレコードだが、価値があるものなのかと思って取っておいた。
だが、ネットで調べたら、買い取ってもらえるのはごく一部で歌謡曲なんかはほぼお払い箱のようである。
（情報が間違ってるかもしれないが）
じゃあ捨てんべー、と思ってゴミ分別を調べるとレコードは（小田原市では）「燃せないゴミ」となっていた。
「マジか。『燃せないゴミ』の収集は月1回でもう今月は終わっちまったやんけ」
とにかく小田原市は人から重い税をふんだくってくるくせに行政がちゃんとしていない。
海老名市のときなんか毎週燃せないゴミの収集があったのに・・・。
もう少しまじめにやってくんねーか。
それはともかくジャケットは紙類、レコードが入ってる袋はビニール類、レコード本体は燃せないゴミと3種類にも分けなくちゃなんなくて面倒臭いったらない。
で、ただ捨てるのも寂しいから何枚かは写真に撮っておくことにした。
懐かしいね。
なんか最近ニューアルバムを出したって、まだ活躍中なのかよっ！って突っ込みを入れたくなった。
中学のとき、KISSが好きなやつがいて、そいつの影響で買ったんだったと記憶している。
そいつがエレキが上手で、それまでアコースティックだった自分もこのあたりからエレキへと移ったのかもしれない。
4枚組だ。
一体いくらしたんだっけ？確か高1になる前の春休みに本屋の教科書販売のバイトで稼いだ金で買ったんだっけか？中学生にとっちゃ相当高価だったはずだ。
お面とかが付録でついていた。
いらねー。
高校になるとギターがさらに上手な連中がいて、とてもそれにはかないそうもないのでエレキベースへとパートを変えた。
もう伝説の人だよね。Char。
デビュー当時はまだ歌謡曲というジャンルの中に押し込まれていたが、「闘牛士」のギターソロは歌謡曲とは思えないかっこよさがあったなー。
ヒットしなかったけど5曲めぐらいのシングル「ガール」だか「マイガール」だかの間奏は圧巻。
高1のとき「気絶するほど悩ましい」をコピーしたか。
高1～2期ぐらいはいろんなジャンルをやったね。これはいわゆるジャパニーズ・フュージョンの走りだね。
いわゆるA面、B面ではなく、Soft SideとHard Sideというわけ方が斬新でカルチャーショックを受けたものだ。
そーいやA面、B面ってのはもう存在しないわけだ。
「モーニングライト」「サイクリング」「ラブミー」は名曲だね。
これねー。
もう最高ね。
こりゃ確か高3のときに「Catch the Rainbow」やったんだわ。
ギターソロがバイオリン奏法ってやつで、結構な見せ所をギター担当が見事に演奏していたのを覚えている。
あと写真にはないのだけれど、高校時代に一番コピーしたバンドは「四人囃子」ってやつだった。
だれも知らないんじゃ・・・。
きたーっ！
どうよ。
榊原郁恵じゃなくて高田みづえっていう。
「硝子坂」に「だけど」だぜ。
これ、確か友達のを返してないままっていう・・・。
維水志にとっての青春バイブル的存在だね。
夜中にラジカセで松田聖子をみんなで歌いながらドライブするなんて経験は今の時代の人は皆無だろう。
みんなで歌う、とかないよね。
むしろ、それぞれが違う曲をイヤホンで聴いてる、とか、そんな感じ？
これはたぶん7つ下の妹が買ったものと思われる。
おもしろい。こんなものもあった。
この大滝楽器店ってのが近くの大口商店街の中にあって、レコードと言えばここで購入したものだ。
もうないかも。
これは一体・・・？安田成美。
自分で買った記憶がない。
いずれにしても今となっては燃せないゴミなのだ。
なあ、ニャンちゅう。
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