東京湾フェリーで南房総へ
今回はkazu隊長の発案で久里浜から東京湾フェリーで南房総に渡ることになった。
で、てっきり始発の6時20分発のフェリーに乗るのかと思いきや、出発の3日前ぐらいに隊長から「家から久里浜まで3時間以上かかるから9時20分のフェリーきぼんぬ」という泣きのメールが入った。
まあ発案者がそう言うなら仕方があるまい、と企画担当としては快諾したのだが、ふと、「え?3時間!?じゃあ隊長んち(築地)からじゃ直接千葉に行ったほうが断然近いんじゃね?」と思った。
だが、いくらなんでも3時間は大袈裟だ。きっとアクアラインのトンネルが嫌なんだろう、とそのままフェリー案で行かせてもらうことにした。
で、行程を考えてみたら9時20分では遅すぎることが判明。ここは譲歩してもらい、8時20分発に乗ることにして・・・。
09:00 浜金谷着
11:00 「渓流の宿 福水」にて日帰り温泉を堪能
12:30 「海鮮料理 ばくだん」にて昼食
14:00 「キャンピングヒルズ鴨川」着
17:00 キャンプ場の温泉
18:00 宴開始
と、まあざっとこんな感じになった。
あと二日目は、これまた隊長ご所望の勝浦タンタン麺をお昼に食べることだけが決まっているので、候補の店だけを絞っておいた。おそらくそこで解散となるだろうし。
た、たっのしみ~ヾ(@^▽^@)ノ
で、前夜、天気予報を見ると、なんと、朝だけ雨になってやがる。
バカヤロウヽ( )`ε´( )ノ
前回、新潟の帰りに台風と対決して靴の中がぐしょぐしょになり、すんげー気分が悪かった。
あの苦痛だけはなんとしても避けたい。
おかげで前夜は防水対策に追われて寝るのが大幅に遅れてしまった。パッキングは昼間にスムーズに済んだのにもかかわらず、だ。
当日、朝4時55分起床。
8時20分発のフェリーに合わせ集合時間は7時半前後(これも実は7時50分くらいでいーわけで・・・)。
ナビタイムによると、維水志宅から久里浜までは60キロそこそこである。90分もありゃ余裕で着くはずだから本当は家を出るのが6時ぐらいでよいのだ。
が、福島や新潟キャンプの際はいずれも4時台の出発だったためか6時ではどーにも落ち着かないのであった。
これでは誰かさんのことを「せっかち」とはとても言えない、と思ったが、平日だし早いほうが道もより空いているだろうとふんで5時半出発とした。
体中にカイロをまとった。ジャケットは一応防水仕様だがその上からレインスーツも着込んだ。足には即興で作った防水カバーを装着!
完璧だ。
気合いを入れて外に出ると、
雨、降ってねーし。
しかもあんまり寒くねーし。
だが、仕方がない。また降り始めるかもしれないのでそのままの装備で出立だ。
結局、家を出たのが5時20分。さらに10分早くなっちゃった。
順調。
西湘バイパス、海岸線共に交通量が少なく快調に飛ばせる。
今回も道を間違えるわけには行かないので、曲がるポイントとなる信号名やそこまでの距離は入念に頭に叩き込んでおいた。
到着まで残り4キロを残したところですき家を発見。朝食を取る事にした。
まだ6時40分だ。
ここまで平均速度45キロぐらい。これからもこのルートは使うことになるだろうからしっかり記録しておこう。
重装備を解いてのんびりと朝カレー30円引きを食した。
結局、ここまで雨は降らずじまいであった。
しょーがあるまい。それでも明日の夕方からも降るらしいから昨夜の努力は無駄にはなるまい。
余裕の7時ちょい過ぎには現地到着。
だが、やはり。
すでに到着している倶楽部員がいた。
やっぱりせっかちな誰かさんである。
再会は新潟キャンプ以来で約2ヶ月ぶりであるが、なんか久しぶりな感じはしなかった。
暫くするとこれまたデジャブのごとく7時半きっかりにkazu隊長が到着(確か前回の待合せも関越自動車道のSAに7時半だったが、その時も彼は時間通りだった)。
toruさんの積載量がパワーアップしている。なんでも総重量が50キロだそうである。タンデム?それでもサイドバッグのおかげでだいぶバランスがよくなったらしい。
これで今回のメンバーは全員集合。
なんか単身ライダーさんがいないのが初めてだから違和感があった。隊長いわく、
「浜金谷で隠れて待ってるでしょ」
そんな感じがしないでもないからおかしい。
約2ヶ月ぶりの再会に盛り上がっているとやがて乗船時間になった。
平日だからか、バイクは我々以外に2台。乗用車も30台あるかないかぐらいだった。先着順で乗船するというから間に合わなかったらどうしようかと思ったが、取り越し苦労だった。
バイクはローギアに入れて停める。しっかりと固定しくれるから安心だ。荷物もつけっぱなしでよい。
三浦側。
フェリー内。広々としていて快適な空間だ。
フェリーに乗るともう房総半島が見える。航行時間は40分だからもうあっという間である。
潜水艦が見えた。
ソフトクリームを食べながらまったりとする隊長。
僅かな時間だが、ゆっくりとくつろぎたい。
酷評される防水カバー。
隊長なんかは「濡れてもいーから、こんなのだけはやらない」とおっしゃる。
ふ、せいぜい笑うがいーさ。でも足は濡れず、きっと快適なはずだぜ。
さあて、浜金谷に到着だ。
まずはフェリー乗り場のショップで「くじらのたれ」なる食材を隊長が購入。
ここは先日テレビで放映されて知ったのだが、千葉産の名物ならたいていは揃っちゃうぐらいもの凄いいろんなものが売っているのだった。もっとじっくりと見てみたかったな。9時から開いていた。
さて、本日の行程はナビに頼らずとも、この維水志にお任せくだされ。
(というのも、前回の新潟キャンプで合流後はナビを持っている人たちにおんぶにだっこすりゃいーやと思っていたらとんでもないことになった、といういきさつがあるので今回はしっかり下調べをしてきたのである)
地図もばっちり書いてきたし、その地図も福島キャンプのときみたいに風で飛ばされる、なんてこともなく未だ健在だ。
出発前にその地図を再確認し完璧だ!
さあ、きみたち。私に着いてきたまえ!
↑最後まで読んで頂きありがたき幸せでごんす(@^0^@)
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