宴開始!充実のキャンプめし
鴨川という駅かと思ったらそうじゃない安房鴨川という駅近くにある、イオンだと思ったらそうじゃないフローレっていうスーパーで買い物をする。
今回は酒は各自、自分で飲む分を購入することになった。このほうが人によって飲む量も違うし気を使わなくてよい。
ちなみに維水志はフルーツカクテルを3本。子供だから酒の味はよくわからないのである。次回からは4本にしよう。
一方、食材は割り勘となる。
だいたいのものは揃ったが、kazu隊長目当てのサザエが見当たらなかった。
今回、甲殻類や貝類が苦手な単身さんがいない、ということでただでさえ貝類が多いのにさらにサザエを欲するとはどんだけ貝が好きなんだ?
あと何故かエビが売っていないのだった。
そこで隊長が下調べをしておいたマルゴ水産という魚屋へ行くことにあいなった。
より海岸に近い道へそれていくとその店はあった。
最初、もう閉まっていると思ったところは事務所?で道の反対側が店舗だった。ちゃんと営業している。
見ると目当てのご立派なサザエがあるではないか!
「サザエを6つ!」と言い放つ隊長に対し、店のおばちゃんは「サザエ6つにするならハマグリ3つサザエ3つにしたら?」と推奨。
なんでも今がまさに旬であり、今日取ってきたばかりだと言うその蛤がなんとまあ立派なこと。むちゃくちゃでかい。
こりゃうまそーだ。
どっちかっつーと苦味のあるサザエより、ハマグリのほうが好きである(子供だからね)。
さらに、前回の新潟キャンプでは廃棄されてしまった鯛を「リベンジだ!」と称しまたもや購入する隊長。前回より小さいサイズで200円である。
あとここには地の野菜なんかも売っていて長ネギも購入することができた。
ここはどれも新鮮で安いし、キャンプの買出しには最高なんでないかい。隊長、あっぱれ。
ようやくキャンプ地へ向かう。
国道をそれて細い山道を登っていくと「キャンピングヒルズ鴨川」の標識が間もなく現れる。それに従って進むと・・・・、
信じられないぐらいの悪路が三人を待ち受けていたのだった。
急な下り坂に直角のカーブである。
おいおい・・・。こっちゃ大量の荷物をかかえてるんやで。
なんとか無事に到着できたが、とても危険である。
受付のおじ?おにいちゃんは対応もよく、他のお客さんが置いていった墨をくれるなどサービス満点だった。
ただ値ははるね。
サイト料5000円、風呂一人500円、薪900円×2=1800円って。
ただ薪に関しては、電話で問い合わせたときにカインズホームで買ってきたほうが安い、とまで教えてくれたのだけれど積載の関係上こちらの高い薪を使わざるを得なかった。
むーん。
今日は他に客もいなく、4サイト分ぐらいを贅沢に使わせてもらうことに。
しかし、芝がところどころ禿げていて足元がぐちゃぐちゃである。
まー文句言ってもしょーがない。テント張って酒が飲めればどんなとこでもえーんじゃ。
とにかく設営開始である。
toruサイト。このテント、どの部分からでも組み立てられる優れものらしいで。
kazu隊長サイト。雨が降らないから前室はいらないらしい。
維水志サイト。今日はちゃんとマニュアル持ってきたから自分で設営した。
こんなふうに贅沢に場所を使っている。
toruさんが一人で設置したターフの下でなにやらたそがれる隊長。
なんでしょう?フェリーでもそうだったけど、時々こうして一人でたそがれてる時があんだよなー。
もしかしてこれから訪れる何かとの別れを惜しんでいる?ま、まさか限られた命とか?
た、隊長~!
まー冗談はさておき、いよいよ宴開始だ。
中トロが安く売っていたので、
大場と茗荷を加え、
一品目が完成!
おお、ちゃんと中トロだよ。うまい!
そして・・・。
今回の隊長の目玉、B6くん。なかなか便利なものだと思う。
で、蛤。でかっ!
これ、遠近法じゃない。手はちゃんと真横に寄せてあります。
くーーーっ!開いてきたーーーっ!
食うぞ、食うぞー!
めちゃくちゃうまい!
そして、サザエだーっ!
いやね、こんなうまいサザエ食べたの初めてよ、わたし。しかもでかい。
あ、なんかね。蓋がついたまんまのサザエなんてね、食べたことなくてね、隊長に「中身を取ってください」ってお願いしたら「しょーがねーなー!」ってキレられてしまったんだよ。
そして謎の物体、「くじらのたれ」登場!
うむ。ビーフジャーキーの塩っ辛いバージョンのようだ。隊長は維水志が塩辛いものが苦手なのを覚えてくれていて「失敗したー」とおっしゃってたけど、これぐらいなら全然オーケーですって。
それより、そうして覚えていてくださるのは嬉しいね。ああ見えて配慮の多い方なのよ。部下は幸せだねー。
あ、でもせっかく覚えてんだからその知識を使ったほうがいーよね。マルコメさんの玉ねぎのときもそうだったね。
そして、ばくだん丼のときからいささか生肴が続いたので少し飽きてきたためあぶりトロに。
これがまた違いが楽しめていーわ。
そして満を持して登場!隊長がキャンプ前から我々の口に合うか、と気にされていたラム!
ぜんっぜん問題ない。これ、もの凄くうまいっ!
「ぽにょ、そーすけ、だーーーいすきっ!」
というセリフを思い出した。
「維水志、ラム肉、だーーーーいすきっ!」
隊長特製のタレか塩コショウでいただく。維水志的には後者がお勧め。
ここでtoruさんが参戦!コロダッチ?で作るキャベコンだ。キャンプで隊長以外の人が作る料理は実はこれが初めてで、記念すべき一品である。
いやキャベツがあんまい。
はい、ここで風呂タイム。時間が8時から9時、と決められている。
ぬるい・・・。
はい、気を取り直して再び宴開始!
次は鍋だ。
どーよ、これ。維水志、初のお役立ち道具「ちり鍋23センチ」である。
そしてここでも貝が巾を利かせている。
でかいのが「白貝」って隊長が言ってたっけかな?北海道じゃよくあるらしい。
これがまたうまいね。貝ばっかで飽きるかと思いきや全然そんなことなかった。
そして隊長お勧めのフリーズドライ食品とは思えないトムヤムクンだ。
確かにとってもおいしかったよ。すっぱ辛さがたまらん。
そーして会話も弾みながら夜はふけていくのだった。
?
あ、リベンジの鯛めしの写真がない。
むーん。
実は骨だらけであんまりうまくなかったのだ、これが。す、すまんっ!
眠い。寝る。
最後はそんな感じ。
↑最後まで読んで頂きありがたき幸せでごんす(@^0^@)
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