宿泊棟体験
＜昨日の続き＞
タジスタ工務店の宿泊棟は新しい分譲地にある。
わりと電車の路線が多い神奈川県内なのに、こう言っちゃ悪いが「最寄の駅は一体どこなんだ？」とまるで検討がつかないぐらい辺鄙なところにあった。
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そんな土地を、タジスタ工務店がまとめて買い取って家を建て、その中の一つを宿泊専門施設としたのだそうだ。ちなみに様々な実験も兼ねているという。
何はともあれ夕食までサービスでついてくるというのだからわくわくするじゃないか。
そしてこの宿泊体験、ずいぶんと人気があるらしく、土日は予約でいっぱいだというから驚きだ。例によって平日行動が中心の維水志はすぐに予約がとれたのは言うまでもない。
営業さんいわく、住宅地内は複雑でわかりにくい、というので近くのコンビニで５時に待ち合わせることに。
少し早めに着いたので夜食のデザートでも、とコンビニで買い物をしたのだが無駄になった。夕食どころか飲み物やデザートまで用意されていようとは・・・。すごいサービス！
5時。営業マンと合流し早速宿泊棟へ向かう。
着いた。おお、今風の、なかなかおしゃれな外観である。アイキューブとかいう商品だそうだ。
「家」なのに「商品」と呼ぶのも奇妙な気がした。
なんと160㎡もある土地に余裕の建て方をしている。車が3台分も停められる。
中に入ると・・・。
あ、あったかい。
営業さんが昼に一度来て床暖房を入れておいてくれたのだそうだ。ちなみにエアコンはつけていない。
全室わざとドアを開け放してあり、また吹き抜けがあるにもかかわらず室内はもう暑いくらいで、上着をそそくさと脱いだ。
現状の住まいの寒さを考えるともうそれだけでここに決めてしまいたくなった。
白を基調とした、明るいデザインにしてある。
で、一通り設備の説明を受ける。
ロストガードという屋内と外気を交換する独自のシステムがあり家の中の空気が新鮮に保たれると言う。そのため普通の家では見たことがない、通気口が床にあったりする。またキッチンの裏手の戸裏に見慣れない機械があったりする。
こちらもいろいろと質問攻めにしているうちに随分と話しが長くなっていたが、玄関のチャイムが鳴ったところで一時中断となった。
夕食の宅配寿司が来たのである。
まあ宅配寿司だから高が知れているが、文句は言うまい。聞こえちゃったが二人前で3,700円ぐらいだった（高っ）。茶碗蒸し、サラダつきである。
で、翌朝10時に清掃が入るので、それまでは風呂をはじめ、全ての施設を自由に使ってよいのだそうである。冷蔵庫の中身も。
そう言って、営業さんは去って行った。
早速ＩＨ調理台でお湯を沸かして晩餐となった。
腹いっぱいになったら早速中をじっくり見学だ。
マイハニーにいたっては半ば「あら捜し」みたいな感じだった。
やれデザインがちゃちいだの、営業が言ってることが大げさだの、キッチンが使いにくいだの・・・だそうだ。
一方、維水志も気になったのは、歩く音である。
家の遮音性能がよい、ということは室内の音はそれだけ反響することになるからだろうか？随分と歩く音が室内に響いていた。
「体重が重いから」とおっしゃらないでね。
で、いろいろとやってみたい維水志は、まずは風呂を試してみた。
タジスタ工務店の風呂は6時間でも1度しか温度が下がらない浴槽、というのを謳っていたが、そんなのよりクリアミストにサウナ、ジェットバス機能までがついている風呂自体を楽しんでみたかった。
いやー。快適快適。極楽極楽。
あ～あ。これが自分の家だったらなー。
もちろんバスタオルからドライヤーまで完備されている。
続いてマイハニーも風呂を体験。
パソコンもないので11時ぐらいになったらやることがなくなった。
するとマイハニーが「ＩＨで調理をしてみたい」と言い出した。
調理道具は一応一通り揃ってはいるが、まず材料がないし、カレーを作ったとしてそれを持ち帰る鍋がない。
まあいったん帰宅して鍋を取ってくるついでに買い出しもしてくればできなくはないが・・・。
で、結局そうすることにした。
そ、外が寒すぎる。
夜中なのでクルマをぶっ飛ばしたら買い物時間を含めて往復で90分ぐらいで帰ってこれた。
で、夜中にカレーが完成。
ＩＨでも問題なく調理はできるそうである。
寝る。
起きる。
さて、結露どかはどうだろうか？
つづく
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