今回、塗装するー
「今回、塗装はスルーします」ですが、なにか？
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スルー、つまり塗装を断念するに至ったいきさつ。
当初「どうせ色を塗るなら違う色にしたい」と、ホワイトにこだわっていたが、「別に白じゃなくてもいーんじゃね」と思うようになった。
その理由が、ネットで影丸と同じ型のNinja400Rの画素数のでかい写真を見て「やっぱ黒はかっくいーわ」「今はこの色、売ってないんだし・・・せっかくの影丸ブラックだからなー」と思ったからである。
でも黒に黒を上塗りするのがどーも面倒くさい。
どーにも気が乗らないので気分転換にナッポスにでも行ってみることにした。
スクリーンを外したままだったので装着しようと外へ出、改めて影丸を眺めてみる。
ん？
これ、黒は黒だけど、パール系じゃないんか。
よく見るとキラキラしている。
こ、こりゃ普通の黒を塗ったら台無しになってまうがな！
むーん。
とりあえずナッポスへ。
ウエストバッグを見にいっていろいろ物色をした後、一度は帰りかけたのだが、ふと思い立って店員にパテについて尋ねてみることにした。
実は今朝、カワサキにじかに電話してカウルの素材についてたずねたところ、「公表してない」とあっさり断られてしまった。
だがこのまま只では引き下がれない。
「車用のパテとかでだいじょうぶですかね？」と、何とか食らいつくと
「あれは金属用ですから」と言うので
「バンパー用とかのです」とさらに粘ると
「んー、まだそっちのほうがいいかもしれません」
と、うやむやにされて終わった。
なのでここが最後の砦なのだ。
するとメンテ担当のお兄ちゃんが出てきたので事情を説明すると、影丸をじかに見てくれた。
「あー、これなら・・・。ちょっと待ってください」
と言うとおもむろに店内に戻りペースト状の何かを持ってきてキズをふき始めた。
「キズが中までいっちゃってるのは無理ですが、浅いのならコンパウンドで何とかなるかもしれないです。とりあえず目立たないようにして、深いのはタッチペンを使ったほうがいいですよ」
と、アドバイスをしてくれた。
それで、そのペーストだがSHOEIからメンテ用に提供してもらってるものだという。
それと同じ商品はあるか？と尋ねると、SHOEIはメット会社なんでケミカルはやらない、その代わりにこれと同じ成分なのがある、と、冒頭の写真のを紹介してもらった。
さらに、カワサキからタッチアップペイントも出ているので探せば同色があるかもしれない、と言われた。
それだな。
今回はそれだ。
コンパウンドでどこまでやれるかわからんが、とりあえず目立たないようにすることが先決だろう。
まるで割引のなさそうな商品だったが、懇切丁寧に対応してくれたお兄ちゃんに敬意を表してそれを買って帰宅した。
従って・・・・
塗装、凍結！
↑「えー、諦めちゃうの！？」「それで正解でしょう」と、いろいろあると思いますが・・・
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