西伊豆キャンプ 撤収編
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そうなんですけど、やはり標高が高いとまだまだ寒い。
前夜、隊長に「千葉のときは寒くて寝られなかった」と告白すると「いいのがあります」と言って、またまた譲ってくださったのが「エマージェンシーシート」というものだった。
なんでもいざと言うときに体に巻けば寒さを凌ぐことができる、科学的根拠に基づいて発明された優れものだとおっしゃる。
銀色に光るそれを寝袋の内側に巻いて寝ればだいじょぶなのだそう。
ありがとうございます、隊長!
さすが隊長。部員の健康まで気遣ってくれるなんて・・・。私はこの部に入ってよかったです。
で、言われたとおりにやって寝床に入る。
それこそ最初はシートのこすれる音が耳についたが、暖かかったからだろう、やがて寝入ってしまった。
ところが朝、寒さで目が覚めた。気がつくとシートの内側が汗で濡れている。そのせいで服も湿っていた。
暑くて寝袋を剥いでしまったのか、その水分で今度は体が冷えてしまったようだ。
エマージェンシーシートとはそれほどの効果があるのか。5,6回は使い回しができるというので大事に使いたい。
外の気配で隊長が起きているのがわかったんで自分も起きることにした。
6時起床より少し前だったか。ありがたいことにすでに火が熾されていた。
暫く温まって朝食の準備に取り掛かる。
すると、隊長からいきなりベーコンエッグを調理せよ、という命令がくだった。
カッパ橋でゲットした隊長新作の鋳物を使うんだそうだ。
だが結果はどうだ?
スクランブルエッグ&ベーコンになった。
そしてこれは料理とは言わぬ。
まあ、あれだね。家での調理とキャンプ料理は別だね。
隊長は「維水志さん、家では奥さんのために結構料理作ってるじゃないですか。なんでできないんです?」とおっしゃるが、調理器具がまるで違うんで勝手がわからんのだ。
だから今までキャンプでの料理に関して手出しどころか口出し一つしなかったのである。
一方の隊長も炊飯実験をやっていた。固形燃料を使ってやってたのかな?時間を計ってたりした。
やはりこうやって何回か使ってみないと感覚がつかめないわけですよ。
ゆめぴりかの海苔バターご飯。
いけてますわー。この海苔とバターの量ならご飯がもう少し多くてもいいかな。
そして朝の目玉。
伊勢海老の頭とキンメのアラから取ったダシでいただく味噌汁。
三つ葉を散らして・・・・
やば、これ、うまっ。
味噌の量が少ないかと思ったけれど、ダシが聞いてるからそれで十分だったね。
暫く余韻に浸ってボケっとした。
何か足りないなー、と思ったらコーヒーを入れるの忘れたよ。せっかく持ってきたのに・・・。
ここで余裕をぶっこいて撤収にやたら時間を食うことになった。
予定ではキャンプ場9時出発なのに、すでに9時をまわっていたのだった。
二日目の予定はこうである。
9時 キャンプ場出発
亀石峠ICからスカイライン経由
11時前 大観山ビューラウンジ着
ターンパイク経由
11時半 小田原おでん本店着
食事後解散
これにより隊長が懸念していた高速渋滞を回避することができるだろうと思った。
日曜日に東名上りの渋滞が発生するのはたいてい午後2時過ぎぐらいからだろうからね。
でもこれでおじゃんだわね。まあしょーがないわね。
やがてキャンプ場を出発。
維水志、先発先行。
昨日は積載なしで長い距離を走った分、今日はまた随分と勝手が違う。危うくセンターラインをはみ出しそうになった。
やはり排気量が小さいとこーゆーところでもろに影響を受けるようだ。
昨日の事故のこともある。慎重に慎重に。
やがて分岐点が現れたので待つ。
・・・・・・・。
・・・・・・・。
隊長が、来ない。
どーしたんだべ?慎重に、と言っても、いくら何でも遅くないかい?
ありゃ?
もしかして隊長のナビが反対側のコースを示したのだろうか?
確か反対側から修善寺温泉地街を通っても同じ道に出るはず・・・?
うーむ。このままだと次に合流するのが亀石峠になってまう。
維水志、意を決して分岐点を右折、そちらの道へ進む。
そちらの道へ進んだ、と思っていたが結局元の道に出てしまったようだ。
アホや。
だが、それが功を奏した。
車の3台先にガチョウさん発見!
あー、また先に出たはずの維水志が後から現れるパターンだ。
で、後から来た影丸に隊長が驚いている様子。抜かしたあとハザードを出して停車する。
すると、「キャンプ場出口で立ちゴケしてました」と隊長。
ええっ!?また!?
なんでも右肩下がりの出口で一時停止しようとした足場が思ったよりへこんでいたらしい。
双方なんともないようなので安心したが、隊長は腰をだいぶ痛めたようで・・・。
うーむ。今回は彼にとってトラウマキャンプとなってしまわなければよいが・・。
それにしても維水志、共にツーリングをしているのに、倒れたところを2回とも見ていないのである。
気を取り直して亀石峠ICへ向かう。
途中まで隊長に先導してもらったが、精神的にもだいぶ疲弊されているようでライディングがおぼつかない。積載のせいもあるだろう。
がんばれ、隊長!亀石峠から入ってすぐに休憩できるところがありますよ!
つづく。
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