土地を見てまわる
昨日の記事の続き。
その良さげに思える工務店が、初面談の帰り際に、いま売りに出ている土地の一覧表をくれた。
気に入った土地があったら印をつけておいてくれ、ということでこちらの予算と建築候補エリアに見合ったリストを作ってくれたのだった。
ここは不動産部もあり、まだ世間に出回ってない宅地化中の土地の情報もくれるのだ。
・・・・・?
(あれ?言わなかったっけか?いや、言ったよな。今すぐに家を建てるわけじゃないって。1年以上先の話しだって・・・)
工務店に渡すはずの我々のデータが載っている資料をスモーに作ってもらったのだが、それを持ってくるのを忘れてしまった。
だからたぶんちゃんと話しが通じていないのかもしれない。
工務店側もスモーに報告義務があるらしく、その資料が必要だと言う。
なので翌日にそれを持ってくることを約束し、そのついでに目ぼしい土地に印をつけたリストも渡すことになった。
で、日曜日を過ぎても工務店からは何の連絡がなかったんで、てっきり事情をわかってもらえたもんだと思っていたら、火曜日に電話が来て例のリストの詳細版を今から届けに来たいと言う。
そして来るなり、「実際に土地をご覧になりませんか?」と誘いを受けた。
(あれ?見たってすぐ買うわけじゃないから、今空いてる土地なんてどーせ1年後にゃないんじゃ・・・。それなのに土地見てもなー。あ、もしかして勉強のため?あー、そーなの?なら実際に見ておくのはいーかも!)
「じゃ、明日は仕事が始まるのが遅いんで、いきなりですが、明日でお願いしてもいーですか?」
と、土地見学をすることになった。
当日、午前10時に工務店に集合。まずは見て回る土地を選別する。
5,6個ぐらい見せてもらえるのかと思ったら、10個以上見て回るというから驚いた。
(・・・・・・もしかして、勘違いしてる?い、いや・・・。きっと勉強の協力をしてくれているのだ)
だが、回り始めて彼の発言を分析するにつれ、やはり勘違いしているということに気がついた。
・・・・・・
まあ、もう始まっちゃったから。
知ーらない、っと。
そして約3時間かけて11個の土地を見学したのだった。
車の中では常時、「今まで見た中ではどれが一番いいですか?」と聞かれていたのだった。
そして最終的に3つに絞ってくれ、とまで。
工務店に戻り、選別しながら事情を話すとようやく理解できたようで、一気にトーンダウンしていた。
うむ。俺たちは悪くない。
まあ、あちらさんはとてもガッカリだったろうが我々にとっては実に充実した時間だったのは確かだ。
それでわかったのは、
「土地選びからしてもう大変」
ということだ。
何を重視するかということは、それと同時に何を諦めなきゃいけないか、ということでもあり、それがなかなか踏ん切りがつかないのである。
駅からの距離、広さ、方角、価格、周りに建っている家の状況、買い物へのアクセスのしやすさ・・・。
そしてこれら全てが自分ひとりではなく、話し合って決めていかないといけない。
あ、頭が痛い・・・。
こんなんで、いざ購入の時期が来たときに、すんなりと決められるものなのだろうか?
いや、決まらんね(反語)。
↑「住めば都だからだいじょぶだ。どーにでもなる」と、思われたら・・・
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