ムルティと1200GSを比較する4
一応、このシリーズ、今日でおしまいです。
にほんブログ村←「これだけのネタでよくもまあ4回もひっぱるわ・・・」と呆れても・・・
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今日はタイヤのサイズだ。
バイクタイヤは前後セットものではなく、バラで買っちゃうとかなり割高になるということをNinja400Rで学んだ。
だからタイヤ等の入手しやすさについても調べておきたい。
青字がNew R1200GS
赤字がムルティストラーダ1200S(2013)
のカタログデータ。(各HPより)
タイヤサイズ
フロント:120/70 R 19
フロント:120/70 ZR 17 ピレリ製スコーピオン・トレイル
リア:170/60 R 17
リア:190/55 ZR 17 ピレリ製スコーピオン・トレイル
出た。ムルティのスコーピオン・・・。
これ、セットでもむちゃくちゃ高かろうよ。でも他社にも同サイズのセットはあるようだからだいじょぶかも。
それに対して・・・・
出た。GSのフロント。19インチの。
調べたが、セットはおろか、フロント19インチで120/70っていうサイズ自体がほとんどないんですけど・・・。
ふ・・。
これだけのバイクに乗るやつがケチケチすんなってことですかい・・・。
あー・・・・。なんか距離を感じる。
んだけども、Ninja400Rと違うのは天下のBMW、R1200GSである。
そのメジャーさはまさに「勝てば官軍」だ。
そのうち各タイヤメーカーから「R1200GS専用」みたいなセットものが出てくるんじゃね?
だが「BMW」という冠がついているから結局、結構なお値段になっちゃうんだろうね。
さて、あとはその他の比べられそうなデータを並べておこう。
ホイール
フロント:アルミキャストホイール 3.00 x 19
リア:アルミキャストホイール 4.50 x 17
フロント:軽合金10本スポーク 3.50×17
リア:軽合金10本スポーク 6.00×17
なぜ19インチかなぁ。前輪をでかくするとどーゆーメリットがあるのだろうか。
あと、GSのホイールは、クロススポーク仕様があり、それだと21,000円高いらしい。
それってそっちのほうが人気があるのかね。維水志的にはちゃりんこっぽいし、手入れも大変そうで受け入れられないのだが、まあこれも人の好みだね。
サスペンション
フロント:BMW Motorradテレレバー(モノショック)
センタースプリングストラット
可変リバウンドダンピング調整式
フロント:ザックス製48mmフルアジャスタブル倒立フォーク
電子制御コンプレッション
リバウンド調整機構
ドゥカティ・スカイフック・サスペンション
リア:BMW Motorrad パラレバー
センタースプリングストラット
アルミキャストシングルスイングアーム
WAD(可変ダンパーシステム)サスペンションストラット
可変リバウンドダンピング
プリロード油圧調整式
リア:ザックス製フルアジャスタブルモノショック
電子制御コンプレッション
リバウンド調整機構
電子制御スプリングプリロード調整機構(DSS)
アルミニウム製片持ち式スイングアーム
はい、なんのことかもうさっぱり・・・。
でもね。データには書いてないが、
実はGSもムルティと同じザックス製のサスペンションなんだ。
ザックス製自体を知らないけどね(^^ゞ
ともかくBMWのテレレバー、パラレバーは体験してみたい。
ブレーキ
フロント:フローティングダブルディスク
4 ピストンモノブロックブレーキキャリパー
フロント:320mm セミフローティングダブルディスク
ブレンボ製4ピストン ラジアルマウントキャリパー
リア:固定式シングルディスク
2ピストンフローティングキャリパー
リア:245mmディスク
ブレンボ製2ピストンキャリパー
ABS:BMW Motorrad Integral ABS(パーシャリーインテグラル)スイッチオフ機能付き
こちらも表記はないが、GSのブレーキはブレンボ製。ブレンボ製はさすがに維水志でも知ってる。(^^ゞ
それにしても両車、譲らんなー。
GSのABS、パーシャリーぷーたらがおそらくフロントブレーキをかけるとリアも連動するやつかも。
一方、ムルティのABSも同様の機能がついているようだ。
スピードが出る分、ちゃんと止まれないといかんから絶対に必要な装備だと思う。
駆動方式
ドライブシャフト式
ドライブチェーン
GS:チェーンメンテが不要なのは嬉しい。
湿式多板、アンチホッピング
湿式多板 油圧作動 クラッチ作動力低減アシスト機構&スリッパークラッチ機構
排気量がでかいとクラッチもそれなりに固くなるのをNinja1000に乗ったときに知った。かなり重かった。
きっと両車の湿式多板のこのクラッチは結構軽いと思われる。
フレーム
トラス構造スチールパイプフレーム
スチールパイプトレリスフレーム
GSのほうは今回新しくなったそうだ。
燃費
90km/h定速走行時における100km当たりの燃費:24.4km/ℓ
120km/h定速走行時おける100km当たりの燃費:18.2km/ℓ
データなし
維水志調べ(記憶)ではムルティ(前モデル)を24時間レンタルしたときは18を切るぐらいだった。高速走行5割ぐらいでタンデム走行が7割ぐらいでその値。
ちなみに今回のモデルチェンジでは燃費効率も若干良くなったという。
もちろん両車ともにハイオク。
その他の装備について維水志調べで気になるところを書いておこう。
ムルティ:
・ヘッドライトが一部LED化されて明るくなった。
・スクリーンが一回りでかくなり、操作も片手でできるようになった。(前のは肩に当たる風がすごかったからね)
・カウル右上の小物入れが使いやすくなった。
・シートの質が変わった。(前のでも十分よかったが)
以上は2013年ニューモデルの変更点。
・S touringモデルはパニアケースが標準装備。(これは嬉しい)
一方、GSは標準ではないからオプションでムルティ相当の装備を揃えていくとなると結局かなりの金額差が出ることが予測される。
・電源ソケットが二つついている(らしい)。(素晴らしい装備だね)
・グリップヒーター標準装備。(前のはすごい効きだったよ)
・シフトインジケーター。(ないと困るから嬉しい)
・マルチモニター。(余りある)
・センタースタンド。(まさに至れり尽くせり)
・視界のよいミラー。
これは影丸との比較しかできないが、死角がないくらい後ろがよく見えた気がする。
・キーレスエントリー。
これ、要らねー。
最初はすごいと思ったが、パニアを開けるときにゃキーを使うんで結局キーの使用頻度が高い。
車の場合はずっとポケットに入れっぱなしでいーわけで。パニアまでキーレスでいけるようになったら合格だね。ムリっぽいが・・・。
まあ抜き忘れ防止という面ではありがたいのかもしれないが。
・最新式のトラコン、ABS。
同ドゥカティのSS、パニガーレと同様のシステムらしい。そんな・・サーキット走るわけじゃないのにここまで必要か?とも思うのだが、安全性に注力するのに越したことはない。
実は維水志、ここに一番惹かれているのかもしれない。
1200GS:
すみません。つ、疲れました(; ̄д ̄)
つづく
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