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試乗あらし 拾参之章 New R1200GS(2)

※「試乗あらし」シリーズは、あくまでも素人の主観ですのであしからず。

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箱根大観山にて。

山中湖畔では見えていた富士山は、残念ながら隠れてしまった。

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感動を忘れないうちにこのバイクの素晴らしさについて語っておこう。

では、いつものように始めからね。借りるところから・・・。(*´∀`*)

まずディーラーで試乗代3,150円を支払う。

保険料と考えれば高くない。これでほぼ半日試乗させてくれるなんて他にないと思う。

もちろんガソリンは満タン返しだ。

とにかくまずは操作説明を受ける。

電子デバイス搭載車だからボタンがいっぱいあるのだ。

エンジン始動!

「ボンっ!」という勢いのよい音と共に、なかなか迫力のある音が響き渡る。

おー・・・。BMWって言うと、なんかもっとおとなしい感じのサウンドイメージがあるが、これは違うぞ。

ムルティは明らかに近所迷惑になるだろうが、これはそのギリギリ手前ぐらい、といった感じだろうか(昨日の動画を見てね)。

ディーラーの社長、石神さん(仮名)いわく、

「全く別の味付けになって我々も戸惑っているくらいです。かなりロードバイクよりになりました」

と、おっしゃるぐらい前のモデルとは違うらしい。

ダイナミックモードでライドバイワイヤのアクセルをちょっとふかそうものなら、ウィリーまで行かぬとも前輪が浮く感じで吹っ飛んで行くと言う。

そ、それは・・・。ストリートトリプルに乗ったときの悪夢が蘇る。

とにかく慣れるまではレインモードで、感覚がつかめてきたらロードモードで走るのがオススメだと言われた。

そのモードだが、切り替えは右側にあるMODEボタンで行う。モードによってサスの固さも自動設定されるのだが、それも自分の好みに3段階調節ができるのだそうだ。そしてそれは左側のボタンで行う。

稚拙ではあるが、後ほど動画で紹介しよう。

これら全ては走行中にも変更可能である。

むーん。ムルティに寄せてきた感は否めない。

今回、ムルティとの比較で語らざるを得ないだろう。この試乗前に1週間かけて書いた記事の通り、それだけの共通点が両車にはある。

ところで、この試乗車、まだ104キロしか走ってないそうだ。

そんなん借りていーんか・・・。慣らしが終わってないってことだよね。

一応、上げてよい回転数を聞くと、五千ぐらいを目安に、と言われた。

それを聞いて安心した。

余りある。

むしろ四千ぐらいまでで良いと思った。

この手のバイクでそれ以上回したら地の果てまですっ飛んでしまうことは学習済みである。

あと、テレレバーはやはり制動による車体の沈み込みを抑える機能であることや、ABSはフロントブレーキだけで前後連動であることも再確認。

今回、最も体感してみたい機能のひとつである。

出発前の最後は何よりも重要である足つきをチェックだ。

ローシートに変えてもらったGSにまたがる。その高さ、820。

車体を、お・こ・す・・・・うんこらしょっと!

お、重い。

停めてある場所が若干左側に傾斜しているせいもあるが、第一印象はちょっと重いぞ。

で、足先はつんつんだ。

足を下ろしたところにちょうどステップがあるから垂直に下ろせてないのだ。ステップの後ろ側に足を持っていくともう少し余裕がでるが不安定。

でもこれならなんとかなりそう。

ムルティとほぼ同じ感覚である。

とにかく大型は走り出してしまえばそのトルクに頼って安定した走りができるんで問題ない。

だから停車時の足つき確保と、交差点はできるだけ角度をつけずに膨らみ気味に曲がることを心がけよう。

とにかく細心の注意を払うんだ。借り物なのだ。

出発!

ウィンカーは普通に左側だけで操作できる。よかたあ(´▽`)。

S1000RR → F650GS → R1200GS とBMWは3台乗ったがウィンカーが左右別々のエフロクだけは最後まで慣れないで試乗中は常に神経を減らされた。所有するなら問題ないが、試乗なら普通がいい。

水平対向エンジンという伝統と唯一無二の特性をかたくなに貫き通し、守る一方で、そういった柔軟な姿勢があるところがBMWという企業の優れた点の一つと言えて、とても感心できる。

乗り出してすぐに気がついたのが、スイッチ類とクラッチペダルが遠い。普段の感覚のステップ位置に足を乗っけてシフトアップしようとしたら、つま先が届かず2速に入んなくて焦ったがな。

やっぱこのあたりまでは日本人の体型に合わせるのは無理があるんだろうね。

ただ、これも慣れでどーにでもなる範疇だ。問題ない。

クラッチレバーは握り幅をダイヤルで変更できるタイプだ。ブレーキ側もたぶんそうだろう(確認し忘れたが)。

「ほどよい硬さ。湿式なんちゃらのおかげ」

と、綾波レイ以降、アニメに必ずと言っていいほど登場する「無口だけどすごいキャラ」が得意の「です・ます」なし、「ね・よ・わ・だ」など終助詞なしのセリフで言いそうである。

国道129号線に出て山田うどんがある交差点を左折。

ここから暫く信号のない、わりと凸凹が多い道路が続く。

まずはここでサスペンションチェックだ。先ほど影丸で走ってきたのと同じ道路で路面のショックがどんなふうに感じられるか楽しみだ。

なんかあんまり変化ないで。

と、この時点では維水志、気づいていなかったが、後でわかった。

このときはレインモードでサスは自動的にソフトに設定される。

サスはハードモードのほうがショックを受けにくいのだ。

一瞬、ハードだとガチガチで車体が跳ね上がっちゃうイメージがあるが、それは日本車のイメージね。

昔の日本のスポーツ車の多くは無駄に硬いだけでショックを上手に拾ってはくれないが、ドイツ車になるとそれが嘘のようにスムーズに走れて路面に吸い付くようなイメージになるという、あれである。

吸い付く、とまではいかないが、それに近い状態がバイクで実現しているのだ。

ハードモードでそれを実感したときは、まさに電撃をくらった感じだ。

感動ものだよ。こいつは。

それに気がついてからは常にハードモードで走行した。

あー、まだ走り出して数キロなのに、全然一回じゃ語り尽くせないわ。

すでに長い、長くなっている!

1回目の休憩は約60キロ先の道の駅「どうし」を予定している。

一応、今回の試乗行程を紹介すると、

道志道 → 山中湖 → 乙女峠芦ノ湖 → 大観山 → 小田原市街 → やまゆりライン → 小田原厚木道路

って、前半はワインディングばっかりやんけ。

帰りながら小田原市街のよく知っている道路を走り、感覚の違いを知る。やまゆりラインなんて悪路だからね。

そして〆は高速走行だ。予算の関係上、少ししか使わないが最後の楽しみでもある。

こんだけ試乗できるって、すばらしいサービスだと改めて思う。

「他のディーラーも見習うべき」

と、今度は長門有希が若干早口で言いそうである。

(わからない人にはさっぱりでしょうから気になさらずに)

つづく。

あ、動画、忘れてた。

バイクでは初となる全部LEDライトも点灯するところが撮れているよ。

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