試乗あらし 拾参之章 New R1200GS(4)
※「試乗あらし」シリーズは、あくまでも素人の主観ですのであしからず。
うしろ姿もなかなかシャープ。
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これまでの試乗ではロードモードで十分余りある感じだったので、ワインディングでダイナミックモードを試す勇気はなかった。
となると後は高速走行が試せればそれでいいかな?とか考えていたら、遅い観光バスの後ろを走ってる、ということもあろう、なんか飽きてきたし疲れてきた。
ケツも痛くなってきたし。
BMWは疲れないんじゃないんか・・・・。神話が・・・。
いや、そもそも疲れないバイクがあるわけなかろう。
だって出発してからもう4時間以上か経過している。これまでバイクを降りて休憩したのが3回のみ。
体力を消耗してるのは間違いない。ただその消耗の度合いが早く訪れるかどうか、という点でBMWは優秀だ、ということだ。
つまり「疲れにくいバイク」なのだ。
けどムルティのときはケツが痛いなんてことはなかったぞ。座る位置がよくないのかな。
それともローシートだから薄いのかな。
ノロノロペースの湖畔をようやく通過していよいよ大観山への上りだ。
ハミ禁でないところ?で30キロ以下になる車両に限り、抜かさせてもらい(失礼、の挨拶は忘れずに)快調に走る。
再び遅い車の後ろについたが、運良く工事中の箇所があって停車したのですり抜けて車の前に出た。
すると、前にはロードバイク。?いやSSか?タイヤがぶっとい。
後ろからだと車種がわからんが、大型なのは間違いない。
・・・・こいつはおもしろそうだ。
ついていけるかどうか、ちょっと後を追ってみよう。
向こうはこちらを認識したのか、工事のおっちゃんのゴーサインと共に逃げるロードバイク。
最初は多少、遠慮が入るのでカーブで引き離されそうになるが立ち上がりでその差は縮まる。やっぱこのGS・・・速い。
知ってる道なので、遠慮を捨てて気合いを入れてみると、どうだ?
全然ついていけるではないか。
しかも余裕がある。もしかして前のバイクが遅いのかも。
ビューラウンジが見えたところで追うのをやめた。
同じ場所で駐車したら気まずいしね。
うん、だいじょぶ。そのまま椿ラインを下ってくれたようでよかった。
よし。これで、ディーラーの石神さん(仮名)が言ってた「だいぶロードバイクよりになりました」というのが証明できたぞ。前を行くバイクがそれなりに速かったということが前提になるが。
それでいて多少のオフロードも走れるなんて、やっぱすごい。
すごいんだ。
すごいんだけど・・・・。
うーん。価格かなあ・・・。排気量かなあ・・・。
素晴らしいのはわかった。なのにどーもしっくりと来ないしその原因がわからん。
ここが最後の休憩だ。もう少し撮影しとこう。
最初、ミラーが「小さっ。そして近っ」と思ったが視界は十分良好だ。
電子パネル。
この日の気温。現在18.5度。下界は確か20度以上だったが。
その他、ボタン一つでいろいろ表示できて便利だね。
一方、アナログメーターはその表示の5分の3以上は使わない。やっぱ速度計はデジタルがいーな。
ちなみにムルティはデジタルだ。
時刻は2時をまわったところだ。4時までに帰る約束。
パネルの右下にある電源ソケット。このままじゃ使えないらしいで。
新型ムルティは座席下両側にソケットがるとういが、そのまま使えるのかな。
エンジンのはみ出しがすごい。
何回か蹴ってしまった。足乗っけられるが熱いと危険だからやってない。
ザック製のサス。ESA(イーサ)システム。
石神さんはイーエスエーって言ってが・・・。
ドライブシャフトだ。メンテフリーだ。
ここでも車のBMWに乗ってる一瞬見た目がヤバイ系かと思われるおっちゃんに話しかけられる(話すととても温厚そうな方だった)。
ありゃー。人がいるとほぼ間違いなく声をかけられる。
やっぱBMWってのはみんなが気になるのかしら。
ここでは自分の持ち物のような顔をして話をした。
おっちゃん曰く「ドライブシャフトだとシフトチェンジのとき後ろが跳ね上がる感じがしませんか?」
いやー・・・・。乗っててまったくそんな感じはなかったのだが・・・・。そうなのか?
あとおっちゃんはライトが全部LEDだという進化に驚いていた。
「これで明るいんですか?」と。
うーむ。夜間走行をしていないのでわからないが、トンネル内ではすごい明るかったんで、とりあえず「明るいです」と答えておいた。
最後の休憩を終え、いよいよ馴染みのある市街地と高速走行を試しに出発だ。
箱根新道を下り市街地へ。
おお。やはり路面のショックの拾い方が影丸に乗ってるときとは明らかに違う。
やはりこのバイクのすごさは、そういった路面のことなど感じさせず、何事もないかのように普通に走れるところにあると再認識できる。
ここに来て疲れてきたのか、はたまたアクセルを不用意に開けるのが怖いのか、エンストを繰り返すようになったためレインモードに戻す。
交差点は2速で曲がるようにしていたのだが、エンストが怖いんで1速で曲がる。
さて、残すは「やまゆりライン」と「小田原厚木道路」のみ。
やまゆりライン、とお洒落な名前がついているが、でこぼこだらけである。
あえて、でこぼこの上を走ってみるがハンドルをとられるなんてことは全くなし。
一方、ここまでトラコンの効果はいまいちよくわかっていない。
どーゆー場面でどーゆー効き方をするのか経験値が少なくて認識できない。
もしかしたらものすごい恩恵を受けているのかもしれないのだが・・・。
トラコンとは関係ないと思うが、速度が合わないシフトダウンをすると後輪がズルってしたのを経験した。
だが、それはカーブに入る手前で車体を少し傾けているときのこと。直線ではなんの問題もなかった。
やまゆり終了。
さてと。
二宮IC前の信号待ちでダイナミックモードに変更。
そしてスクリーンを一番上の位置へ。片手でダイヤルをまわすだけでよい。
お、なんか、二重構造、というか二つのパーツでできている。間に隙間がある。
風をうまく逃すためか?
二宮ICの合流ラインは距離が短いが、バイクなら問題ない。むしろ気をつけるのは、後ろからくる車より前を行く車に突っ込まないことである。
造作もなく合流。
慣らし中のバイクなので回転数は上げられないから遠慮気味なんだけど・・・。
まあ加速に関してはもう何度も触れた通りで、改めてここで言及すべきところではない。
そうだ。
さらなる驚きが、また別のところにあるのだから。
つづく
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