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試乗あらし 拾参之章 New R1200GS(5)

※「試乗あらし」シリーズは、あくまでも素人の主観ですのであしからず。

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今回のモデルチェンジで前モデルとの共通パーツはウィンカーだけとか。

ロゴまで変えたとか変えないとか。

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~ スクリーンを一番高い位置にして颯爽と小田原厚木道路に乗った ~ 

その続き。

驚いたのは・・・・。

そのウィンドプロテクションの効果である。

頭に風が当たらない!

そして平和!

以前オープンカーの試乗をしたとき、フロントガラスだけなのに普通に会話が出来ることに驚いた。

このときの感じがまさにそれだった。

隣りに人がいたら(怖い)、おそらくは会話が出来るレベル。

おそろしや、BMW

写真がないのが残念だのだが、この二段構えのスクリーンにそんな効果があるとは。

そんなんだから高速道路を走っている気がしないのだ。

で、ふと思った。

「あれ?今日はもしかして風が強いんじゃ・・・。ここ(小田原厚木道路)って結構横風が強いからそんな日には間違いなく煽られるはずなのだが・・・」

それでも何事もないように走っていられるのは、もしかしてこのバイクに乗ってるから?

案の定、ディーラーに戻ってそのことを確認すると「その通りです」とお墨付きをもらった。

いやあ・・・。

長距離を走るにはもってこいの「疲れにくいバイク」」なのだ。

そして今回のモデルチェンジでワインディングもそれなりに気合いを入れて走れるようになったのだ。

まさに非の打ち所がない。

一方、回転数は80キロ2800、100キロ3200回転ぐらいだったか。アナログなんではっきり読み取れませんでしたわ・・。

140キロぐらいじゃないと6速が使えない前モデルのムルティとは違い、こちらは70キロぐらいで普通に6速が使える。

そして、5速に落として100キロから加速をしてみたらわかったのが・・・・、

水平対向エンジンの鼓動!

バイクが振られてるわけじゃないが、横の動きを感知した。

おー、これがバイクの水平対向。

へー。

そんなことしてたら10キロも満たない高速走行はあっという間に終わってしまったのだった。

ここで緩まずに、気を引き締めてディーラーまで戻ろう。給油して。

燃費を報告したかったのだが、もともと満タンになってなかったんでなんとも言えないのである。

乗る前に、タンクのどの位置まで給油すればいいのかをリッドを開けて直接目視で確認させてもらったとき、ガソリンが上まで入ってなかったのだ。

で、走り出したときも最初からフューエルランプのメモリが一つ欠けてたし。

それでもちゃんと満タン返ししたけどね・"(>0<)"・

その計算だと12ぐらい。はは。

それはないよね。ちなみに2リッター引いて計算すると15ぐらいだった。

ディーラーに無事到着。

石神さん(仮名)に感想を伝える。

う~ん。

すごいバイクなのはわかったのだが、絶対にこれじゃなきゃ嫌!とまではいかなかったんだよなー。

だから感想を伝えるのも心もとなくて・・・。

でもこれまでブログ内で報告した内容を伝えた。

ムルティとの比較も交えて。

石神さん曰く「サウンドとかではなく、いかに安定した走りで乗りたいか、ですね」

その言葉に集約されるね。

ディーラー自身もそこをBMWの一番のウリとして売っているのがよくわかる言葉だ。

ちなみに本体価格220万は割引きは一切ないそうである。

そりゃそうだろう。

割引き云々とかほざくようなケチくさい連中に売るバイクではないようだ。

モデル末期になってようやくと割引きを含め、サービスがついてくるようになるのだ。

諸費用は10万程度らしいが、ハードのパニア・トップケースが20万。ETC、ナビ、エンジンガード、で300万は必至である。

引いた。

最後に聞いてみた。

「ムルティと価格がほぼ同じですが、BMWのほうが随分と価格を抑えているような感じがしますね」と。

すると、

「そうなんです。今回のモデルチェンジで電子デバイスがいっぱい追加されたんですけども価格は据え置きなんです。それにその他のモデルでも価格を引き下げたものがいくつかあります」

ビンゴだったようだ。維水志の洞察力、鋭し。

一方のムルティはというと、ツーリングモデルは最初からパニアケースが標準装備である。

最新モデルはどうだか知らないが、横浜にあるディーラーでは「旅パッケージ」というのがあり、ETC、トップケースをつけて10万円高ぐらいだった。

やはり車両本体価格はほぼ同じでも、両車同等の装備にしようとするとGSのほうが40~50万円は高くなるのは覚悟しないといけないだろう。

ケースの質が違う?

そりゃそうだ。確かに違う。

けど荷物を運ぶ、というケースの究極の目標だけ考えたらそんな高価なケースは不要である。できれば価格を抑えていただきたいものだ。

そして「ではまたよく検討させていただきます」という曖昧な日本語表現を残してディーラーを後にしたのだった。

以上がNew R1200GS 2013に試乗した維水志の主観である。

帰り。

一回り小さくなった(と感じる)影丸に乗ったとき、随分と安堵感を感じてしまった。

そこで答えが出た。

「うん。GSにはやっぱり縁がなかった」と。

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