魔法のメガネを作る

今日は魔法のメガネを作るために小田原へ出かけた。

今まで100円メガネで済ましてきたのだが、長い時間使っていると頭が痛くなって来るようになった。

度がちゃんと合ってないのだ。

100円メガネは適当に扱って壊れたとしても、また、どっかに失くしたとしても大した問題じゃないから気軽に扱えて好きだったんだが、そーゆーわけにも行かなくなった。

仕事上、長くかけていることが多いわけで・・・・。そのたんびに頭が痛くなってたら仕事の効率が悪くなる。

けどなあ・・・。

メガネには慣れていないんでなかなか踏ん切りがつかなかった。

で、今日、マイハニーと一緒にまずは眼科へ出かけた。

眼科のほうがちゃんと調べてくれるから、という理由なのだが、結果は、眼科医に「メガネ屋でも大して変わらない」と言われる始末だった。

だが、検診があり、眼に異常がないか等もわかるので無駄ではない、とも言われた。

しかしそこで2時間も費やしてしまった。

珍しく午前早くから出かけたのに終わったらお昼になっていた。

小田原の、ロビンソン改め西武となったデパートのレストラン街にある「あら珠」というとんかつ屋をチョイス。

マイハニー注文はランチC。ヒレとロースの両方が楽しめる。

ここはしじみの赤だし味噌汁、キャベツ、ご飯がおかわり自由なのが嬉しい。

維水志注文のロース御前140グラム。

そして肉がうまい。

茨城県産の三元豚なのだが、豚の脂身が口の中でさらりと溶けて肉＆ご飯と混ざる瞬間がたまらん。

こりゃ定期的に訪れたくなるとんかつ屋の一つである。

で、食後にメガネのパリーミキー♫と、なんちゃらっていうメガネ専門店2件を訪れてみるのだが、フレームの種類が多すぎてどれにしていーのかまるで決まらない。

自分ではメガネは絶対に似合わないと思っている。

そうした先入観が邪魔をしてるわけだが、メガネをかけた姿をマイハニーが逐一写真に収めてくれ、それを客観的に見ることによってようやくと好みの形が絞れてきたのだった。

下の部分がフチなしのがいい。

そうしてパリーミキー♫のお姉さんの協力を得ながら最終候補を3つに絞った。

で、自分は「シルバーのキラキラのがいい！」と思ったんだけどマイハニーは浮かない顔。

「自分が気に入ったのにしな」と言いつつも、そのシルバーと黒フチのをかけたところをそれぞれ写真に撮ってくれた。

そこに写っている自分を見て決めた。

「黒、にする」

こうして人生初めてのメガネを作ったのだった。

マイハニーのほうが喜んでいたが、自分はレンズが出来上がるのが1週間後、ということもあってなんか実感がわかなかった。

きっと実物を手に取り、かの魔法の力を実感してからだろう。

いや、ホント、嘘のように字が読めるんだわ。

あれなら頭が痛くなるなんてことは皆無にちがいない。

それにしても維水志の右目の視力は裸眼でいまだに1.5もあるのだ。

そんな自分がメガネを作らねばならぬとはなあ・・・・。

それでも今日は記念の日、ということにしようじゃないか。

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