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影丸 初のユーザー車検

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昨日の続き。

さて、いよいよ影丸の検査の番がやってきた。

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「次の方どーぞー」

と、呼ばれてるのだが、メットを置く場所とかが見当たらなくてまごついていると向こうからこっちへやって来た。

わざわざ日なたに出てこなくても・・・・。せっかちだなあ・・・。

書類を見せると早速車体番号を確認しているようだった。

次に、前からライト点灯、ウィンカー、ホーンの点検。後ろからウィンカーとブレーキランプの点検。

ちなみにネジ類の緩みをトントン叩いてチェックする、というのはないようだ。

すると、おもむろに「これ、メーターは後輪かな?」

という「そんなん知らん」質問をされた。

どーしてこう、専門業を生業としてる連中は「そんなん誰でも知ってるだろ」スタンスなのか?

それともそれはただの独り言、と解釈していいのだろうか。

しかも「メーターは後輪か?」って、「メーターと連動してるのは後輪か?」という意味なのだろう?省略しないでもらいたい。

で、ここでは特に問題なし。

「じゃあ排ガスチェックをするんで入口で待っててください。別の担当者が来るから」

言われるままに前へ進む。

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で、とにかくメットが邪魔である。かぶったままだと指示が聞こえにくいからかぶるわけにはいかん。

かと言って検査はたいていが自分がまたがって行うし、書類をいちいち見せないと行けないし・・・。

今回シートバッグを装着してきたが、そちらは検査の邪魔になることはないので問題はない。メットが・・・。

後で気がついたが出口あたりに荷物置き場があった。先にそこに置かせてもらうのがよい。

やがて別の検査員が来て、排ガスチェックをするんでエンジンをかけろ、と指示される。

DSC_3980.jpg

問題なし。

続いてブレーキのチェックだ。

ローラーが動く、たぶん燃費とかを計るのと同じような機械の上へバイクを移動する。

DSC_3985x.jpg

凹んでるところに最初は前輪を入れフロントブレーキのチェック。

次にちょっと前に進んで後輪を乗せて同じことをやる。

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左にあるフットスイッチってのがあるのでそれを踏みながらやるんだ。

頭上にモニターがあって、そこに指示が出るからそれに合わせてやればよい。

前の赤男爵の兄ちゃんは慣れているからか、一人でやっているが、維水志には検査員が付き添ってくれ、その人の指示に従って進めればいいので造作もなくやることができた。

が、

モニターに「ブレーキ前後かける」って出てるのに前しかかけなくてやり直しになった。

勝手がわからんのさー。仕方あるまい。

次にメーターの検査。

リアタイヤをどこに乗せたかは覚えていないが地面が勝手に動いてたかも。

(下のローラーが動くので)時速が40キロになったらフットスイッチを離せ、と言われたのだが仕組みがわからずアクセルを開けた。

すぐに制止された。

ああ、笑ってくれたまえ。

大いに笑ってくれて結構だ。

ニュートラルなんだからアクセル開けても意味がないだろうが。

ああ、そうだ。それでもアクセルを開けたんだ。意味がわかってないんだ。

やれやれ・・・・。

で、こちらも問題なし。

最後に問題の光軸検査である。

一番先の白い線まで進むとバイクをまっすぐにしろと指示される。

すると左側からミラー付きの変な機械がバイクの前にしゃしゃり出てきて光軸を計っているようだ。

そーいや雑誌で読んだが、二灯のバイクはどっちかのライトを何かで隠さないといけないんじゃなかったっけ。

そんなことを考えていたら検査員が書類で隠してくれていた。

ラッキー。

だが・・・・。

ブーーーーーッ。

光軸検査、通らず。

マジか。

出口のところで説明を聞け、と言われた。

行くと、ハイビームがちょっと低いし、ノーマルのほうもギリギリ、と言われた。

うーむ。何度かぶっ倒してるんでこれを危惧していたのだが、やはりダメだったか。仕方があるまい。近くの点検場へ行くしかない。

聞くと、すぐ近くにあることはある、と教えてくれた。立場的にあからさまに民間の施設を勧めるわけにはいかんのだろう。

確か前夜にネットで得た情報によると千円ぐらい、って言ってたはず。

「まあ千円ならいーか」

と、すぐにそちらへ向かった。

行くとにこやかに迎えてくれた。さすが民間。

まずは受付を、というのでバイクを降りて支払いに行く。

「二輪の光軸の検査です」と言って千円札に手をかけて待っていると・・・・

「三千円です」

・・・・・・。

ウソでしょ?

なんかの間違い?

ネットで昨日見たのはなに?

しょーがないんで三千円払った。

これは「人の足元を見る」とか「弱みにつけこむ」とか言わないか?

隣りではハーレーっぽいバイクのライトが検査員による手動で手直ししてもらっている。

まあそれはそうやって調整するんだろう。

自分のは?こりゃどーやんだ?

前のレンズカバーを外して電球の向きを変えんのかな?

自分の番になると陸運局にあるのと同じミラー付きのあの機械がしゃしゃり出て来た。

そして検査員が工具を持って影丸のカウルの内側に手をいれる。

「おー、こりゃ大変だ。中から外して手で調整するのかな?」

と、思ったら検査員が工具を入れるのをやめる。

そして・・・・。

あろうことか、

手を・・・・、

手を中に入れて何かを回している!!!!

え?

「え?そのネジ回して調整するんですか!?」

え?

え?それで三千円?

え?それで三千円?

何か言ってる。

「内側が左右調整で外側が上下調整・・・・・」だったかなんかだったが気が動転していて覚えてない。

そ、そんなとこにそんな仕掛けが・・・・。

自分のバイクなのに今まで全く気づかなかった・・・。

ああ・・・・。

三千円・・・・・。

大間のマグロ丼食べられる三千円が・・・・。

・・・・・ネジを回すだけで・・・・・消えた。

「そ、それで三千円ですか?」と何度も口から出そうになったがこらえた。

知らない自分が悪い。

「検査場ではバイクが下向きに入っちゃうから云々・・・低くなることがあるからできるだけまっすぐバイクを入れるようにしてください云々・・・・ダメだったらもう一度戻ってきてください云々・・・・」

なんかいろいろ言ってくれたのだがショックでよく覚えてない。

頭真っ白で陸運局へ戻る。

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どうやら再入場は放置プレーらしい。

写真はほとんどこの再入場のときに撮ったもの。

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民間で貼ってくれた新聞紙をもう一度自分で貼る。こんな薄いのでいーんか。

今回はなんなくクリアできた。

で、出口のチェックのとこにいる検査員に、

「これ、ネジで調整するだけだったんですけどここでできないんですか?」

と思わず愚痴ると、

「ここは検査場で、整備場じゃない」と即答された。

ごもっとも。

馬鹿な発言をしたことをここに謝罪しよう。

そして「確認しましたか?」と、また意味不明な質問が。

そーいや頭上のモニターが「前へ進んで確認」と出ていたが、一体何を確認すんのか?

まったく日本語ってのはよー。ちゃんと目的語も記せ。

実は出口になんか「確認」って書いてある赤色の機械があって、終わったらそこに書類を通さないといけないらしかった。

知らん。

知らんが何とか終わった。

B棟へ戻って書類を提出する。

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シールも配布され、とにかく終わった・・・・・。

その場でナンバープレートのシールを張り替える。

そして、とっととあの醜いデカプレートと交換する。

工具はちゃんと持ってきてあるのだ。

そのように全てはスムーズに進んだ。

光軸検査を除いて、だ。

あの民間検査場、確か全行程で2分かかってない。それで三千円。

時給に換算すると約9万円。それは法外とは言わないのだろうか。

すごいなあの機械。一体一台いくらすんのか知らんがものすごい稼いでくれるんだ。

そんなぼったくりとも思えるサービスを受けなければならなくなった無知な自分が悪い。

そう。「知らぬ存ぜぬ」では世の中済まされないのである。

車検が無事に通って、スッキリ、気持ち晴れば~れ~、で秋の気持ちいい気候を堪能しながら帰るはずだった。

なのに、なんともやりきれないのであった。

暫くショックから立ち直れないぐらいだった。

費用のこと、というより自分のモノの知らなさの程度に呆れてしまったのだ。

ホント・・・・ダメだよなあ~。

・・・・・。

だが、学んだ。

2年後は任せてもらおうか。

光軸の測り方が載ってる雑誌も持っている。

それにそれを調整できるネジ(ダイヤル?)の存在も知った。

次回の車検前には2つあるネジのどちらをどう回せば上下左右の調節ができるのかちゃんと調べよう。

それまではいじくらないけど。

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