十八番の幹事
先週の土曜日だ。
毎年2月の3週目か4週目のどちらかに高校時代の仲間同士の飲み会がある。
ここ2年、土曜日が忙しすぎて参加できずにいた。
前にも書いたが、2月に5週目があるのは4年に1回で、しかもそれが土曜日である確率はきっと何十年に一度、といった具合だろうから休みを取得することは到底期待できない。
それでも今年はラッキーなことにうまく時間を空けられて参加できることになった。
仕事終了後、新幹線マジックを使って1時間以内で仲間が待ち受ける横浜のとある居酒屋に1時間遅れで到着。
みんなもうそれなりに飲食が済んでいるようで落ち着いてら。
改めて乾杯!
・・・・楽しい。
相変わらず楽しい。
なんだろう・・・。あっという間にタイムスリップしちゃうのか、まるであのころに戻ったように馬鹿笑いしてしまうのだ。
みんなずいぶんと大人になってんだけどなあ・・・。
そう。それで彼らは去年は山梨のワイナリー巡りとかのツアーに行ったりしてるんだった。
写真なんかも見せてもらったが、普段は来ない懐かしいメンバーとかも参加してたりしてうらやましかった。
自分も彼らに会いたかったなあ。
うーむ。
さぞかし楽しかったことだろうよ。
当然誘いは受けているのだが、維水志の休日のことまでは考慮してくれていないから日程が合わせられないのだ。
しかも随時集まるメンバーが14,5人だから、一人や二人都合が悪かろうが、そいつのことは構っていられないのだ。大勢に従うのが基本。
ではどうする?
「自分が休めるのはこれこれこの日だからそこで日程を組んでくれ」とか懇願するか?
ふ。
そんなことをほざくほど、この維水志、受け身の人間ではないのさー。
自分が絶対参加できる条件。
それは自分で企画すること。
これ以上のものはない。
ってことで手を挙げたよ。
維水志:「温泉行きたい。いこーぜ」
みんな:「幹事はだれがやる?」
維:「はーい。ここの土日が休めるからここでどーだい?」
みんな:「じゃ、それでいこー」
まあ造作もないことだ。
現在の倶楽部活動では企画担当という肩書を背負っているが、そもそも維水志は常に幹事をやってきた。
高校の卒業旅行から40歳のときの音楽科3クラス合同同窓会にいたるまで。
そうさな。仲間内で初めて所帯を持つ奴が出る25歳ぐらいまでは毎年正月にイベント、夏に旅行ってのが定番だったが、それら企画担当&幹事はすべてと言っていいほど維水志がこなしてきたのだ。
ま、久々に手腕を振るわせてもらうよ。
それにしても毎回ほぼ同じメンバーだというのに話しのネタは尽きない。
今回もメンバーの結婚式の二次会の司会を維水志がやったときのエピソードが出たが、維水志本人はまるで覚えてなかった。
自分がすっかり忘れていたことなのに他人はしっかり覚えてたりするから、こんなに月日が経った今になっても新たな事実が発覚したりしておもしろい。
さて、温泉旅行ではどんな隠された事実が明るみに出るのか?
そしてまた新たな伝説がいかにして生まれるだろうか?
今から楽しみである。
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