Be stoic.
夏の倶楽部活動、北海道ツーまで気が付けばあと4か月。
ついこの間まで「あと半年だ」とか言ってたのに時が経つのは早い。
こうしちゃおれん。
体力づくりに励まねばならない。
ここのところずっと避けていた体重計におもむろに乗ってみたら・・・・
なんと大変なことになっていた。
どーしてこうだらだらとした生活を送ってしまうのだろう?
そしてどーしてこう何もかもが中途半端なのだろう?
そんなことを考えていたらつくづく自分が嫌になってきた。
いや、自分が嫌いなのは常々からなのだが、この日は特に嫌悪を感じた。
そーいや今まで何一つまともにやり遂げたことがないような気分までしてきた。
そしたら高校時代のある出来事を思い出した。
高二のとき、中学から一緒だった柔道部の友達に入部を誘われたことがあった。
体育の授業で柔道が必修だったためたまたま柔道着を持っていたし、彼の部活にそそぐ情熱にも駆られて入部を承諾した。
運動部に入るなんて中一のときに野球部に仮入部してすぐにやめて以来である。
(それって入部してないんじゃ・・・・)
1回練習に出てそのキツさに閉口し、「こんなの無理」と、持病の喘息を理由にすぐ辞めたのだった。
「今回は友達も一緒だし、がんばれるかも」と気合いを入れたのだが、どーにも練習がきつくて1週間ぐらいで断念。
友人に呆れられたのはもちろんである。
彼からはケジメとして、せめて顧問の先生に退部の挨拶をしてくるようにと促され、そりゃそうだよね、と指示に従うことにした。
顧問は「あきじい」と呼ばれる赤白帯の柔道の達人である。
体育教師が集う体育準備室に挨拶に行くと、
「退部も何も、わしゃ君が入部したことすら知らん」
と冷たくあしらわれた。
この顧問は県でも有名な柔道家らしく、公の用事が多かったのだろう、部活に顔を出すことはめったにない。実際、入部中に一度も会わなかった。
そうおっしゃられるのは至極もっともでごぜーますだ、だんな、へへ・・。そんじゃそーゆーことで・・・
と、そそくさと体育準備室を出ようとすると、
あきじいは去ろうとする17歳の少年の背中に向けてこう付け加えた。
「一つのことを続けてできない人間はどーせ何やっても続かない」
と。
あきじい。あなたは正しかった。
そんな30年も前に言われたことが今になってもズシリと心に突き刺さるとは・・・。
ストイックに。
自分に厳しく律して生きていけたら、と思う。
どーしたらこんな不毛な生き方から脱出できるのだろうか?
我が倶楽部の隊長みたいに決めたことをしっかりこなしてストイックに生きられたらなあ・・・。
だがそれは所詮無理なのだ。
30年以上前からこうなのだ。
いや、もしかしたら生まれたときからそうなのかもしれない。
体たらくな生き方が体に染みついている。
そんなことを考えてたら寝られなくなった。
もう人生終わってんな、と。
なので悪あがきはすまい。
もはやなるようにしかならん。
体力づくり・・・。
やれたらやる。
ダイエット・・・・。
やれたらやるー。
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