プレミアムツアー
前々回の記事で紹介した通り、久々の旅行幹事を引き受けた維水志。
まずは行き先を決めなければならない。
飲み会のとき、みんなの声で多かったのは箱根とか熱海とか・・・。
あのねー。
きみら未だにほとんどが横浜在住ですからそれでいいでしょうけどねぇ、維水志にとっちゃ近距離なんですけどぉ・・・。
とてもじゃないが旅行気分になれん。
維水志としては若干20代の頃に仲間5人で行った奥鬼怒温泉の雪見風呂の雰囲気が最高で忘れられない。
そうそう。
また話しがそれるが、今どきは若者が温泉に行っても違和感はないだろうが、当時は温泉場に20代の若者なんてそりゃ珍しい存在だったわ。
誰が好き好んで男5人で温泉に行っただろうか?
なんたって若いやつらはユーミンの「恋人がなんちゃら」やら映画の「私をスキーに連れてぷーたら」とかにのせられて冬はスキー三昧と相場が決まっていた。
そんな中、我々は「冬?やっぱ温泉でしょう」が合言葉で、毎度メンバーが違えど集まればよく温泉へ行ったものである。
そう。我々は常に時代の最先端を行っていたのだ。
その代わり若い女性グループと出会う、というったロマンスはなかったが。
話しを元にもどす。
そう。あの奥鬼怒温泉の旅が理想なのだが、今回は季節がら「雪見」というのは無理だ。
だとしても、なんかこう情緒のある旅をしたい。
そんなわけで近すぎる箱根・熱海はパス、ということで。
最初は横浜までバスで送迎してくれる群馬、栃木あたりの温泉宿を物色していたのだが、なかなか理想的なものが見つからなかった。
「じゃあ電車で行くしかないか」
仲間うちには大型免許所有者がいて「バスをレンタルして自分が運転してもいい」と言ってくれる心優しいやつもいるのだが、だれか特定のメンバーに負担をかけるのはよろしくない。
そーなると交通費がかさんでしまい、宿のランクを下げなければいけなくなってしまう。おまけに往復に時間がかかるのもなあ・・・・。
で、思い直した。
情緒さを求めたいのは山々だが、要はみんなで集まって時間を気にせず語らいができればいーんだ。
作戦変更。
近場にし、内容重視で行こう。
伊豆だ。
伊豆でよかろう。
できれば飲み放題プランとかがついてるといい。
大酒のみもいれば維水志みたいにあんまり飲まないものもいる。
昔みたいに安い民宿に酒を持ち込んで割り勘、といったようなことをやる年齢でもあるまい。
あとは温泉もそこそこで料理も充実してるところがよろしい。
そんなわがままな条件を満たしてくれるところはないか?
と、探していると、
それっぽいところがあった。
クチコミもわりといいが、実際のところは行ってみるまではわからぬ。
うむ。
だがまあ、これでよい。
はい、じゃあネットでとりあえず15名で予約。
パンフレット作成。
できた。
あと細かい補足を付け加えて完成。
職場で印刷し、切手と封筒を買って即送付。
1週間前の酒の席で話題になってたことが翌週すぐに形になって送られてくるとは仲間も思わなかったろう。
それにしてもなかなかいいぞ、ここ。
ほとんどの宿が食事中90~120分間飲み放題となっている中で、ここは時間制限がない上に(もしかしたらあるかも)食後のバーでも飲み放題、しかもおかわりありの夜食つきだなんて!
へ、部屋の冷蔵庫の飲み物も無料やんけ。余りある。
一方で、飲み放題が60分とかいうみみっちい宿もあるのだ。酔っ払った連中に60分経ったところで「はい、飲み放題終了~!」とか萎える発言をしたくないし、そもそも彼らを制御できる可能性は低い。我が倶楽部の隊長を見ればわかる。
おそらく後で清算が面倒くさいことになるのは間違いない。
まあその分、少し値は張るがそのあたりに何の気兼ねも要らないところが気に入った。
問題はちゃんと人数が集まるかだが。
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