維水志マルチバーホルダー
先日、南海部品のナビホルダーKANI-EXにガーミンのナビを装着したところ、上の写真のようにカニづめと本体の間に隙間ができてしまい、どうにも危なげに思えてならないのだった。
一方、ホルダーを乗せるクランプも一応ハンドルに取り付けはしたものの、これまた間に合わせでしかないので不安定この上ない。
そこで今日はこれらに改良を加えてることにした。
にほんブログ村←「待ってました!ど素人DIYコーナー!」と、ぐだぐだ感を期待したら・・・
ポチっ、とひとつ、よろしくどーぞ。
まずはカニホルダーのほうから。
ここの隙間にスポンジ系のものを両面テープなどで貼っ付けようと思いついた。
で、裏がシールになってるスポンジゴムを買ってきた。189円。
が、いかんせんツメが小さいので相当めんどくさい作業になることが予想され、二の足を踏んでいたら、マイハニーに、
「そのまま裏に貼っつければいーじゃん」とアドバイスを受けた。
な、なるほど・・・。それはすごい楽だ。
他の人の視点は大事だね。
これなら1分で終わるわ。
もちろんちゃんと整形しまっせ。
しっかりカニづめが接触するようになり、だいぶ安定感が増した。
が、
下側の台座が寸足らずになってしまうのだった。
こりゃなんとかせねばならん、といろいろ使えそうなものを探したがちょうどいーのが見つからなかった。
まあでも寸足らずが気にならないぐらいしっかりしているんでまた後々考えることにしよう。
ちなみにスポンジゴムの厚みをもう少し薄くする手も考えたが、そうするとカニづめの押さえつけが弱くなりそうなのでやめといた。
よし。ナビホルダーのほうはこれでよかろう。
では次にいよいよ「維水志マルチバーホルダー」を作ろう。
デイトナで買うと1600円もするのだ。
たかが棒っきれに金具を溶接しただけのもんにそんな額は払えない。
ホームセンターの車用品売り場で見つけた金具。268円。
普通の工具売り場にある金具より安い。
ゴムシート。78円。
次にこれ。↓
ホームセンター内をうろつきまわること40分ぐらい、これを見つけた時は笑った。
サイドバッグに取り付ける金具を見つけたとき、大笑いしたのと同じ。デジャヴだ。
なんだこれ?元は何に使うのか?
パイプとか売ってるところにあったと思うのだが、レシートを見ると「タテカンバンド」となっている。
68円。
そしてテントポールの切れ端の登場。
先ほどのゴムシートを切って両面テープで適当な厚さに巻きつける。
なに、タテカンバンドに太さを合わせるのだ。
そして・・・・。
できた!
維水志マルチバーホルダー!
いやー。玄人が見たら吹き出しちゃうだろー。
いーんだ。これで。
いざ、影丸に設置しようぞ。
前々回に記したように、影丸のバーハンドルを固定している金具の、ETCアンテナを取り付けた部分を利用する。
元々はキャップスクリューが使われているのだが、そこだけは六画穴のキャップボルトに付け替えられているから利用できるのだ。
ノーマルだったらもう一工夫しなければならなかったろう。
できたー。
これでクランプを自由な角度で取り付けられる。
前から見るとこんな感じ。
ETCアンテナの角度がズレているが、ETC通過時に光るランプが見えるようにするためである。決して締めている過程でズレたのではない。
パイプの先端が傷だらけなのは糸鋸の使い方が下手だからである。
隊長が言ってた数百円のパイプカッターがくろがねやでは見つからなかった。
じ、自由だあ~っ!
しかもかなり頑丈なつくりである。
まだ若干パイプが細いかも。これまたゴムシートを絡ませることで改良しよう。
ちょっと走ってみたが、上に伸びた分、振れが激しくなったような気がするがナビがホルダーからズレたり緩んだりすることは今のところなかった。
マルチバーホルダーは全然ぶれないのでカニクランプのほうに問題があるのだろう。取付角度を変えてみるかな。
あと問題は、高速道路を100キロぐらいで走っていてもだいじょぶかどうかだろう。
高速道路で道に迷うことはないからナビなど必要じゃなさそうだが、実はナビの距離情報がとても重宝するのである。
次のIC、SA・PAまであと何キロか、どれぐらいで到着できるか、などがわかると実にありがたい。
これまでは途中の標識とトリップメーターを見比べて頭ン中で計算しながら走らなきゃいけなかったからね。ライディングに集中できるだろう。
これでほぼ完成と言ってよい。
ぷぷぷ・・・。全部で500円ちょっとだったよ。
こりゃ夏の本番前に、試運転を兼ねて一度は出かけないといかんな。
にほんブログ村
↑「そんなんでも何とかなるもんだねー」と、思われたら・・・
ポチっとやっちゃってくださいね =*^-^*=