影丸 チェーン交換

先日、ナッポスで診断してもらった際、今回はチェーン洗浄だけでだいじょぶそうなことを言われた。

で、それをやってもらいにナッポスに赴いた。今回は別の店員だが、念のため、もう一度チェーンをチェックしてもらったら、今度は交換したほうがいいんじゃないかとか言ってる。

「おいおい・・・・」

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今回の店員はチェーンを曲げた際の戻り具合の悪さを見てそう言っているのだが、それが洗浄によって解消されるものなのかどうかはわからない、チェーンが伸びていることは伸びている、と説明してくれたのだった。

そんなもん、洗浄して元に戻らなかったらムダ金を費やすことになっちまうじゃないか。

即、交換を決断。

だがハブダンパーは純正品しかないため取り寄せが確定しているし、スプロケも純正がいいのでその日は交換するシールチェーンだけを選び、支払いだけして帰ることになった。

スプロケ前後、ハブダンパー、メッキありのシールチェーンで合計が27,000円ちょっとだった。

シールチェーンはEK520SP X2というのを選択。

その前に「Ninja400Rだとこれになります」と勧められたのはRKというのだった。

だが、商品入荷確認の電話で待たされている間に他のを見たら、もっと安いEKシリーズを発見した。

「この野郎・・・・。今日の店員は随分と商売根性丸出しじゃねーか」

ナッポス店員でもいろんなやつがいるのだ。話しを全部鵜呑みにしてはいけない。

で、そいつを呼びつけて「これ、RKとEKと会社が違うんだと思うんだけど、特徴の違いとかあんの？」と聞くと、曖昧な返事が返って来た。

知らないなら「わかりません。他のスタッフに聞いてみます」とか言え。

しまったー。今日の店員はレベルが低いわ。

もしかして交換も必要なかったのかも・・・・。

前回の店員の言うことを聞くべきだったか・・・。

まあもう今更後に引けないので、特徴がわからんぐらいなら安いやつで十分である。

先ほど選んだRKをEKに交換してもらったのは言うまでもない。

で、後でネットで調べたら、ナッポス価格は表示価格の2割引きであるにも関わらず、Amazonで売っている値段より二千円も高いのだった。

で、工賃が6,480円。

自分でやれない場合、合計で約8,000円のマイナスとなる。

仕方あるまい。プロの仕事に任せられる分、保険料と考えよう。

一方、ゴールドやその他の色のチェーンも選択肢としてあった。

特にブラックが金が混ざっててカッコよかったのだが、三千円ぐらい割高なので辞めておいた。

いーんだ、これで。少しでも負担を減らすのだ。

それで、ビーナスライン・ツーの日、雨に打たれてうなだれながら談合坂SAで休憩していたら、ちょうどナッポスから部品がそろった旨の電話がかかってきた。

「ちなみに今日は何時までピットに入ればいい？」

と聞くと、5時過ぎぐらいならだいじょぶですと言う。

・・・・ヒマ、なのね。

時刻は間もなく3時になるところ。

ここ、談合坂からなら休憩なしで行けば何とか間に合うかもしれん。

ビーナスラインであられ攻撃を食らい、パンツまでびしょ濡れになったが高速道路で風を受けながら走っているお陰でほぼ全部乾きつつあり気分も盛り直してきたので、相模湖IC回りで行って帰りにお世話になることにした。

そうそう。

ビーナスラインでは一際ひどい目にあったが、高速に乗ってからは雨に打たれることはなかった。

逆にところどころ路面が濡れている箇所があり、今度は維水志が通る前に雨が降っていただろうことが予想できた。

むしろビーナスラインで雨に遭遇したお陰で、早めに安全に帰れておまけにチェーン交換までその日のうちにやれた、という点で超ラッキーだったのかもしれない。

実際、ナッポスに着くと、電話をくれた時にはこちらも土砂降りだったらしい。

一見、嫌なことに思えるが、結果的に見ると、返ってそれがあったからこそ今の良い状態がある、みたいなことは、本人が気づいてないだけで、実際にはものすごく多いのかもしれない。

そんなこんなでチェーン交換をしてもらった影丸に乗って颯爽と道路へ出ると、

「おお！全然アクセルレスポンスが違う！やっぱり北海道前に交換してよかった！！」

と、なった。

こちらはナッポスの、「商売根性丸出し店員」のお陰、であった。

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