LDKの意義
間取りをいろいろと検討する中で、いつもどうしたらよいか思い悩んでしまう部分が一つある。
LDK、つまりリビングとダイニングとキッチンである。
このうちまあ台所はマイハニーの管轄として、他の二つが問題なのだ。
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正しくは「リビングルーム」と「ダイニングルーム」なのだろう。
そう。つまりそれぞれが「部屋」なわけだ
が、実際はそれぞれが仕切られていることはほとんどなく、「部屋」というより「スペース」の意味のroomになっているわけだ。
で、それをどう使い分けりゃいーのかが今一つイメージできないのだ。
普通はダイニングスペースにダイニングテーブルを置いてそこで食事をし、終わったらリビングスペースにあるであろうソファ等に移動してテレビを観ながらくつろぐ、というスタイルなのだろう。
が、維水志、これまで半世紀、そんな生活スタイルを送ったことがない。
まず、テーブルに着いて椅子に座って食事をしたことがないわけで・・・・。
じゃあどんなんだったのかと言うと、所謂座卓であぐらをかき、テレビを観ながら食べ、ごちそうさまをしたらごろんと横になり肩肘を付いてテレビの続きを観る、という生活。
食べ終わったら横になるのは必須条件である。
つまり、食事をするところとテレビを観る場所は同じ。
そんな生活をしていたところに、リビングとダイニングが現れたらどうなるだろう?
想像するに、結局はどちらか一方しか使わなくなるのではないだろうか?
そしておそらくそれはテレビが近いほう。リビングだ。
すると結果はダイニングテーブルの物置化である。
せっかくスペースがあんのにそれって勿体ないじゃないか。
そう思った。
それで当初考えていたのは、キッチンの前を床から数十センチ上げて掘ごたつみたいなダイニングにする。
これなら今まで通り食べた後にごろんできる。
で、ダイニングとリビングの配置が一直線上にならないようにする。
そうすることによって一か所に留まらないようにできる。
そう考えた。
だがなー・・・・。
やっぱ食事をしながらテレビを観たい。長年の生活がそうなわけだから。
そうなるとテレビはその掘ごたつ式ダイニングに置けばいーじゃんか。
否、そんなことしたら完全にリビングの存在意義がなくなってしまうじゃんか・・・・。
とか、考えてたら、
「う~む。やっぱりリビング・ダイニングが一直線上に並んでた方がすっきりしてしかも空間が大きく感じられるんじゃないだろうか」
等と、考えが二転三転して面倒くさくなってくるのだった。
そこへ来て、斬新の内覧会の家を見た。
そこはリビングとダイニングの区別がなく、大きな空間を一つ取っていた。
そして窓側にカウンターテーブル的なものが設置されていたのだった。
「これでいーじゃん!」
そんなんで一応、解決はしたのだった。
それで新土地のプラン第一号が上がってきた。
土地発見の功労者である小倉納豆ハウスがその権利を勝ち取ったのだ。
まだ上記のリビングの維水志案が今一つ反映されていない段階だわね。
それに、この時点ではまだ1階に二部屋、2階に風呂バージョンだったんだ。
最終形態はまだまだ変化するのである。
結局、プランが出来上がるたんびに施主の考えがコロコロと変わっちゃんだわね。
建築士も大変だよなあ。
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↑「特に天邪鬼の維水志を相手にするのは大変だろうなあ」と、思われたら・・・
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