家の価格=あってないようなもの
※記事内の金額は全て仮のものです。
ユニバさーるホームの2回目の見積もりが上がってきた。
最初に出されたプランは、あくまで初回ということもあり、様子見という意味もあったのだろう、予算的にはだいぶオーバーしてしまっていた。
そのプランと見積もりをたたき台として、あれこれ注文をつけ、1週間後に改めて修正案を出してもらった。
その価格を見て「え?」と思った。
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話が見えやすいように、ここからは具体的な仮の数値を挙げるとしよう。
維水志の総予算を仮に3千5百万とする。そのうち土地の価格は1300万である。
「仮」だからね。
最初に出された価格の総予算は3千8百万。
だが、一番まともな総予算を出してくれている業者のそれと比べると予算に組み込まれていないものが多々あったりして、どー見ても3千9百万は超えそうなのだった。
それじゃ話にならないので、予算内に収めるために、要らない小屋裏収納を削ったり、その他どうしたら安くなるかを坪数を減らす以外で教えてもらい、許容できるものはそれに従った。
だが、さすがに外構工事費50万は他見積との差があり過ぎるので、せめてそれを100万にして計算してくれるように注文をつけた。
これで予算内に収められるんだったら検討の余地はある、と伝えてその日は帰ったのだった。
担当の河本さんは「がんばらせていただきます」とは言っていたが、正直、まあ無理だろうと思った。
あの見積もりの中で大きく削れたものとしては小屋裏収納とうちには無用のエコキュートぐらいか。
だが、外構工事費をプラス50万にしたことでそんなに目立って下げられた感じはなかったからだ。
で、2回目だ。
数値を見て吹き出しそうになった。
否、どう反応していいのかわからんかった。
その価格、
34,999,999円也。
なあ。スーパーの商品じゃなかろうが。家電の価格じゃなかろうが。
これは、建築費、なんですよね。
そしてその割引額、驚異の約300万円也。
ねえ、これってクルマ1台買えちゃうよね。軽なら2台か。
どう反応したらいーのか全くもってわからん。
値引きだけの部分を見ればそりゃ「嬉しい」と素直に言うしかないだろう。
だが、それってどーゆー根拠で付いた値段なのだろう?と考えると少々複雑な気分になるのだった。
まず第一に、よくある商法として、元々ない値段からの「半額」「値下げしました!」みたいなやつ。
つまり本当は2千円なのに、元々なかった3千円の値札を付け、そこに赤線を引っ張って千五百円と表示する、みたいな。
ならば1回目の見積り価格は当て馬価格か。
次に、これは維水志予算が3千5百万だからこの値段なのか、ということ。
予算を3千6百万と伝えていたら、35,999,999円だったのか、はたまた3千4百万だったら33,999,999円なのだろうか?
そしてこのうち土地価格は1300万である。ここはどうあっても変わらない。以前検討していた四面楚歌の土地ならそこより150万ぐらい安かったわけだが、総予算が3千5百万ならやはり出てくる見積額はこの価格だったのだろうか?
それとも土地価格が安い分、3千3百50万に収まったのだろうか?
結局、新人建設が四面楚歌の土地で契約を迫ったのもそこなのだろう。
「お前(維水志)のプランじゃ土地の価格はどう考えてもそれが限度だろうよ。それ以上土地の価格を上げられちまったら家本体にかける費用、つまり我々(新人建設)の儲け分が減るじゃんか」
ということだったのだろうか。
そんなことを考えると、一体、家の価格ってどーなってんだろう?と思ってしまうのだった。
あってないようなもの。
そう言わざるを得ない。
「だったらもっと無理を言えば通るんじゃないか?」とか、「いやいや、そんなことして家の材料費を削られて手抜きされたらどうしよう」とか、いろんなことを考えてしまう。
ともあれ、ユニバさーるホームも真摯に対応してくれているので、きっと精一杯やってくれているのだろうと前向きにとらえることにした。
1階全館床暖房、なのに無垢のフローリング、寝室は樽に使う高級なフローリング仕様がサービス。そして信頼のおけるハウスメーカー。
そういったことを考えるととても魅力的に思える話なのだった。
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