決め手は

ようやく決めたよ。

施工業者を。

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斬新さんにお願いすることにした。

決め手は・・・・・

洗濯動線がしっかり考えられていたことと、家の広さと価格、だった。

バイクガレージを入れて33.83坪だ。

そして総予算内にちゃんと収めてくれた。

費用としてかかるものはしっかりと入っている。実際の総価格に一番近いと思えるのが安心だ。

見積りもとっても詳細なので素人にも分かりやすく、オプションを加えるにしろ減らすにしろ、計算がしやすい感じがする。

そして、やっぱり内覧会で見た家が夫婦そろってとっても気に入ったからなんだと思う。

実はあの日にすべてが決まっていた、と言っても過言ではないかもしれない。

のび太先生の、他にはなかなかないようなプランが印象的だったんだ。

そして年内に斬新と仮契約を結んだのだった。

これでようやくリアルタイムに追いついた。

現在は上記のプランをたたき台にして、設計図を幾度となく書き変えてもらっている最中である。

それにしてもユニバさーるホームも惜しかった。

「家じゅうあったか」の地熱システムと無垢のフローリングには最後まで悩まされた。

だが、悲しいかなやはり家が狭かった。

従って収納が少ない。マイハニー所望のパントリーも無しだ。

実は最終案までここはバイクガレージを入れてくれなかったんだが、最後の面談日の帰り際に維水志が、

「後は（地熱システム等の）機能を選ぶか、バイクガレージとかの贅沢装備を選ぶかですね」

と言ったからだと思うんだけど、結論を出す二日前に、1階風呂＋ガレージ付きプランを家まで届けに来てくれたのだった。

これでますます選ぶのが難しくなったのだった。

ユニバさーるホームの担当者はまだ新入社員になりたての「シンちゃん」だ。だがその実、すべてを仕切っているのは店長の河本さんである。

シンちゃんは、毎回うちに「よろしくお願いします」としたためた手紙を届けてくれるのだった。

シンちゃんのためにも何とかこの契約をゲットさせてあげたい、という親心にも似た上司の河本さんの気遣いがそこかしこに見受けられた。

維水志も彼らの師弟愛に応えてあげたい気持ちが多々あったのだが・・・・。

ごめんなさいね。そしてありがとう。

断るのはとても気が重たいタスクであった。

後でメールが来て知ったのだが、お断りの代行もスーモカウンターがやってくれるんだそうだ。

それでも皆さんにはとてもよくしてもらったので、自分でしっかりと各社にお断りをしたよ。

それが筋ってもんだろうから。

あ、でも絡むホームだけは自然消滅みたいになってたから、スーモのマリオカさんに代行してもらった。はは。

さて。

ではこれから斬新さんとがんばって家づくりを進めていきたいと思いますわ。

よろしくお願いしますぜ、斬新さん！

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