サイディングを縦に使うのか
維水志邸担当建築士ののび太先生が設計する家のほとんどが白を基調とした塗り壁だ。
だから担当がシノラー先生からのび太氏に換わったとき、当然うちも白塗りになるものだと思っていた。
が、施工業者原口さんが出した我が家の見積もりは、予算の関係上、サイディングになっていたのだった。
え?サイディングの16㎜のほうが塗り壁より高そうなイメージあるけれど、そうじゃないんだ。
で、ちょっと外出したときに新築のお宅をじろじろ観察するのだけれど、塗り壁のお家がキレイなのよ。
なんたってつなぎ目がないわけで。
それに引きかえサイディングときたら、どうしてもつなぎ目がわかってしまう。
どんな模様を選んだとしても、たいていは「ここがつなぎ目ですっ」ってサイディングがアピールしてくるのである。
少し前までは塗り壁なんて絶対に嫌だ、と思っていた。
なんたって雨でついた水垢が我慢ならぬ。新築なのにすぐに古い家に思えてしまう。
そしてひび割れが醜い。
が、今は技術が上がって水垢もほとんど付かないのだと言う。
実際、近所に建ってから1年以上する塗り壁のお家は水垢の「み」の字も見えないのだ。
もちろんクラックも皆無である。
そんなのを見ていると、どーしても「やっぱ塗り壁がいいよなあ・・・・・」とため息が出てしまうのだった。
それでも背に腹は代えられぬ。
せめて将来のメンテのしやすさや耐久性といったサイディングのメリットをプラス、と捉えて我慢するしかないのだった。
希望はサイディングも進化している、ということ。
いろんなデザインがあるからもしかしてつなぎ目が目立たない商品もあるかもしれない。
そんな折、マイハニーが「サイディングを縦に使っているオシャレな家があるよ」と教えてくれたので見に行ってみた。
すると、なかなかどうして、これがつなぎ目がわかりにくい。
へえ。こんなふうにも使えるんだ。
そしてカッコイイじゃないか。
原口さんの話だと、サイディング1枚は3メートルあるんだそうだ。
だとしたら維水志邸の場合、2階がオーバーハングしているので3メートル以上の平面が縦に直線上に連なるのが西側だけ、ということになるかもしれない。
南側もそうだが、バルコニーがある分、つなぎ目は目立たないだろう。
一番目につく北玄関側は庇があるのでほぼ問題ないと言える。
おお、これで問題解決だ。
むしろメンテ期間が長くなる分、サイディングのほうがいいじゃないか。
一方で横に使いながらもつなぎが目立たない素敵なデザインのお家もあったりする。
ニチハ、という会社のショールームを訪れると、自宅の設計図を用いてイメージをコンピューターの画面で確認しながら選択できるのだと言う。
是非、そこを訪れてみようではないか。
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↑「サイディングは断熱効果もあるよね」と、思われたら・・・
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