タカラスタンダードのショールームへ
キッチンはLIXILかTOCLASの2択だと思っていたところに、タカラスタンダードが加わった。
施工業者斬新の地元にあるタカラの支店の営業所長が自ら斬新に売り込みにきたのがうまくいったのだ。
担当の原口さんがそのキッチンの質の高さを認め、我々にもどうか?と勧めてくれたのである。
まあそうおっしゃるのなら見てみない手はない。
ビルダー専用に開発したそのキッチンの展示品は斬新の地元にあるタカラ支店にはないらしく、わざわざ港北にまで行かないといけないのだと言う。
ちょうどLIXILの港北にも行く用があったのでちょうどよい。タカラのショールームはLIXILから目と鼻の先の位置にある。
行くと、調子のよさそうなその営業所長が現れ、約束の営業開始時間10時ちょい前に着いたにも関わらず、中に通してくれた。
「こちら1階は一般のお客様も購入可能な商品を展示してありますが、斬新さんのお客様にはビルダー専用の展示をご覧になっていただきますので、こちらから2階へどうぞ」
と、ビップ扱いを匂わせる調子のいい感じにまんざらでもない気分で2階へ進む。
原口さんの「タカラがなかなかいーんですよー」と言ってたそれがどんだけいいのかすぐにでも見て回りたかったが、まずはテーブルに付いて商品の説明を受けることに。
まずはパネルの質について。
メラミン化粧と呼ばれる製法で造られているキッチンパネルと普通のタイプとの比較。
重ねてある上のほうがそれ。
なんでも硬さが鉛筆の硬さで言うところの9Hレベルらしく、とても丈夫なんだそうだ。経年劣化で一部が剥がれてくる、なんてお粗末なことはないらしい。
ピアノ塗装とまではいかないものの、光沢が綺麗でとても質感が良い。厚みがあるのもよい。
これが標準仕様で付くというなら確かに素晴らしい。
色もメラミン化粧タイプのもので30色あり、全体だと45色から選べる。
これはいい。
ピアノ塗装の鏡面仕上げなんかにしたらとんでもなく高額になって手が届かないが、これであれば十分に満足できるレベルだと思える。
早速、商品を見てみることに。
一応、下調べをしたホーローの説明を受けながらわかったことは、鍋とは造りが違う、ということだった。
ホーロー鍋の場合は中身の鉄とガラスの間に熱が回りやすいようにあえて空気の層を設けるが、キッチンに使うそれはそうする必要がないためかなりな強度を持つのだと言う。
実際、LIXILやTOCLASのショールームでは、ガス代の天板に重たいものを落としたりすると割れる危険性が大だと言われたが、ここでは5キロ?の鉄球を落としても割れない、という実験をして見せてくれた。
また、こんなものが用意されていて、ぶったたいても凹みません、というデモンストレーションもやっている。(凹んでいるほうは一般の材質で裏側がホーロー)
ザンネンなことに、他のお客様が赤ちゃん連れだったので今回のデモは見送られた。ちゃんとそうした気が遣えるところは好感が持てるじゃないか。
一方、タカラだけにシンクはステンレスのみだと思っていたら、ちゃんと人造大理石バージョンもあるのだった。
天板の人造大理石もアクリル製で、ポリエステル製のそれより丈夫なんだそうだ。
ほう。なかなかええで。
シンクも広い。
だがマイハニーは、TOCLASのように丸いデザインが選べないのがちょっとザンネンだと言う。
維水志的にはガス代のカラーもパールがかったデザインが選べるし素敵だとは思う。
LIXILのそれはどーにも安っぽく見えていかんのだ。
その他、こうした部分はどこも差がないように思える。
使ってんのは一緒かもしれないし。
収納もまずまずだね。
うむ。
これならこっちのほうが他の2社より断然よろし。
つづく。
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