タカラのパフォーマー
そしてホーローのウリを実証するパフォーマンスが始まった。
担当の原口さんから前評判を聞いて知ってはいたが、どーやらこれをやるのはお約束のようなのでじっくりと見物させてもらうことにした。
本人が「是非アップしてください」と、とポーズまで撮るもんだからリクエストにお応えしなければなるまい。
「ホーローだと水拭きでも軽くこすれば落ちます」
と、言うように、すっきりと落ちる。多少汚れがきつくても食器用洗剤で軽く落ちる。
へー。これはいい。
さらにはレンジフードのこの部分も「ホーローです」と得意げに話しながら焼きを入れる。
そしてそんな汚れもやはり難無く落とすことができるのだった。
それでホーローだけに、こうしてマグネットさえあればなんでもはっ付けることが可能なのだ。
こうした付属品の取り付け位置に悩まなくて済むのがいい。
維水志的にはこれが機能的で一番いいと思ったが、調子に乗っていろんなもんをいっぱいはっ付け過ぎてごちゃごちゃになってしまいそうである。実際にタカラを採用するならその点を注意しないといけないだろう。
まあ、その辺りは良いのはわかった。
問題はレンジフードの清掃方法だ。
そこがダメなら一度LIXILに決めた心を揺るがすまではいかんぞ。
で、最初、上の写真のタイプのを開けて見せてくれたのだが、昔からよくあるタイプの↓
こーゆーあみあみのが3枚並んでいたから、いまどきまだ昭和かよ、こりゃダメだ、と思った。
ところが、
「普通はこれが標準なのですが、今回は斬新様のお客様ということで・・・・・」
と、別のレンジフードがあるところへ移動。
そして、
「維水志様にはこちらの方を標準とさせていただきました」
あら、カッコいい。
最初っからそうでなきゃあ。
まあこれもギャップによる効果を狙ったものだから仕方あるまい。
ライトはLEDでリモコン付き。
いや、リモコンは要らないような気が・・・・。
だから中身はどーなんだ?
吸い込み口を狭くすることでより吸収率を高めてあるのはもうどこも同じ。
先ほどのあみあみ状のものは同じだったがこちらは2枚だけ。
そしてどれもワンタッチで取り外し可能。脱着のしやすさ、という点ではほぼLIXILと同じレベル。
だが、タカラのウリはそのあみあみの部品までもがホーロー製であり、食洗器に入れればすっきりと汚れが落ちる、という点であった。
食洗器で部品が洗えるのは他社も同じなのだろうが、先ほどの汚れの落ち方を見ると、こちらのほうに軍配が上がるだろう。
そこまで言うなら最後のファン自体もホーローなのか、と思ったらそこだけは違った。
だが特殊なコーティングをしてあるのでぬるま湯に浸けておけばいーんだそうだ。
だが、コーティングは恒久的なモノではないらしいので、汚れが落ちにくくなったらスペアが売っているのでそれを買ってくれ、ということだったが、その耐久力がどのくらい持続するのかは聞かなかった。
トータル的に見て、維水志にはタカラのほうが優れている、と思えた。
TOCLAS ⇒ LIXIL ⇒ タカラ
と気持ちが移動していったが、最終的にタカラになりそうだ。
これも担当の原口さんのおかげである。
タカラの所長が斬新に売り込みに来たとき、「このレンジフードじゃLIXILに勝てないよ」と口添えしてくれたんだそう。
確かに、最初のほうのレンジフードだったらそっぽを向いていたのは間違いないだろう。
そしてカップボードの質感もいい。
この取っ手もオプションらしいが、原口さんが「そんな、オプションなんてみみっちいこと・・・」と一言。
するとこれも半ば強制的に標準となったのだった。
有難いことだ。
付属の隠しゴミ箱もLIXILより大きめである。
LIXILの、いかにも「おまけ」的な雰囲気はこちらには感じられないのが良い。
前向きに検討する気になったところで改めていろいろと色決めをすることに。
マイハニーはホワイトベースがいいと言っていた。
一方、レンジ前のパネルがあんまりいいのがなく、他の展示品を物色した。
そしたらその中にパール調のキラキラしてるのがあったから「これがいい」と言ったら「それはオプション」だと言われた。
それもどーにかしてくれ、と言ったが、それは無視された。
どーやら調子がいいのはそこまでだったようだ。きっとすでに限度を超えていたのかもしれない。
うむ。
見に来てよかった。
キッチンはタカラで決まりだな。
次はタカラのバスを見るとしよう。
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