見積り合戦 引っ越し編 プレイボール!
一番、ファースト、サカイ、背番号、パンダ(。>ω<。)ノ
朝8時半だよ。
気合い入ってんなあ。
今回のサカイの営業さんは前回の人と比べ、若い。
若いけど物腰の柔らかい、とっても優しそうなイケメンである。
素敵(*ノ∪`*)
まずはご挨拶に岩手産のお米一キロをいただいた。
ありがとうございます。ヾ(・∀・)ノ
断るかもしれないのに。はは。
そーいや、前回のときもお米いただいたっけ。
それでも・・・。
前回は遠慮なくお断りさせていただきました。
お米、美味しかったです。すんません。
で、どこの業者も、まずは持っていく家財のチェックし、そこから見積もりに入る、というのがルーティーンのようだ。
そしてパンフレットを使って、引っ越しのサカイという会社のウリを説明する。
要約すると、荷物については他社にはない保険が効くということ、サカイの場合は日雇いの人員はいない、ということだった。
日雇いがいない、だったか、訓練された社員しかいない、だったかは忘れた。
そこだ。
サカイの魅力はそこだよな。
ちゃんとやってくれそうなんだ。
そして「それでは計算いたしますね」と言いながら向うもいろいろと探りを入れてくるのだ。
たいてい聞かれるのは「引っ越しは初めてか」で、Noの場合は「当社をご利用いただいたことはあるか。そうでなければどこを利用したか」ということだ。
それで経験がある場合、その時の費用を参考のために聞いてくるのであるが、それは見積もりが出るまでは言わない。
維水志の場合、引っ越しの経験は多々あるのだが、引っ越し業者を利用したのは前々回と前回の2回きりしかない。
そのいずれも3万円代だったため、それが維水志の引っ越し価格の相場になっている。
今回も荷物の量は過去の引っ越しと同様か、もしくは少ないぐらいかもしれないし、おまけにこれも前回と同様の引っ越しシーズンではない平日、さらに今回は同市内間での移動、となれば、もしかして2万5千円ぐらいでいけるんじゃないか、と目論んでいた。
とは言え、今回は新築への移動だ。
あんまりチープな引っ越し業者に頼んで新居に傷がついたりしたら元も子もない。
なので、3万より多少オーバーしたとしても信頼のある業者に任せようと考えていたのだ。
けど4万円代はあり得ない。
それが大前提であることは変わりない。
さて、最初に提示された金額は・・・・、
確か8万ナンボかだったか、話にならんのでここで前回の事実を洗いざらい説明した。
サカイさんとアークさんが同席し、双方で最終金額をそれぞれ提示してもらい、それが、サカイさん、3万4千円、アークさん、3万円だったのでアークさんに決めた、と。
あんときゃまあアークさんの執念みたいなものを感じたっけ。
どーあってもサカイさんを撃退してやる、というオーラが出まくっていた。
最終的に勝利を勝ち取ったときは「どーだあ!やってやったぞー!おととい来やがれー!」と言わんばかりに興奮気味に相手の撤退する様子を聞いてきたものだ。
で、話を戻すと、その金額を聞いて正直、営業の兄ちゃんは引いていた。
「さ、三万円ですか・・・・。や、安いですね・・・。その時の明細とかありますか?」
と、信じられないようだったので、明細はないが、領収書ならある、と証拠を見せてあげた。
それで積み切り、午後便時間指定なし、ということを確認し、改めて出てきた金額は5万5千円。
おいおい・・・・。
やはり8万ナンボかってのはあってないような値段だわね。
「それじゃあちょっと話にならないです」
というと、
「3年前とは消費税も違いますし云々・・・・・」
「まあ確かに物価は上がっているけど、消費税で3万が5万にはならんでしょ」と応戦。
で、どのぐらいなら任せてもらえるか、と言うので、
「3万円代」と即答する。
で、あまりに低すぎると撤退しちゃうんで、ここで一言付け加える。
「それでもまあ確かに3年前とは事情も違うし、今回は新築への移動だから多少前回より高くても信頼のある業者に任せたいと考えています」と。
それでそこからまた電話で上司とのやり取りが始まる。
これが始まると長いのがサカイの特徴である。確か前回もそうだった記憶がある。
で、ラップトップを叩きながらいろいろと話すのだけれど、こちらからは画面が伺えない。
おそらくそこで上司と連絡を取り合っているような気配が感じられる。
それで唐突に彼の携帯が鳴る。
「失礼します」と胸ポケットからスマホを取り出し画面を見ると、「知らない番号なので辞めておきます」と言っている。
(*´v`)
それってさあ。上司からの指令なんじゃないのぉ?
なんでこのタイミングで知らない人から電話が来るのさあ(*´v`)
そんな小芝居うたなくてもいーのにぃ。
見え見えだよ~?
で、ようやく出てきた金額が、
33,900円。
あら、前回のサカイさん価格より百円安いじゃん。
消費税の話はどうしちゃったの?てっきり35,000円でくるかと思ったが。
いや、でも、本当に頑張ってくれたんだ。
「勉強しまっせ、引っ越しのサカイ」ってコマーシャル、昔やってたもんね。
ちょっと嬉しかったのは「いやー、きっとこれで引っ越しが最後になります」と言ったのを真摯に受け止めてくれたことだ。
最後、ということは次回の営業には決して繋がらないわけで。
粗相をして「二度とサカイなんか使うか!」となっても次がないから関係ないわけで。
それでも「では最後のお引越しは是非当社にお任せいただけたらと思います」と言ってくれたことだろう。
上司とのやり取りでも「これが最後のお引越しになりそうなので・・・」と訴えていた。
あんた、いい人だよ。
「わかりました。ではこれで検討させていただきます」
最後に「これ以上お値段は下げられませんが、品質は確かですのでその分をご考慮ください」と言い、深々と頭を下げて帰っていった。
うむ。十分だ。余りある。
実は、ここでもう決めていーかと思ったくらいである。
い、否、それでは今までと変わらぬ。
実は一番情に流されやすいのは自分かも・・・・、はは・・・。
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