Ninjaよ!私は帰ってきた!!

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見積り合戦 引っ越し編 中盤戦

サカイさん訪問の二日後。

二番、セカンド、アート、背番号、0123。

朝8時だよ。スゲーな。

が、

三球三振!コラッ(`・o・´)۶ ☆(;>pq<)イ

まずね。営業が暗い。不愛想。

うむ。眉毛がないんじゃないかと思われるぐらい薄い、というのも一因だろう。

ありゃ眉毛書いたほうがいいね。

アートはテレビコマーシャルで派手にやってるだけあって贅沢市場だね。

なんか他社の営業から耳にしたのだけれど、ダックってのはアートの子会社って言ってた。

つまり、単身者とか、荷物の少ない安いほうの引っ越しはダックに任せてアートは金持ち専門ってことなのだね。

なんでもそのダックが近いうちになくなるとかで、ちょうどその過渡期にあるためか、アートも低価格帯の仕事を請け負いつつある、という話しだった。

さすが業界人の話。信憑性がある。

まあ、とにかくだ、その眉毛なし営業が電卓を叩いてこちらに提示した価格が、

11万いくらか。

はあ?(;゜0゜)

「なんですか、それ?」

と思わず言った。

それから電卓をはじき直して再び提示された金額は8万円代。

「えっと・・・、サカイさんが3万円代で見積もり出してるんですけど」と言ったら、

「さ、三万円代ですか・・・?」

と、また似たような反応。

そ、そんなに安いんか?それ?

さらに、「それって小型のトラックで何回か往復する感じですか?」と、サカイさんを見下したような失礼な言い方をするので、

「いいえ、2トンロングです。積もうと思えば自転車も積んでくれる、って言ってましたけど」

と、てめーんとこじゃ到底できないであろうサービスまでしてくれるのだ、と言い放ってやった。

すると、

「それはちょっとウチでは無理です」

とそそくさと荷物をまとめだし、パンフレットを返せと言っている。

印象、悪っ。

そ、そう来るか。

まあいい。安くできないのならもちろんこちらにも用はない。とっとと帰っておくんなまし。

おいおい、忘れものだ、名刺も持って帰りたまえ。

全部で20分ぐらいだったか。

何しに朝8時から来たんだよぉ・・・・。

おととい来やがれーっ(。Д゚; 三 ;゚Д゚)

うむ。丁寧さや会社の信頼性という面から言ったらおそらくサカイさんとの差はないとみた。

否、営業で比べたら天と地ぐらいの差があるだろう。

そして価格も、だ。

誰が金持ちしか相手にしないような業者と契約するか。

おかしいなあ・・・。

ネット見積りのとき、ちゃんと運ぶ荷物の量もチェックしたんだけどなー。

きっと、戸建てだから大荷物だと勘違いして間違って来ちゃったんだろうな。

アート引越センターが金持ち相手、ということが判明しただけの、無駄な時間であった。

さらにその二日後。

この日はアーク、アリさんが連荘だ。

三番、サード、アーク、背番号、・・・・?

今一つ特徴が見当たらない。

が、前回の勝者である。

朝9時。

営業は女性である。年のころは25、6、と言ったところか。

やはり同じルーティーンだ。

荷物チェックの際、前回の引っ越しのときに使ったアークの段ボールがそのまま入っていたのを見て、「ありがとうございます!」と感激していた。

その「ありがとうございます!」というのが口癖らしく、そこ、お礼を言うところ?と思うようなところでも「ありがとうございます!」と口に手を当てながら言うのだった。

実はここには安さを期待していたのだ。

前回が3万円だったから、今回はそれと同じか、もしくは2万5千円ぐらいなら考えてもいいか、と。

というのも、前回お世話になった際、プロの丁寧さという点では今一つ及第点が与えられない感じがしたのだ。

確かその時は人員が3名配備されていたが、サカイさんのような全員がプロ、ではないと思える場面に多々遭遇した記憶がある。

具体的にはやはり大物家財を運び入れるときだったろうか。

特にベッドや洗濯機が入れにくいところにあったため、それでだいぶ苦労をしていた。スムーズではなかったのだ。

もちろん、サカイで引っ越しを経験したことがないのでそこに差があるのかどうか何とも言えないところだが。

そーいや、カーテン屋さんが何故だか引っ越し業者の品定めをしていて、「いろいろ見てますけど、サカイさんとアリさんはいいですね」って言ってたっけ。

話を戻そう。

それで、ここも出てきた見積金額は頑張って5万円代だった。

さっそく前回のアークvsサカイの実況中継をし、結果的に3万円を提示してくれたアークさんに決めたのだ、と伝えると、

「さ、三万円ですか・・・?」

え?また同じリアクション?やっぱ3万円代ってのは破格なのか?

ってか、あんた、それ、自分とこの営業がはじき出した金額なんですけど・・・。

で、やはり信じられないらしく、「見積書はあるか?」とか「前回も平日午後便だったか?」とか聞いてくるのだった。

領収書だけど、ちゃんと証拠はあるのさあ。

ちなみに、距離は前回より今回のほうが近い、と言うとそれぐらいの距離だと値段は変わらんのだそうだ。

要は引っ越し会社も平日の暇な時間にトラックを寝かせておくのがもったいない、ということなのだろう。

あるいは一度出払ったトラックだからついでに稼げるだけ稼いで来い、ということだろうから、たとえ3万円だとしても全体の売り上げの数パーセントにはなるなら仕事が取れたほうがいいのだ、きっと。

そこ行くと、アートは貧乏人まで相手にする必要はないんだろうて。

それほど法外な値段を請求していると言える。

いーぞ、アート、そうやって金に糸目を付けぬ金持ちから奪い取るのだ。維水志はかかわらない。

で、アークの営業さんだが、現実を突きつけられて唖然とするものの、それでも彼らは勝負師だ。女性でも、だ。

「前回と同じ3万円だったらここで即決していただけますか?」

と、食い下がるのだった。

なのでこちらも真摯に対応したよ。

全員がプロ集団じゃないから、とは言えないので、前回の経験で丁寧さに欠けを感じた、というやんわりとした表現で伝えた。

すると、「正直に言っていただいて、ありがとうございます!」とまたものたまう。

さらに「そういった点を考慮して、サカイさんとの差が一万ぐらいだったら考えようか、と」とも付け加えると、さすがにそれは難しい、と言って諦めたようだった。

それでもサカイさんと同じ金額の見積書を書いて「さすがに一万円はムリですけれど、もう少し頑張れるかもしれませんので、気が変わりましたらご連絡ください」と言って帰っていった。

所要時間、90分也。

で、入れ替わりに最後のアリさんが登場したのだった。

つづく。

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