維水志邸WEB自己満足展 vol.9
だが「内覧会」というネーミングが自分にはどーにもピンと来ない。
まるで「どうぞ素敵な我が家を見てくださいな」などと言っているようで
はなはだおこがましい気持ちにさせられるのだ。
もちろん自分たちの要望全てが反映されている家だ。気に入ってないわけがない。
自分たちは、である。
そう。だからこれは全て、自己満足の世界なのだ。
そこでウチではこう呼ぼう。
「WEB自己満足展」
~ようこそ、維水志邸へ、自己満足の世界へ~
Vol.9 リビング階段編
棟梁に「この家の見どころは?」と聞いたところ、「やっぱり階段じゃないですか」と言っていた。
リビング側の格子と階段上の腰壁の格子の見事なコラボレーションは、棟梁のプロのスキルがフルに威力を発揮した部分でもある。
ここは、ただの壁にするか、このように格子状の造作にするか悩んだ。
というのも造作だと10万以上かかる、というからだ。
けれど、壁だとせっかくのトップライトの光を多少なりとも遮ることになるし、格子がリビング側だけよりこちらのほうが断然見栄えがよくなることは容易に想像できたから費用がどーのとか言ってられなかった。
結局、格子にして本当に良かった。
ただの壁にしていたらきっと後悔したことだろう。
こうしてリビングから近づいていくと・・・・。
トップライト越しに映える格子が美しい。
棟梁の言うとおりで、我々もとっても気に入っている。
元はと言えば、この北側のトップライトを設計したのび太先生に感謝したい。
北側の光は直接差し込むことがないので暑くなり過ぎるということはない上に、光が広がるんだと言っていた。
彼の設計した家を内覧会で見て、随所に採光の工夫がされているのに感心し、我々は彼のことを光の魔術師と呼んだものだが、この家も違わず光あふれるものにしてもらえた。
外から家全体を見ると、窓が少ない上に小さいのに、なんでこんなに中が明るいのかホント謎である。
斬新の営業担当で建築士の免許を持っている原口さんも、「ホント不思議なんですよねぇ」と感心していた。
この光はリビングまで届くのだ。
またリビングから上を眺めれば空の様子も窺い知ることができる。
2階の10畳と寝室を結ぶ廊下も、これのお陰でいつでも明るい。
ここを見るたびに自分ながら「いい家だなあ・・・・」と思っちゃうんだ。
自己満足でもなんでも。
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