査察団がやってきた
査察団というか、まあ「家屋調査」というんだそうだ。
市役所から担当の人が二人やってきて、新しく建てられた家を実際に見ながらいろいろと吟味し、その評価価格を決めるんだそうだ。
そしてそれを元に次年度の固定資産税が決まるらしい。
噂では、家の設備が充実してればしてるほど評価価格が高くなるとかなんとか・・・。
例えばトイレがアラウーノだと高くつくとか、食洗器やらエコカラットがあると贅沢品だとみなされるとかである。
その真意の程は実際に調査が行われないとわからんのだが、どのみち、うちはまだエアコンは1つしかついてないし、高いものといったらアラウーノぐらいだろうから、そんなにビビる必要はなさそうだった。
で、当日。
電話で聞いていた通り、二人の職員がやってきた。
何をするのかと思えば、こうして一人が主に各部屋の寸法を測り、
もう一人がその数値を家の図面に記入しているのだった。
それも、「クロクロモクチュウ」とか変な呪文みたいなのを言いながら。
後の説明でわかったのだが、フローリングに使われている素材のこととかを言っているらしい。
ってことはきっと床に無垢材を使っていると評価額が高くなるんじゃなかろうか。
後は天井の高さとか、エアコンの数とか。
そうそう、床暖房のことも聞かれたが、床暖房がどの位置まで敷かれているのか?と聞かれた。
じゃあこれもユニバーサルホームで家を建てていたら全面床暖房だから高いのかしら?
あとは納戸内も高さを測るので一か所だけ開けるように促された。
そんな感じで、トイレがアラウーノだからどうの、というのもなく、意外と簡単な感じで調査は終わった。
後は、税金についての説明を詳しく話してくれた。
それがまた流暢な話しっぷりで実にわかり易いのだった。
その辺りを指摘すると、「年間200件近く話しているもんですから、寝ていても夢の中でセリフが出てきます(笑)」とおっしゃっていた。
そうだろうて。
教える側の立場としてはよくわかる話だ。
で、まあ、「この家なら○○円程度です」と、見下されたのかどうかはわからんが、要は「普通レベルの家」という烙印を押されたのだった。
そして3年間は税金を半分にしてくれるという、お上からの減額措置があるらしい。
延べ床面積が140㎡を超えるような豪邸だともっといろんな税金がかかってくるのだそうだが、ウチは庶民、そんなことは一切ないようである。
それと評価価格は3年ごとの見直しがあり、低くなることはあっても高くなることはないそうだ。
結局まあ、更新料はなくなったがこういった税金は払わなくてはいけなくなった。
2年ごとの更新料を月々積み立てていくのと比べたら、もしかして固定資産税のほうが断然高いのかもしれない。
それでも頑張って稼いだ自分の収入が、一切自分の一部にならずに家賃に消えていくないよりかは全然ましである。
喜んで税金払いまっせ。
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