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祝される日々

「遠い親戚より近くの他人」と言うが、近代の首都圏生活ではそれはもう死語と言っていいのかもしれない。

「近くの他人より遠い親戚」か「近くの他人より遠いブロ友」とかかも。

維水志には昔から家族一同でお世話になっている親戚がいる。

母方の、叔父さま一家と叔母さま一家である。

母ちゃんの叔母さまは、幼いころに両親を亡くしている彼女が幼少のころからお世話になっている、いわば育ての親と言ってよい恩人なのだ。

彼らがいなかったら今の維水志の存在もなかったのだろう。

そこのご子息たち、つまり母ちゃんのいとこたちは、維水志にとってはハトコと言うのかロトコと言うのか、はたまたニトコと言うのかはわからんが、年代的には母ちゃんより維水志本人に近いのだった。

特に叔父様一家にはお子様が三人いて、その長男が維水志と同い年の男の子だったもんだから、むしろ彼が自分にとってのいとこ的な存在だった。

いや、たぶんある年齢まではずっといとこだと思っていた。

ハムくんと言って、夏休みにはお互いの家にお泊りするような仲だった。

毎年正月の2日、ないしは3日になるとその3家族が集まって新年会を開いていたし、もう少し年上のピロシさんという慶応大のお兄さんもいて、高校受験前にはハムくんと二人で彼に勉強を教わったこともあった。

そのように懇意にさせてもらっていた二家族だが、長い年月と共にそれぞれの一家の主がこの世を一人、また一人と去ってしまうにつれ、正月の新年会もいつの間にかやらないようになってしまった。

今、この3家族が顔を合わせると言えば、故人の法事でしかなくなってしまった。

そのように会えばいつも黒服でしかない、というのが暫く続いていたが、つい先日、嬉しい出来事があった。

ハムくんのご実家がおうちを建て直したのだと言う。

それで母ちゃんに呼ばれて二人でお祝いに伺ったのだった。

幼少の頃、よく遊びに行っていた家の面影はまるでなくなってしまったが、そのエリアには大変深い思い出がいっぱいあり、思わずノスタルジックになってしまった。

ちょうどその頃、維水志も家造りに取りかかっていたころだったからいろいろと参考にさせてもらえたのを覚えている。

で、そのご家族が維水志の新築祝いに遠いところをわざわざいらしてくださったのだ。

何とも有難いことではないか。

うちの母ちゃんが仕事で来られなくなったので、維水志できちんとお相手が務まるか不安はあったが、やはり昔からの付き合いがあるからだろう、懐かしい話なんかをしているとあっという間に時間が過ぎてしまうのだった。

そして叔母さま、否、母ちゃんの叔母さまからは新築祝いをいただいた。

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ご長女さんからはワインをいただいた。

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ワインはこうしてラベルを写真に撮っておかないといかんのだ。

そうしないと同じワインを買おうと思ってもなかなか手に入れられなくなってしまう。

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ラベルの上の部分はきっと、キュヴェィ、デクセプシオ~ン、というような発音だろう。

一応、維水志は大学で第2言語がフランス語だったのだ。

ケスクセ~?

是非とも大切な日にいただきたい。

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一方、次女さんからはこんな素敵なものをいただいた。

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電子レンジで圧力鍋が使えるだなんて画期的である。

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ちゃんとレシピ付きだ。

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ごはんも20分ぐらいで炊けるんだそうだ。

ここは正月に向けて是非赤飯を炊いてみたい。

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さらには来る途中、海老名SAに立ち寄られたということで、そこでのお土産までいただいてしまった。

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本当にもう、こんな風に昔っから一方的にお世話になりっぱなしなのである。

父ちゃん側の親戚には大変済まないが、維水志にとっては彼らの方がずっと近しい存在なのだ。

実は父ちゃん側にゃ実際のいとこが10名以上いたりするのだけれど、維水志の次の年代が7つ下、ということもありほとんど交流がなかったのも原因だろう。

そして父ちゃん側の親戚にはない、なんかこう上品なオーラがあるのだった。

ウチの父ちゃんと違い、皆さんは一流企業にお勤めだったからなんだろう。

この後、地元の数少ない名店のお蕎麦屋さんにお連れし、もてなすつもりがもてなされたという、なんとも情けない事態になってしまった。

ホントにもう、維水志としたことが・・・。いかんなあ・・・。

いまだに当時から呼ばれているように「萌一ちゃん」と呼ばれるのである。

そういう自分も彼らのことをずっと子供の時からの呼び方をしているわけだから、この関係の中ではいくつになってもきっと「萌一ちゃん」なのだ。

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冷蔵物までいただいた。

もうその日の夜にいただいてしまった。

本当にいろいろとありがとうございました。

これからもよろしくお願いいたします。

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