TCガチョウ倶楽部料理対決 予行演習

「やつを召還せねばなるまい」

と、宣うほど維水志家には至宝の調理道具は存在しない。

「召喚する」というか、まあ「たたき起こす」といった感じか。

こんな感じでガレージの棚に眠っている。

たたき起こす。

あら(*´▽｀*)、錆びてたらどーしようかと思ったが、キレイなままじゃないか。

10インチコンボくん（蓋）だ。

久しぶりなんで、一応、またクズ野菜を炒めてから使うことにした。

そう。

今日からTCガチョウ倶楽部料理対決「鋳物料理編」のエントリーが始まるのだ。

本当はいち早くこれをエントリー作品にして「維水志にしちゃ早いな」と隊長を驚かせようと思ったのだが、なにせ久々の「男子厨房に立つ」だったために勝手がわからずに思惑と違う作品ができてしまった。

というよりむしろ道具の使い勝手がわからんのだった。

で、まあ作品は美味しく出来上がったのだけれど、「あーすればよかった」とか「こーすればよかった」とか後から色々と思いつくもんだからやり直しをすることにした。

幸い、材料のほとんどはまだ半分残っているし、期限までまだあと1週間あるから何とかやれるだろう。

材料はまあこんなもんだ。

じゃあ始めようか。

ニンニクを炒めようとするが、この時すでに火加減がわからん。

偶然ちょうどよかったようだが、ヘタするとあっという間にニンニクを焦がしてしまいかねないから難しい。

炒める。

炒める。

炒める。

具を別のパンに入れ、トマトソースと共に炒める。

ワインなんかを入れちゃう。

空いたコンボくん・かっこ蓋でナスを炒める。

その前にジャガイモのスライスを炒めている。

全ての具をトマトソースに投入し、煮込む間にパスタを茹でる。

パスタさえ、何分茹でるか皆目見当がつかない。

後でコンボくん・かっこ蓋ごとオーブンに投入するわけだが、それでさらに火が入る分を計算に入れたほうがいいのかどうか・・・・。

トマトソースの煮込みほぼ完了。

今回はトマトクリームソースにするため、生クリームを追加し、再び煮込む。

再びコンボくん・かっこ蓋の出番だ。

ここでやっちまったんだ。

もっと麺を焼き付けるべきだったのだ。

オーブンに入れれば自然に焦げがつくかと思ったが甘かったようだ。

これでやり直しを決意したのだ。

そうとは気づかずにトマトソースを上からかけてしまう。

後の祭りである。

まあいい。

これはあくまでも予行演習なのだから。

トマトソースが余ったので、マイハニーの機転でついでにパングラタンも追加だ。

うまい具合に二つともトレイに乗っかったぞ。

オーブンの予熱完了とほぼ同時刻にコンボ側の準備も完了だ。

この辺りの手際の良さは衰えていないのだが、料理の勘がなあ・・・。

石窯ドームは頼もしい存在だ。

今回は220度で15分とする。

できたー＼(^o^)／

ぐつぐついってるー＼(^o^)／

パングラタンもいい感じに仕上がった。

「はーい(^^)/維水志のエントリー作品、かんせーい！」

と、行きたかったのだが・・・・。

うむ。

もうちっと焦げ目をつけたほうがいーかもしんない。

次回に生かそう。

やっぱ麺がやわーい(;^ω^)

具とソースはもうちっと焦がせばオッケーだろう。

だが具にはきのこも追加したい。

で、今回、これを使ってみたかったのだ。

ホンダで新車を成約したら記念にカタログギフトをくれたのだ。

車はまだ来てないけど、こちらはいち早く注文したのですでに届いていたのだ。

この削るってのワイルドでいーわぁ。

やってみたかったあ(≧◇≦)

で、だ。

ソースの味も何もない。

このチーズの一人勝ちである。

このコクったらない。

いつも使ってるパルメザンって何なんだ？

料理体験云々より、このチーズの旨さですべてが霞んでしまうのだった。

む～ん・・・・・。

だが必ずリベンジはしようぞ。

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