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試乗あらし第二章vol.2 BMW R1200R 2016

※「試乗あらし」シリーズは、あくまでも素人の主観ですのであしからず。

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着いた。箱根大観山。

BMW試乗会の受付が朝8時から始まるから、本当は朝一番ノリで試乗し、混む前にとっとと帰ろうと思っていたのだが、マイハニーが同行してくれる、というので慌てる必要もなくなり午前9時ごろの到着となった。

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天候はいまいちだが、それでもすごい数の車とバイクである。

受付、間に合うかしら?

受付に行くと、やはり次に空くのは10時からだそうだ。

S1000XRもR1200Rも空いていると言う。

うー、どっちにしようかな?両方乗れるのかな?

じゃあ、とりあえずR1200R(以下R)のほうでお願いします。

実はこの日になるまで、維水志の興味は前者より後者の同系列車、つまりR1200RS(以下RS)に傾きつつあったのだ。

が、この日はRSの試乗車がなく、カウル以外がほぼ同じであるRを優先して選んだ。

何故かと言うと、まず価格がS1000XR(以下XR)より20万ほど安い。

なのに電子デバイスはXRと同等の装備があるのだ。

そして一応カテゴリーはスポーツになっているものの、どちらかというと、こっちのほうがツアラーっぽいイメージがあり、タンデムもし易そうだから、維水志の嗜好に近いと言える。

申し込みを終えると、以前、GSの試乗でお世話になったディーラーの店長石神さんが「ご無沙汰してます」、と声を掛けてきてくれた。

おお、覚えていてくれたんだ。

そりゃ嬉しいなあ。

GS試乗の後、あんまりいい印象がなくて申し訳ない気持ちで店を後にし、その後もまったく音沙汰なしだったにも関わらずお声をかけていただくなんて嬉しいじゃないか。

DUCATIとは違うぞ。

RSに興味がある旨を伝えると、店のほうに試乗車があるから是非来てもらいたい、とも。

じゃあ、お言葉に甘えて、維水志、行きまーす('ω')ノ

そんなこんなで試乗の10時までにはまだ40分以上あるのでビューラウンジをぷらぷらと歩く。

クシタニカフェはもうなかった。期間限定だったのだ。

バイクってホント、いろーんなのがあるよなあ・・・。

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さて、いよいよ試乗だ。

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やあ、これが維水志が乗るR1200Rかあ。

試乗するんで一応RSとの違いを調べてみたが、カウル以外ではホイールベースとキャスターの値が違うようだ。

それだとどーゆー違いが出るのかまるで見当がつかないのだが、いずれRSに試乗する時が来たら違いがわかるだろう・・・・な、きっと。

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総勢10台以上はあるようだ。

走行開始前、注意事項の説明があるのだが、追い越し等、危険な運転はしないそうだ。

そーいやヨシムラの試乗会のときゃガンガン追い越しかけてたが、BMWは大人なのだ。

じゃあ出発だ。

またがる。

まず足つきだが、大変なことになっている。

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なんじゃあ、こりゃあ(;゚Д゚)

股下75㎝の維水志の両足がべったり地面についている。

ヴ、VTR級?

日本人仕様でシート高が76㎝だっていうからそうなんだろうが、すごいなこりゃ。

ムルティはその日本人仕様で座り心地を台無しにしてしまった感じは否めなかったが、こっちはそんな感じはしないぞ。

シートがそんなに硬くないもん。

で、低すぎて膝が曲がり過ぎるとか、ハンドルが遠く感じる、とかいうレビューを数多く読んだが、維水志の体格だとそーでもないように思われる。

シート高は他にオプションで4種類から選べるそうだが、維水志はこの上の790がいーかもしんない。

Ninja400Rが790なのだ。

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全体だとこんな感じ。

ハンドルまでの距離は遠く感じない。

ステップに足を乗っけるとこんな感じ。

股開いちゃってるのはやはり膝の曲がりがきついのかな?

で、だ。

すごいスリム。

Ninja400Rよりスリム。

とても影丸の3倍の排気量のバイクに乗っているとは思えない。嘘みたいだ。

エンジンを始動!

おお、横に振られてる感が少しある。

サウンドもなかなかよいではないか。嫌いじゃないぞ。

発進!

維水志はR1200Rの2台めだ。

先導車を含めると7台め。

「止まれ」、から発進するときのスムーズ感を見ていただけただろうか。

信じられない軽さである。

クラッチも軽い。

ウィンカースイッチの位置が高い。

これ、手前にずらせないんか?

じゃあいつものように下りから責めて国道1号に出るわけだ。

慣れないバイクでのこの下りが結構緊張するのだ。

???

(@_@。

???

えええ?

これ?リッターバイク?

な、な、な、

なんでこんなに軽いの?

GSと同じ、水平対向2気筒エンジンだよね。

GSはすっげー重かったけど、ぜ、全然違うよ?これ・・・。

おいおいおいおいおい・・・・。

ヤバい。頭が整理できない。

排気量1200Cccのバイクが・・・・。

大排気量のバイクに乗った人ならわかると思うのだけれど、ライダーのお腹の下あたりで、なんか巨大な生き物がゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・って鼓動している感じ、まるでなにかとんでもないもんにまたがっている感じ・・・、あれが・・・・、

ない。

その、得体のしれない途方もなくパワーを持ったやつが、まだまだ力を持て余していて、「そんなもんしか回さないんかあ!」とでも言いながらまるでライダーを急かしているかのようなあの感じ・・・、あれも・・・・、

ない。

ど、どーしちゃったんだ?これ?

維水志はVTRに乗ってんのか?

いやいやいや・・・・。

ちょっとアクセルをひねれば怒涛の加速。

これは間違いなくリッターバイクなのだ。

なのに何故こんなに穏やかに乗れるのだ?

昔の記憶が蘇ってくる・・・・・。

そう。2年前の清水PAでムルティを一般道試乗したときだ。

ちょっとアクセルをひねるとあっという間に100キロに到達してしまう、あの信じられないパワー。

それでもまだまだ力を持て余しているあのパワー。

あれにすっかり圧倒されてしまい、「なんかもう、リッター以上のバイクは必要ないかも・・・」と、大型への魅力を失いかけてしまったことがあった。

そう。あれだ。

このR1200Rは、そういった大型バイクのイメージを一掃させてしまうほど何かが違っている気がする。

なんでだろう?

ムルティはL型ツインだからお腹に近いのかしら?

この水平対向エンジンは随分と足先に配置されてるもんな。

それだけかしら?

いやー、なんかエンジンのふけあがり、というのか?それもなんか他のリッターバイクと違うんじゃないかしら?

なんかねー、もうぶんぶん回ってる感があるのだ。

それこそVTRのエンジンをぶん回してるような軽い感じなのだ。

おかしい。

何かがおかしい。

これはもしかしてニーハンを乗れる人なら誰でも乗れるバイクなんじゃなかろうか?

Ninja400Rは乗れなくてもこれなら乗れるんじゃなかろうか?

そんな錯覚を抱いてしまうほど、これは乗りやすいバイクなのかもしれない。

ひらひら走る。

そして最後の有料ターンパイク期間の上りをハイペースで走る。

怒涛の加速。

それでも扱いやすさは変わらない。

3、4年前に初めてこのコースをS1000RRの試乗で走ったとき、正直、怖さがあった。

否、その後、KTMを始め、その他のバイクにも乗ったわけだが、慣れないバイクでの最初の下りのコーナーでは慎重にならざるを得なかった。

が、このバイクに関しては大胆に走ることができたのだった。

維水志が大型に慣れているからだろうか?

否、慣れてなどいない。だって所有車は中型だもの。

最近、ムルティに何時間も乗りはしたが、それまで大型バイクはずーっとご無沙汰だったわけで・・・。

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到着。

マイハニー撮影。

ああ、終わっちゃった。

オートシフターだっけ?

なんかタイミングによってはシフトチェンジできない時もあった。

そんなん使わなくてもクラッチが軽いんで問題ないかもしれない。

そして走行モードは「ロード」だった。

他に「レイン」「ダイナミック」、あとなんとかがあるようだ。

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そんなことより、リッターバイクのイメージを覆す走りに感動すら覚えたのだった。

いやー、こりゃRSも乗り味は変わんないのかしら?

もしこっちのRのほうが乗り易かったらこっちにしちゃうかも。

あーでもカウルなしかあ・・・。

家に帰って調べたら、これのホワイトのやつはスクリーンが標準装備されてるようだ。

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試乗の後、アンケートに答える維水志。

いいことずくめだった。

維水志の、今一番欲しいバイクの筆頭になってしまった。

これはRSも是非に乗らねばなるまい。

シート高、790、あるいは820のに替えられるかしら?

え?次の10時半の回にXRが空いている?

乗りまーす(≧◇≦)

つづく。

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