試乗あらし第二章vol.6,7 HONDA
※「試乗あらし」シリーズは、あくまでも素人の主観ですのであしからず。
時間が増すごとに人も増えていったホンダ・ドリームフェスタ・イン大磯。
そして会場には様々な種類のバイクが来ていた。
最近デビューしたばかりのバイクが止まっていたりすると、「あら、買ったばかりなのにもう浮気?気に入らなかったのかしら?」と思っちゃったりする。
ホンダ以外のバイクも多数見かけられたが、アメリカン系が少なかったかな。
VFR800Fの試乗を早々と終えた維水志は、スーパースポーツに乗ろうと思ったが、1回目の試乗を終えてそこの列を見たらすでに10名以上が並んでいたし、2回目以降はもう午前中の受付は終了になっていたので諦めた。
それで目当ての試乗バイクがVFR800F以外に特に見つからなかった維水志は、なるべく人が少なそうなところに並ぶことにしたのだが、どーせなら全然違うタイプのバイクに乗ってみることにした。
それはつまり自分探しの試乗、ということになるのかもしれない。
違うタイプに乗り、自分の嗜好をはっきりさせるのだ。
で、まずはこれだ。
試乗あらし第二章vol.6 HONDA CBR650f。
本当は写真の向こう側にあるのに乗りたかったが、いまさらスーパースポーツに乗ることもないだろうからねぇ・・・。
排気量650ぐらいはどうなのだろう?
この際、Ninja400Rと全く同じ車格のNinja650に乗り換えることもあり得るかもしれないし。
う~む。もちろん400より力はあるが、もう少しパワーが欲しいところだ。
やはり大型に乗るなら800以上がいいかなあ。
これで排気量に関してははっきりした。
そしてこの車種はシフトインジケータがなかった。
影丸でも未だに何速かわからなくなることが多々あるが、初めてだとなおさらわからない。
低速コーナーに入る前に何度も1速まで落として確認してしまった。
そーいやNinja1000もシフトインジケータがないんだった。カワサキ車はとことんそれがないからなあ・・・・。
で、次。
試乗あらし第二章vol.7 HONDA CB1100。
もうまったく違ったジャンル。
走り出す。
ああ、なんか教習車を思い出すサウンドだ。
並列4気筒とはまさにこれのことだ。
扱いやすさったらない。
安心して乗れる一台だろう。
整備やカスタムがとてもやり易そうだ。
好きな人にはたまらんな。
だが自分の好みではないのは確か、ということもよくわかった。
なるほど、ブロ友のKenji00さんがおっしゃった、「独特の鼓動感を欲している」、という言葉がまさにぴったりなように、自分もそれを望んでいるのだろう。
はて?
ならもうこれ以上、やみくもに試乗を続ける意味がなくなってしまったんじゃなかろうか?
様々な車種に乗ったおかげで自分の好みがだいぶはっきりしてきた。
なんたってもう20台以上乗っているわけで・・・。
まずわかったのはエンジンサウンドやエンジンフィーリングも大事だが、それ以上に自分はスタイルにこだわりたいと思っている、ということだ。
例えば、エンジンで言ったらもしかしてトライアンフの3気筒が結構好きな気がするが、自分好みのスタイル車がないので断念せざるを得ない、といったように実はかなり外見を重視している。
その評価基準だが、ガレージや旅先で自分のバイクを見た時に、思わずニヤけてしまうほどじゃないとダメだのだ。
そのツボにはまるスタイルは人によって千差万別。他人がどう思おうが、自分がニヤけられればそれでよい。
そして維水志の好みはカウル付きでスポーティである、ということは間違いなさそうだ。
優先順位を整理すると、
スタイル
⇓
エンジンの鼓動感
⇓
車重、シート高など乗り易さ
⇓
安全性を配慮した装備
⇓
機能性
⇓
リーズナブルと言える価格
と言った感じなのだろう。
だとしたら他に試乗すべき車種もおのずと絞られてしまう。
つまり、れにより、選択から外れるタイプは、
スタイルでは→ネイキド、アメリカン等、とにかくカウルのついてないもの
エンジンの鼓動感→ホンダ、ヤマハの4気筒
乗り易さ→スーパースポーツ、アドベンチャー、やたらシート高や車重があるもの
安全性→ABSなし
機能性→シフトインジケータなし、積載性が悪いなど
リーズナブルと言える価格→メジャーじゃない外車、排気量に見合わない価格
そうやって絞ると、残るのは同じ国産4気筒でも明らかに他と違いを感じるNinja1000だろうか。それもスリッパ―クラッチ搭載の2016年型。
シフトインジケータがない、などは機能面なので優先順的には低い部分である。社外品を後付けすることもできるみたいだし。
後は新型が出るのを待つかだが、それだとキリがないのである。
試乗あらしもそろそろ終焉の時を迎えているのかもしれない。
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