一体、何時間待つのかわからない鎌倉ランチ
昨日の続き。
今日のランチはそこにある、生しらす丼で有名なお店に決めていた。
「秋本」って言うお店だ。
有名なだけに行列は覚悟していた。
が、その列たるや、ハンパない列だったのである。
有難いことに、順番はノートに名前を書いておけるシステムだから、そこに名前さえ記しておけば列を作って長々と待っている必要はないのである。
後は戻って来るタイミングさえ間違えなければよい。
で、鎌倉駅から小町通に入ってすぐを左奥に入ったところにその店はある。
もうすぐお昼になろうかという時間。
同じタイミングで通路に入った前の女子二人も目的は同じかな?と思って後を歩いていると、予想通りだった。
彼女たちの後にマイハニーが順番待ちノートに名前を記入。
さらに次に記入した人が、「これだとどれくらい時間がかかりますか?」と聞いている。
店員の返答に耳をそば立てる。
「1時間以上か2時間ぐらい」
という、なんとも大雑把な回答である。
しょーがないんでとりあえずその1時間後ぐらいにまた戻ってくることにした。
お寺巡りをし、北鎌倉から歩いて来たんで喉が渇いたし休憩もしたい。
すぐ近くの分厚いホットケーキで有名な喫茶店に入ろうとしたが、ガラス越しに見える中の客がタバコを吸っていたので却下。サンキュー。
ちょっと歩くとすぐまた別のコーヒー処が目に入る。
んじゃ、ここでいーか。
中に入るとヤニ臭い。
2店舗続けてこれなら、もうどこへ行っても同じだろうから諦めた。
空いている席は限られていたが、野郎が多くいないほうを選んだ。
けど、こーして店を選んだ場合、自分ははずれを引くことが多い、と常日頃から思っているのだが、最近それは少し違うんじゃないか?と思うようになってきた。
実は嫌なケースを覚えている場合が多いのではないか?と。
実際、当たりだった場合も多いわけだが、それを自分の中でクローズアップしていないだけなんじゃないかと思うのだ。
雨にやられる場合にしてもうそうだ。
本来、タイミングを間違えていたら雨にやられているはずなのに、その前に家屋に間に合って着いていて難を逃れている、と言ったように。
だからこれからは、こうしたことでも外れたケースをいちいち悲観しないようにしようと思うんだ。
で、外れた。
あはは(*´▽`*)
パフェ類はハーゲンダッツを利用しているというこの店。
コーヒーゼリーは美味かった。
だが、中に銀紙みたいのが混じっていた。
異物混入である。
マイハニーのティーフロートは紅茶の香りが無に等しい。
店員のおばちゃんの応対が素人級。
食器が下げられる際、銀紙のクレームをつけたら会計時に5%引いてくれたから店名を出すのは控えさせてもらおうか。
早々と店を出ることになったため、名前を記入してからまだ20分ほどしか経過していない。
再び小町通をぶらつきながら大通りへ出て、ハトサブレの本店に行ったりした。
ハトサブレ以外の商品や、いろいろと面白いグッズが売っていた。
1時間を潰し、秋本へ戻ると、なんと、書いたはずの「イミナシホウイチ」の文字が見当たらない。
マイハニーは確か上から2番目に記入した、と言っている。
そしたら店員さんが出てきて「書く欄が違っていたのでイミナシ様の名前はこちらへ移動させていただきました」と言うので見ると、縦2段に仕切ってあるページの一番右下にあった。
すでに名前が呼ばれて赤線が引いてある最終箇所は、前のページ・・・・。
・・・・・・ってことは・・・・。
えっ( ;∀;)
ざっと数えただけで、ま、まだ20人以上先?
う~む・・・。
甘く見ていた。
だが、この状況に愛想をつかしたのか、名前を呼んでも返事がないケースが立て続けにあるようだ。
そりゃそーだろー。
ちょーど昼時だし、小町通を歩ってたら「生しらす入荷」の看板がある店は山ほどあったわけで・・・。
それでもまだ30分以上は待ちそうなので再び小町通を物色する。
待つのは最初から覚悟を決めていたのでいーんだ。
ただ1つ心配だったのは、あんだけ客がいて、我々の順番まで生しらすが残っているのだろうか?ということだった。
流石に今度は「もうすぐ食事にありつける」、と胃袋が反応してしまったのか、空腹感が増してきた。
けど買い食いしようにも、売っているのは圧倒的にソフトクリームなど甘いもんが多い。
ちょうど小腹を満たしてくれそうなコロッケ等もあったが、味も想像つくし何よりもコロッケで200円って高すぎないか?
肉まんとかじゃ重すぎる・・・・。
それにしても「鎌倉○○」という看板が多いなあ・・・。
何でも「鎌倉」ってつけりゃいーのか?
「鎌倉彫り」とか、「鎌倉野菜」とかはまだわかるが、
これって、何なんだ?
そして「鎌倉頭巾」とかって看板まであるぞ。
・・・・?
「鎌倉ブレスレット」・・・・・。
まあいい。
そんなふうに突っ込みを入れながら歩いているだけでも面白いからね。
結局、何も買わずにブラウジングするだけでなんとか時間を費やすことに成功した。
いかん、いかん。
戻る、と言っても随分と奥まで来てしまった。
この通りは休日は人が減るってことはないんか?
ほんの少しの距離も人だらけで牛歩になってしまうのだ。
こりゃ真夏だったら熱中症になりかねないぞ。
ちょっと慌て気味に戻ってノートを見ると・・・・・、
よかった、まだ呼ばれていないようだ。
最初に来たときの女子二人が座って待っている。我々はこの人たちの次だからね。
ええっと・・・。
('Д')
ま、まだ15人以上?
お、恐るべし、秋本・・・・。
最初に訪れて名前を記入したのが12時ちょい前。
そして現時刻はすでに13時半を回っている。
一体、何時間待てば生しらす丼にありつけるのか!?
そ、それより残っているのか?
生しらす!?
つづく。
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