去年の今頃、俺の家は
そう。維水志邸の上棟式だったのだ。
あれから一年。早いような遅いような・・・・。
新しい区画のせいで、未だに住所が地図等に反映されていないのが面倒である。
この区画ではまだ維水志邸しか建設が始まっていなかったわけだが、今じゃもう全部の家が完成している。
なので景色も一変した。
区画内で一番最初に土地を選べるという幸運を生かすべく、とにかく隣家との距離を少しでも開けられることを望んでこの土地にしたわけだが、近所の家が揃ってみて結果を見ると、これはどうやらうまくいったようだ。
圧迫感がなくてとってもよろしい。
環境は、と言うと、近所に節操のない若者が徒党を組んでときたま奇声を発してたりすることがあり、それがちょっと不気味だったりするが、それとて集まってくるときの原付のマフラー音がまともだったりすることを考えればまだましなほうなのかもしれず、それ以外はまあ静かで平和な地域であることに感謝をしようと思う。
駅への片道徒歩12分の通勤路も慣れてきつつはあるが、やはり以前の住まいと比べると若干遠い感は否めず、雨の日などは送り迎えをしてもらうことが多くなった。
上棟式の日のことに話を戻そう。
ここに至るまで本当に大変だった。
資金のやりくりから土地探し、設計会社選び、家の間取り決め・・・・。
仕事が忙しい中、気が遠くなるような日々が続いたが、それでも精神的におかしくならないでいられたのは、「自分の家が持てる」という長年の夢を実現できる、という希望に支えられていたからにちがいない。
なので、この日をどれだけ待ち望んでいたか。
上棟式の際、スタッフや大工の皆さんから「おめでとうございます!」と言ってもらった時の感動は忘れない。
ああ、自分が施主なんだ。主なんだ。と改めて思わずにはいられなかった。
だが自分の家など持ったことがないからか、ここが自分の家、自分のものなんだ、という実感が未だに薄い。
市から自宅の査定員が来たり、住宅ローン減税の申告をしたり、固定資産税の請求を見たり・・・・・、そういったことで少しずつ「我が家」という響きが馴染んでくるのだろうか。
だから上棟式の日なんざ、余計にイメージが薄かっただろう。
で、ここから引き渡し日まで3か月ちょっとあるわけだが、それまでもまあそりゃあいろんな事を決めなくちゃなんなかったわけだ。
それはまた数か月後のネタに取っておくとしよう。
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