米沢牛じゃないびーふかつ定食
お昼を回ろうとしているので、雨の中、仕方なく重い腰を上げる。
ここからランチ予定の店までは30キロ弱である。
途中、工事による車線規制などがあるも、40分ほどで米沢市内と思しきエリアに入る。
一度道を間違えたが無事に目的地に到着。
今回のお昼は「ミートピア」という店でいただくのだ。
提携している駐車場があると聞いているが、バイクなんで店の前に停められるかどうか店の人に聞いてみたら、バイクでいらっしゃるお客さんは皆、目の前にある市民文化会館の前に停めている、とのことだったんでそうした。
で、ここへ来てようやく雨が上がったようだ。
や、やっと止んだ・・・・。
確か止めばその後は降らないって情報だったし、空模様もどうやらそんな感じで明るくなってきている。
脱いだレインウェア類はミラーやらシートにかけておくことにした。
食べている間に少しでも水気が取れたらいい。
メットはヘルロック+ディスクロックのワイヤーでロックをしておく。
今回、それはバイクを離れる際は必ずやっておくことにしたのだが、毎回数字を合せて解除すんのがめんどかった。
さて、時刻は間もなく午後1時になろうとしている。
維水志が店に入るのと入れ替わりで5,6名の団体さんが帰って行った。
店内を見回すと客はどーやら維水志一人のようである。
午後1時になったばかりだというのに自分だけ、というのがちょっと不安な気がしたが、雨だったしね。
店員さんが4人ぐらいいるってことは普段はもっと忙しいのだろう。
座敷があるのだが、一人だからか、はたまた濡れネズミだと思われたかカウンターに通された。
ざ、座敷でゆっくりさせてくれよ~。空いてんだからさあ・・・。
まあいい。
水がしみ込んだレッグバッグを置いた隣りの椅子が濡れてしまったのは内緒だ。
「バイクは停められましたか?」
という優しい一言は、雨で打ちひしがれた心には嬉しい限りである。
あったかいお茶と水のどちらがいいか?とも聞いてくれる。
もちろんあったかいお茶だ。
優しいお店だね。
メニューもいろいろあるが、米沢牛のステーキなんか食べたら大変な出費になっちゃうのである。
廉価な米沢牛のすき焼き丼等もあるのだが、ここは最初からびーふかつ定食を食べることに決めていた。
どーやら米沢牛ではないらしいので1600円ちょっとで済むし、お腹が十分に満たされそうだ。
キターーーーーー!
厚みのあるびーふかつ!
衣がもうちっとサクッとしてるかと思ったがそーではなかった。
けど、中のお肉は柔らかく、米沢牛でなくてもとってもジューシー。
朝のラーメン以来、何も食べてなかったから胃に滲みるぜー。
じっくり味わいながらいただいた。
腹が減ってたからもうちっとご飯が欲しかったかも。
コロッケ定食を追加しようかと思ったが、この後カフェに行く予定なのでやめておいた。
カフェで宿泊地を決める自分会議をやらないといかんのだ。
食後、スマホでこの辺りのカフェを検索する。
2,3軒見て、「タバコの煙もなく・・・」という文字があるカフェがあったのでそこにした。
ミートピアからさほど離れていない場所だ。
ご馳走様でした。
食事も美味しかったけど、気遣いのある一言がもっと美味しかったです。
レインウェアをしまい込んで出発。
すぐ着いた。
店の写真撮るの忘れた。
ウッドデッキ席があるようなオシャレなカフェである。
「デイジーカフェ」っていう店だ。
こちらは4組ほどお客さんがいた。
カウンター席では喫煙をする男性・・・・。
あ、あれ?
席に着いてサイトを見直すと、喫煙の気にならないキッズルームがある、ってだけだったようだ。
まあいーや。
大き目の椅子がある席にどっぷりと座り込んだ。
対面の椅子を手前に引き寄せ、ブーツを脱いで足を延ばす。
はあ・・・。くつろげるー(*´▽`*)
靴下、全然濡れてないーーー(*´▽`*)
オーダーをする。
生クリームたっぷりのパンケーキとカフェラテにした。
で、スマホとにらめっこだ。
結構待ったが料理が運ばれてきた。
やあ、クリームだらけになった。
どんだけクリーム好きなんだ?
ってか、出てきたのを見てくどすぎたのに気が付いた。
けど美味しいから全然問題ないのだ。
イチゴがまだ半分凍っていたが、このクオリティで600円ってぇのは都会ではまずあり得ない。
予定していたキャンプ場なのだが、口コミで一点、気になることがあった。
なんでもテントサイトが敷地内のちょっと下ったとこにあるそうで、しかも芝じゃないんだそうである。
情報が少なくてオートサイトかどうかもよくわからん。
こんな雨の後で、そんなところに泊まるわけにはいかない。
もう面倒だからカプセルホテルとかにしてしまおうかと思ったのだが、意外なほどに晴れ間が出ているから条件がいい場所なら初のソロキャンプができるかもしれないと思って検索を続ける。
すると、ここから70キロほど離れた場所に良さげなキャンプ場を発見した。
バイク1台1080円。
カプセルホテルに泊まるのと比べりゃ何でもない。
早速電話をすると、テントサイトも砂利が敷いてあるので濡れてないとのこと。
よしっ!
これで初のソロキャンプも成就できそうである。
早速、単身さんにメールを入れる。
「白い森オートキャンプ場に決定!」
翌日、単身さんと合流する待ち合わせ場所が、白鷹ヤナ公園というところなのだが、そこからは70キロほど離れてしまう。
けどまあ朝の10時集合だし。問題なかろう。
一応、連絡するのは、ほら、彼が待ち伏せすんのにどっちの方向から来るのかわかるようにしてあげないといけないからね。
それにしても良かった・・・・。
ここまで来てカプセルホテルだなんて、一体何のために朝3時に家を出てここまで来たのかまるで無意味に終わってしまうところだった。
カフェでだいぶくつろがせてもらった。
さ、じゃ、本日の最終目的に向かって出発だ。
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