初ソロキャンプ in 山形
カフェを出ると、曇りだが、時折太陽が顔をのぞかせている。
晴れている、だなんて・・・・。
奇跡。
なんか、9月ってずーーっと雨だったような気がするのだけれど、気のせいか?
キャンプ場の人には4時半~5時の間に着くと伝えておいた。
現在3時を回ったところで、目的地までは約70キロそこそこである。
給油とコンビニでの買い物を含めても余裕で着くだろう。
出発!
気づいたのだが、山形県はファミマ率がとても高いようだ。
神奈川だと圧倒的にセブンイレブンが多いのだが。
ファミマで夜食を購入。
キャンプ場近くで給油も済ます。
これで翌日の単身さんとのランデブーも問題ないだろう。
影丸の航続距離は280~320ぐらいだろうか。
高速100キロ巡航だと燃費があまりよくなく、航続距離が300を越えることはなさそうな気がするので250を過ぎたら危険。早めに給油をする必要がある。
下道で信号がなく、60~80ぐらいで流せる時が一番燃費がよいのだ。
本日の宿泊地、白い森オートキャンプ場は川沿いにある。
4時45分、キャンプ場に到着。
受付を済ます。
バイク1台、1080円。
川向こうにある温泉施設の割引券をいただいた。
本当は6時までらしいのだが、遅くなるようなら温泉施設に電話で伝えておくので7時半ぐらいまでだいじょうぶだと言ってくれた。
いろいろと親切にしてもらって嬉しいねぇ。山形は。
そしてゴミ袋を3つ渡された。分別して最後にまとめて出せばいいそうだ。
生ごみは炊事場に添えてある専用のごみ箱に入れるらしい。
自炊しないのでそんなにゴミはでないと思われる。
シャワー室完備。トイレは水洗。ゴミはちゃんと捨てていける。
完璧だ。
二輪専用のサイトは一か所しかない。
それが炊事場と食事スペースのすぐ隣りにあるだなんてとても便利である。
ささ、サイトへ向かおう。
おお~。なかなかいいところじゃないかあ。
だ、誰もいない・・・・。
初のソロキャンプは維水志独占キャンプ場となったのだ。
じゃあとっとと設営して、風呂でも入ろうじゃないか。
陽があっという間に落ちてしまった。
下が砂利でペグが入らなかったが、炊事場近くにハンマーが置いてあったのでそれを借りてやったらだいじょぶだった。
風もないので面倒だからペグは前室の2個所だけでいーや。
それより本来は6時までのお風呂に入らないと。もうすうぐ7時じゃん。
温泉に入らんとその日の疲れが取りにくいのである。
温泉施設に行くには車だと一旦メイン道路に出てぐる~っと回らないといけないようだ。
歩いて行けば橋を渡ってすぐのところにある。
歩くのは億劫だなあ・・・。
そこはバイク。機動力があるなー。
ちなみに橋の上は苔ですべりやすくなっているから注意をしないといけない。
着いた。
もちろん維水志以外、客はいない。
受付へ行く。
「キャンプ場の人ですね」
話がちゃんと通っているようだ。
「500円です」と言っているようだが、それと同時にキャンプ場でもらった割引券を差し出すと、
「6時までなんですよね~」
と、渋い顔をされたが、すぐに、
「300円でいいですよ」
だ、そうだ。
それなら最初っから気持ちよく300円でいーですって言って欲しいところである。
こっちゃ割引券をもらったんだから当然それが使えるもんだと思っているわけで・・・。
まあいい。
とっととひとっ風呂浴びて来よう。
300円分の煩わしさで抑えますわ。
そもそも時間外だし。
ビールを買い忘れてたんでここで購入。
ほら、ちゃんと金を落としましたぜ、だんな。
酒を買い忘れてただなんてさすが酒飲みじゃないわな。
隊長だったらコンビニでまずかごに入れるのが酒だもん。
いかん。
風呂に入ったら途端に疲れが出てきたようだ。
やたら眠い。
ひ、一人宴会をやったら速攻で寝てしまおう。
初ソロキャンプの宴会は単身さんを見習ってコンビニ食材。
おにぎりとラーメンと唐揚げがあれば十分だわ。
こーゆーところでいただくのがおつなのである。
あ、ダメだ。
腹を満たしたら余計に眠い。
食後、湿ってそうなもんは全てこうして広げてから寝ることにした。
寝袋を湿らせてしまったことは致命的だったが、テントに入るとそんなに寒くもないので寝袋ではなく厚着をして寝ることにした。
単身さんとメールで翌日の待ち合わせ場所を確認した。
予定通り、白鷹ヤナ公園に10時だ。
ここからまた70キロほど戻ることになるから明日は8時頃にこっちを出ればだいじょぶだろう。
途中で朝飯休憩もできそうだ。
なんかこう、焚火でもしながらゆったりとコーヒーを飲みながら一人の時間を堪能して過ごす、
なんてのをイメージしていたのだが、そもそも焚火台を持ってきてないし、睡魔には勝てないのだった。
午後8時、就寝。
う~む。初ソロキャンプはただキャンプ地に泊まりに来ただけみたいになってしまった。
だが、星空はすんばらしい。
天の川が見える。
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