Ninjaよ!私は帰ってきた!!

バイクが紡ぐ彩り生活!

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またもやインパクトのある再会

初のソロキャンプ。

疲れと睡魔で20時過ぎには就寝した維水志。

ところが夜、寒さが増してきて熟睡できず。

寝る前はそんなでもなかったのに、な、なんでこんな寒い?

寒い、寒いよ~、と呟きながら、4時過ぎには目が覚めてしまっていた。

なんつってもコット下からの冷気が激しい。

しまった。そうだった。テント下の銀色のシート、いつもと逆だ。

隊長のアドバイスは「銀色を下向きに」だったが、大して変わらないんじゃないかと思って今回は銀色を上向きにして敷いてしまったのだ。

もしかしてこの冷気はそのせいなのかも・・・。

ちょっとテントの外へ出て炊事場に広げておいた寝袋を取ってくりゃいーのに、頭が朦朧としていたのか、そこにすら考えが及ばなかった。

雨でぬれてしまった寝袋も、たぶん少しは湿気が取れたかと思うのだが・・・。

しょーがないんで、体をさすって摩擦熱を起こし、できるだけ体を横にして休めていようとコットの上で1時間近く粘っていたが、結局寒すぎて5時過ぎには床から出る羽目になった。

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さ、さみー(*´Д`)

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なんだってこんなに靄っているんだぁ・・。

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外へ出ると、靄がかかっていて屋根の下まで湿気が舞っている。

結局、広げた寝袋などが湿ったままである。

屋根の下だからだいじょぶだと思ったのにぃ( ̄д ̄)

うー・・・、こりゃ体を動かしてあったかくする以外に手はなさそうだ。

ちーと早めだが、撤収作業に入るしかないだろう。

バイクのエンジンをかけてラジエーターのファンが回るたびに近くによって暖を取りながら作業をする。

あ、あったけー(*´▽`*)

テント内の荷物をすべて炊事場のテーブルの上に移動させたりしているうちに体があったまってきた。

テントを畳むのも、テーブルの上を使ってやれるのは楽だ。

おかげでドラムバッグの収納も、来た時より上手にできた。

意外とA4君が場所を取るということが判明したが。

こりゃさらなる工夫が必要だ。

チャックがムリなく閉められるかどうかが出来を決めるのだ。

今回はとてもスムーズにいったぞ。

しっかし今日はずっとこんな天気かしら?と思っていたら、思いもかけず、晴れ間が覗いた。

おお、こりゃあったかくなりそーじゃないか。

ジャケットの下は半そででいっか。

そうして7時には出立できる状態になった。

結局、ゴミはファミマに返すことにしたので、もらった3枚のビニール袋は受付に返すことにした。

ビールの缶だけを所定の場所に捨てさせてもらった。

で、問題なのが、スマホの充電用コードがイカれてしまったことなのだ。

これじゃ走行中に電池を消耗するだけになってしまう。

単身さんとの待ち合わせ場所までナビゲートしてもらわないと困るわけで・・・。

まあ途中はほぼ一本道だからなんとかなるだろう。

さあ、晴れ間が出ているうちに出立だ!

が、キャンプ場を出た途端、嘘のようにまた煙ってきたのだった。

メットのシールドに露が付きまくるし、また寒くなるし・・・・。

何だったんだ、さっきの晴れ間は・・・。

20キロ弱走れば小国街道と呼ばれる国道へ出る。

そうすればコンビニがあるのでそこで暖を取りながら朝飯を食べよう。

7時50分。街道沿いのファミマに到着。

あ、あったまるものを食べよう。

麻婆丼、こ、これでよい。辛い物がいいだろうて。

おお、ここはイートインコーナーがあるじゃないか。

この日は平日だ。

朝の出勤時で人の出入りが激しい中、人目も一切構わずにサラダと麻婆丼を貪り食う。

ここから道の駅白鷹ヤナ公園までは・・・・、

なんだ54キロ?

まだ8時を回ったばかりじゃないか。

待ち合わせ時間は10時。

やば、早く着き過ぎちゃうじゃん。

単身さんが待ち伏せする前に着いちゃうよ。

こっちが待ち伏せすっか。

う~む。だがどっから来るのか皆目見当がつかんから無理だ。

やはりどっかで小一時間、暇をつぶすしかあるまいな。

先ほどまでの濃霧はなくなって晴れ間も見える。

これからは快調に走れそうだ。

じゃあ出発!

途中、工事で車線規制があるたびにすり抜けて前に出られるので、うまい具合に一番前を走れる。

バイクの加速でスタートダッシュができるから前後に車両がなく気持ちよい走りが可能だ。

街道に出て、どのくらい走ったころだろうか、随分と長い直線道路で前方からバイクが来るのが見える。

バイクとすれ違う時は、やえー、をされるかもしれないからついついそっちに目が行ってしまうのだ。

1台すれ違ったが、やえー、はなかった。

続けてもう一台来るぞ。

ん?

んん?

あ、あれっ!?

た、単身ライダーさんっ!?

な、な、なんで、こんなところに????

今のカタナ、間違いない。虎鉄だ。

街道の脇に停車して振り返ると、向こうもはるか遠くで止まっている。

やっぱそーか( ;∀;)。

Uターンしてこっちへ来るようだ。

やあ、久しぶり!

なんという2年ぶりの再会!

事情を聴いたら、なんと、維水志の撤収作業をこっそり撮影しようと、白い森オートキャンプ場へ向かう途中だったとおっしゃる。

待ち伏せ作戦の全貌はこちらの動画で↓  ↓  ↓

http://japarider.blog57.fc2.com/blog-date-20161007.html

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そしてなんという偶然!

キャンプ場へ向かう道はほぼ1本道だが、街道から一本中に入る経路は一つではないし、維水志がファミマで朝食を食べている間にすれ違ってしまっていた可能性だってある。

こうして街道ですれ違うことができる可能性は低かったはず。

でも全く心配無用だ。

この人にはそーゆー不運はついてないのである。

さらにまたしても彼の待ち伏せ失敗!

そんな彼だが、どーゆーわけか、待ち伏せ作戦だけはこのところすべて失敗に終わっているようだ。

というわけで遭遇ポイントからすぐ近くの「道の駅 白い森おぐに」で休憩することに。

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おお、単身ライダーさんだあ。

感動するなー。

なんと北海道ツー以来、2年ぶりの再会だ。

ブログではつながっているからそんな感じはしないのだけれど。

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虎鉄と影丸も久々の再会。

今回の旅は「行き当たりばったりで行くばい」、宿泊地すら状況次第で変わっていく。

一応、今後の予定を聞いてみると、月山を通って坂田方面に出よう、ということになった。

積もる話もあるが、ここはそこそこの会話で引き上げ、再出発することにした。

そして最初に立ち寄ったのがここ。

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なんでも「ぐうじさん」と呼ばれる単身さんのブログ友達がいらっしゃる神社らしい。

初場所がわからずにこの近くのコンビニで一度休憩したのだが、維水志が買い物をするとレジのおば、否、お姉さんが「バイク神社にいらしたんですか?」と、おっしゃる。

ついでに場所も「あやめ公園のすぐ隣りです」、と教えてくれたのだ。

山形はねぇ、人が親切。

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土俵がある。

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単身さん曰く、ライム先輩が乗ってるのと同じバイクがある、とのことだったが、主はどうやら留守のようだった。

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とっても見覚えのあるタッチの絵が・・・。

じゃあ次に行きましょう!

次はここ。

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ザ・鉄、の単身ライダー部員。

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なんでもスウィングガールズという、上野樹里がまだ若かりし頃の映画に使われた車両なんだそうだ。

ほう・・・。

いろんなとこ、知ってますなー。

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それにしてもこの十字の雲はなんなんざんしょ?

かっこいーじゃん。

我々のツーリングを前途を祝したクロス?

じゃあ次へ。

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今度は本来の待ち合わせ場所だった、道の駅、白鷹ヤナ公園である。

着いたのは10時15分くらい。

もともと待ち合わせ時間が10時だったことを考えると不思議。

すでにここまで盛りだくさんである。

ヤナって、あのヤナ漁のヤナだったんだあ(*^▽^*)。

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ゴミをはくがごとく、打ち上げられた哀れな鮎をほうきでかき集めている人がいる。

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こうして面白いように鮎が打ちあがってくるのだが、これもまた単身さんがいるから?

かき集められた鮎はこの生簀に入れておくようなのだが、誰でもやっていいものなのかしら?

体験料を払うような受付があるわけでもないし・・・。

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こうして見ると、すごい急な流れだね。

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じゃあその鮎をいただこうじゃないか。

なになに、下で獲れてる天然の鮎が600円。

で、養殖のは480円、とはこれ如何に?

さっき見てたように、天然ものは何の苦労もせずに黙ってても打ちあがってくるのに、何故手間のかかりそうな養殖ものより高いのだ?

疑問は残るが、天然もののほうが香りが違って断然美味しい、と店のおばちゃんが言うのでそっちにした。

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確かに甘みがあって美味しい。

2年間の積もる話をしながらいただく。

最高だ。

んじゃあ、次、行こうか。

11時ちょい前に公園を出る。

さてさて、この後どんな素敵な景色と出会えるのか、楽しみはこれからである。

実はこの時は気が付かなかったのだが、海岸沿いに出るまで100キロ以上あったようだ。

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