割に合わない立ち寄り温泉へ
赤沢温泉へはマリンタウンから25キロほどである。
で、この区間でブルートゥースの受信機の電源が入ってないことに気が付かず出発してしまった。
休憩時などでナビ案内を暫く停止していると、受信機の電源も自動で落ちちゃうのだ。
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ずっとナビ音声頼りだったため、目測を誤りいったん温泉の入り口を通過してしまうというハプニングがあったものの、9時26分ぐらいに現地に着いた。
閉店までまだあと4分あるじゃん。
さあ、じゃあまずは今からでも入れるかどうか受付の人に聞いてみなきゃ♪
と、おもむろに温泉の入り口を締めかけている係員が目に入った。
あ、こりゃダメだ。
やっぱなー・・・・。
いや、でも一応は声を掛けてみよう。
維水志:「もう入れませんか?」
係員:「入れない」
・・・・・。
あのなー。
一応、ここってお金取って温泉を営業してんだよなあ。
なんなんだよ、その態度は・・・?
(。-`ω-)←こーんな顔して、目も合わさずに「入れない」の一言だあ!?
「すみませ~ん、もうお時間なんですよ。次回は少なくとも15分前ぐらいまでにお越しくださいね。ごめんなさいね」
とか言えないんだろうか?
まあここは伊豆だ。
しょーがあるまい。
ここが山形だったら、入れてもらえないにしても、きっと丁寧な対応はしてくれただろう。
そう。同様にきっと旅人もまともじゃないやつ率がきっと高いんだろうな。
このおっちゃんも、クソな客(例えば爆音を響かせて大集団で訪れるやつらとか)に、きっといや~な思いをいっぱいさせられてきたんだろうて。
だから性根が曲がっちまったのか、おっちゃんよ。
しょーがない。
実はこの黒根岩風呂というところのすぐ手前にも素敵な温泉場があるのだが、そこは11時からの営業だった。
なので予定通りDHCが経営する「赤沢温泉日帰り館」に行くことにしよう。
1550円という、とても気軽に立ち寄る感じの温泉ではないので、烏の行水の隊長には申し訳ないのだが・・・。
まあ、7時半集合に遅らせたツケが回ってきたということで我慢をしていただこう。
黒根岩風呂から5分で到着。
開店まで20分ぐらいもある。
だがすでに数名のお客さんが玄関前で待っている。
日帰り温泉館、という名だけあってそれだけの営業だからロビーに入ることすら叶わない。
従って外で待つ。
普通は半日かそれ以上ここでのんびりと過ごすため用にできているのだろう、その他、休憩所など施設が充実しているようだ。
シャンプーやタオルも無料で使える。
脱衣所で服を脱ぐと隊長の裸があらわになった。
ほ、細っ!
ってか骨と皮じゃんか。
特に足!
そりゃダメだ。
そしてそりゃ寒くて冬を越せないぞ。
こりゃ夜の宴では徹底して肉を食べてもらわないといかん、とその時思った。
で、室内の湯には目もくれず、即露天風呂へ。
男湯は4階にあるということもあり、その海を見下ろす絶景たるや言葉に表しがたい。
これはエレベーターを出たところで撮った写真。
先ほどの黒根岩風呂が見える。奥がそうだ。
手前は大川の海辺の温泉だね。そこが11時からなのよ。
あーん、けどなあ、ここ、もうちっと湯船に奥行きがあったらいーのになあ・・・。
それにしても隊長、がんばったなー。
たぶん10分ぐらいは湯船に浸かってたぞ。
それでも10分だけど。
そういう維水志も15分ぐらいだったろうか。
確かにこれじゃ1550円の元は取れてないだろう。
体を拭いて服を着ようとしていたら、とんでもない連中が中に入ってきて驚いた。
いわゆるどこの温泉場にも張り紙がしてあるあれだ。
「入れ○の方は入館ご遠慮いただきます」ってやつ。
へー。
だからこそ間近で見るのは久しぶりである。
昔、近所の銭湯なんかにゃよくいたもんだが。
今どき、こんな高価な温泉施設がそれを許しているんだあ・・・。
ま、帰り際で良かった。一緒に湯船になんか浸りたくないもん。
この日、オープンしてから一番最初に帰る客がおそらく我々だ。
滞在時間は思った通り30分程度だった。待ってる時間を入れたら50分か。
次は40キロほど走ったところにある道の駅天城越えで休憩予定。
この後、本当は富士山を含めたさらなる絶景を見渡せるスポットを訪れようと思っていたのだが、時間的にお昼が先になってしまいそうだ。
では今度は確実にブルートゥースの電源を入れて出発。
ここが先ほどの場所からすぐのところにある伊豆大川の海岸沿いにある素敵な温泉。
ちなみにまだ営業しとらん。
以前、マイハニーと訪れたことがあるのだが、ここもまた開放感があっていい温泉なのだが。
途中のループ橋。
ここは毎度楽しいねぇ。すぐ終わっちゃうけど。
隊長、ここでも写真が撮りたかったらしい・・・。
スル―しちゃったけど。
やがてさすがに標高が高くなってきたのか、温泉地で冬用グローブからスリーシーズン用に変更したのだが、寒くなってきた。
やはり1時間ぐらいの走行で道の駅天城越えに到着。
時刻は11時半だ。
やっぱ次はお昼だね。
ちょっと小腹がすいたので椎茸コロッケをいただく。
わーい、キャンペーンで120円のところが今日は110円なんだってー、わーい。
おお、椎茸の身がごろごろ入ってておいしーじゃん。
(隊長のはあんまり入ってなかったんだってさ)
ささ、じゃあ次のお昼どころへと向かいましょうや。
あと25キロほどですぜ。
もう30分ほどがんばってつかーさい、隊長。
なんでもそこはアジが美味しいと評判のアジ専門店なんですよ。
「人気だから、めっちゃ混んでるかもよ」
とはとうとう言い出せずじまいで出発したのだった。
つづく。
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