影丸、ラストタンデム！
間もなく影丸との別れがやって来る。
でも、その前に・・・。
最後にタンデムツーリングもやっておこう！
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ラスト・キャンプツーリングは隊長との南房総倶楽部活動で終わった。
ソロツーは・・・、そうさな、この日、山ゆりラインなどを久しぶりに走ったな。
日曜だが午前中に仕事があったので、影丸で出勤した帰りに、バイクと語らいながらゆったりと走った。
それで終わりだ。
後はまあ納車までに、どこかで自走の動画でも撮ろうかと考えていた。
仕事から帰宅すると、マイハニーが、「タンデムツーに行きたい」とおっしゃる。
そーか。最後にタンデムしておこう。
2年ぐらい前だったか、近くの神社に初詣かなんかに出かけた時以来タンデムしていなかった。
大型バイクの試乗車では何回かタンデムしたが、やはり400だとちとパワー不足感が否めず、あまり積極的になれなかった、というのもあろう。
けど、そもそもリターンした際に、250でなく400にしたのは、維水志のバイク生活をタンデム主体で考えていたからに他ならない。
だったら最後はやっぱりタンデムしておかなきゃね。
で、どこに行こう？
時刻はすでに午後3時である。
そんなに遠くなく、しかも混雑してなくて楽しめるコース・・・。
さんざん考えた挙句、最初は高速を使って駿河湾沼津SAへ行こうとしたのだが、ほとんどが高速道路で単調だ。
躊躇していたところにマイハニーから「山とかで、走りやすいところはないか？」というリクエストが出たので、それを考慮し、出る直前に行き先を変更した。
そーだ。ターンパイクを走ろう！
そして箱根でコーヒータイムだ！
この時間からならたぶん交通量も少なく、気持ちよく走れるし、そこへ至るまで西湘バイパスを使えば海も見えるじゃないか。
海を見ながらタンデムで颯爽と走り、コーヒーブレイクに出かけるなんざ、維水志が考える最高に贅沢な休日の過ごし方と言える。
そうと決まれば早速出発だ。
おや？
お互い、体重が減ったからか、以前よりタンデムでも軽く感じるな・・・。
もしかして排気量400でも全然イケる？
いやいや・・・。
やっぱブレーキが利き出すのが普段より遅い。もっと強くかけないといかん。
そして車体が振られる感がある。
サスを固くし過ぎたかしら。
プリロードが5段階で調節可能で、この日は普段より2段階強めにしておいたもんで。
やはりリッタークラスでのタンデムを経験してしまうと心もとないのは仕方があるまい。
それ故の買い替えでもある。
それが再認識できた、ということだ。
西湘バイパスから箱根ターンパイクまで、動画を撮り続けたのだけれど、編集ソフトが動かないので垂れ流しバージョンで。
ターンパイクの料金所はETCではないのでだいぶ手間取ったが、後続車の気配すらない。
イエーイ。
やはり快適に、我が物顔で走れそうだ。
60キロ後半ぐらいで流してても後ろから暴走車が来ることもなくビューラウンジ手前の見晴台に到着。
タンデマーも慣れないせいか、足がしびれたそうである。
そして大観山で写真撮影だ。
ザ・影丸写真集！
この角度で切れ長に見えるライトが好きだあ。
ここからは芦ノ湖畔にて。
マイハニーがいい写真をたくさん撮ってくれた。
なんで今までこーゆーいい写真がなかったかしら？
きっとバイク自体の写真は撮ったが、自分を入れての撮影をあんまりしなかったからだろう。
良かった。撮ってもらって。
きっといい思い出になる。
一通り撮影を終えたんで、箱根ベーカリーがやってるカフェに。
冒頭の写真もそこで撮ったもの。
足湯付き。
この日の箱根は半そでではちと寒かったから有難かったが、なにせ大涌谷の香りが強烈だったな。
いやあ、最後がタンデムだなんて、思いもよらなかっただけに感動もひとしおだ。
暗くなる前に岐路に着くことに。
それにしても箱根は近い。
そして帰宅後・・・・。
数々の思い出を作ってくれた、維水志マルチバーホルダーを撤去。
随分とスッキリするなあ。
ETCも外そうかと思ったのだが、配線が面倒くさそうだからそのままにすることにした。
バージョンが2.0じゃないし、増車するとしても小型になるだろうからね。
それにNinja1000はETCが標準装備だし。
維水志ローダー関連はすでにキャンプ終了後に解体した。
プリロードも元に戻した。
後はその時を待つばかりである。
27,518キロ。
とてつもない貴重な思い出分の距離である。
影丸、7年弱、本当にありがとう！
影丸の記憶は永遠にこの胸に。
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