南会津を抜けて
解散後、すぐに近くのENEOSで給油を済ます。
それにしても大型バイクのNinja1000がNinja400Rよりも航続距離が長いってのが意外だった。
だいたい高速中心で400キロ、下道なら370キロぐらいだろうか。
これでもう給油なしで家まで帰れる。
Ninja400Rならもう一度どっかで給油が必要だったろう。
さあ、じゃあソロツーリングをたっぷり楽しんで帰ろう。
平日だし、高速道路の渋滞も考えなくてよい。
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とりあえずは道の駅たじまへ行こう。
そこから上河内SAを目指す。
こんな感じ。
下道170キロって一体何時間かかるんだ?
道の駅たじまへ行くのは、こうでもしないと国道4号をひた走り、というつまらないコースになってしまうからである。
まずは国道4号を20キロほど走る。
そーいや風呂上がりなのに十分な水分も取ってなかったのを思い出す。
これはいかん。腎臓にもよろしくない。
国道4号から外れてすぐのコンビニで少し飢えと渇きを癒す。
水筒、大活躍だ。
けどコーヒーを入れてからゆすいでなかったんでお茶がコーヒー味になってしまった。
暫く進むともうほとんどクルマがいない。
数十キロの間、自分だけの世界である。
田園風景が広がり、きんもちい~、走行が続く。
ただ一つ空が曇っているのがザンネンなくらい。
道の駅までまだだいぶ距離があるが、こりゃずっと走っててもいい、と思うくらいである
そのうちかなり急勾配のワインディングとなった。
この南会津を抜けるコース、いーわあ。
次回、福島に来る際はやっぱり日光あたりから下道で来るのがいいだろうな。
だがだいぶ標高が上がったのか、寒くなってきた。
いかん、長袖を一枚パニアに入れておくべきだった。
だがそれはモンベルのバッグの中、諦めるしかあるまい。
よく考えたらカッパがあったのだが・・・。
それよりそんな時はすぐにグリップヒーターだ。
手元があったかいだけでも随分違う。
どんなに防風してもやっぱりカイロなどの熱源の効果には敵わない。
体からの発熱なんか高が知れている、というのは学習済みである。
それはこれから気温が低くなれば猶更のこと。
ありがたやー、グリップヒーター。
やがて羽鳥湖という湖が見えてきた。
後で地図を見たら湖沿いに「白河羽鳥レイクライン」というのがあった。
しかもキャンプ場もあるじゃん。下見もやろうと思えばできたはず。
ちょっと寄り道してけば良かった・・・。
こういった寄り道&休憩が維水志はあんまり上手くないんだ。
それができるともうちょっとソロを楽しめるだろうなあ。
そんなんで止まらずの維水志だったが、栃木県内に入る辺りからだいぶ交通量が増え出して進みが悪くなった。
そんな維水志を停めたのが、隊長からの電話。
なんだ?どーした?マフラーが吹っ飛んだのか?
そーいや、いったんホムセンで解散したが、国道4号で高速に乗る前の隊長と再会し、すぐに分かれたんだった。
で、何のこたない、「電話がかかって来たから折り返しをした」らしいのだが、こっちからかけた覚えはないし、履歴にもこちらからかけた記録は残っていない。
何かの勘違いのようだ。
きっと「ちったあ、休憩せいよ」という隊長からの心遣いだったに違いない。
実際、いい休憩になった。60キロぐらいずっと走りっ放しだった。
先を進もう。
平日でもマスツーの人たちが結構いる。
同じ平日仲間で走っているのかしら。
そーいや、ここで初めて新型のNinja1000とすれ違った。
軽く会釈した。
だいぶ疲れがたまってきたころにようやく道の駅たじまに到着。
12時40分ぐらい。
ここまで2時間半かかったんだ。
腹が減ったが、口の中がカツカレー。
ここで食べたいものはない。
そもそも知ってる店がないのがいかん。
今思えばせめて牛乳屋食堂をコースに含めるべきだったと思う。
そうすれば国道4号からすぐ脇道に入り、猪苗代湖を回って南会津に入れたのだ。
ザンネンなことが多い。
すっかたなかんべ。
ほぼトイレ休憩のみ。
さて、次は60キロほど走っていよいよ高速走行だな。
ここは間に休憩を挟もう。
良さ気な店があったら入ってもよいだろう。
会津西街道から湯の香ラインという気持ちいい道路に入るが、塩原温泉あたりから交通量が多くなる。
めっちゃ流れが悪い塩原バレーラインだが、維水志のナビはコースを外れるように誘導。
なんつっても目的地がマイナーなETCスマートインターチェンジだもの。
あ、でもこれってすごく便利だと思うんだ。
インターチェンジ間が適度な距離になるし、気軽に高速に入れる。
で、SA・PAのあるような場所だから、たいていは一般道から入る際も、「こ、こんな道?この道であってる?」と思わず疑ってしまうほど人気のない道を通らないと着かないのである。
それもまたご当地感が増して良い。
コースを外れてからは交通量はあるものの、ペースが速い。
もうあと10キロぐらい、というところで「道の駅やいた」というのが目に入る。
おお、そこで休憩だ。
駐車場に停めようとすると、隣りに停めたワンボックスカーのじじいがおもむろにタバコの吸い殻を外に捨てやがった。
非文明人が。
睨んでやったが、こんな奴には警告の意味すらないのでこっちが気分を害するだけ損である。
気を取り直して店舗の中に。
藤稔が廉価で売っていたので土産に選ぶ。
もう終りの時期なんだろうな。
一応、レストランを眺めるが、美味しそうなメニューはない。
結局、上河内SAで昼食かな。
残りあと16キロほどだ。
ETCスマートの入り口に近づくにつれ、例のごとく、「こ、こんなとこ走るのかよ?」と独り言を言ってしまったが、申し訳なさそうに小さな標識もあったから合ってることは合ってるんだわ。
14時20分。
上河内SA到着。
お土産を物色。
最近はあれだね。要冷蔵商品の売り方が変わったね。
後から保冷バッグ&保冷剤を買わせるせいで売り上げがイマイチだったのか、最初っから発泡スチロールの箱入りで「お持ち帰り時間〇時間」などと示されている品が多くなった。
確か浜松SAの餃子がそうだったが、ここでも宇都宮餃子や仙台牛タンがそんな感じで売っていた。
うん、これはイケてるね。買いやすいと思う。
お持ち帰り時間7時間オッケーの牛タンと、いつもの那須高原ウィンナーをチョイス。
ウィンナーは持参した発泡スチロール箱に入れて帰ることに。
保冷剤がなくても3時間程度なら家に帰ってもまだ冷たかった。
この箱、今回の牛タンの箱と共に今後もまた再利用しようっと。
さて、飯だ。
・・・・。
む~ん・・・。
レストランも今一つな感じがしたので、一応、フードコートの餃子定食にした。
なんだけど、口の中がカツカレーだったせいか、あまり美味しく感じなかった。
そうでなかったとしても浜松餃子のほうが明らかに美味いと思う。
ご飯はこの4分の3を残してしまった。
で、せっかくだからとちおとめとバニラのミックスソフトを。
ピントが合ってないように、味も自分に合わない。今の維水志には少々甘すぎたようだ。
低糖質ダイエットを始めて以来、味覚もだいぶ変わってきたのかもしれない。
やっとのことで平らげた。
さあ、十分に休憩もできた。
ここからは東北道、圏央道がそれぞれ80キロほどで目的地に着く。
来た時と同じ、相模原インターチェンジだ。
90分ぐらいかな。近いもんだ。
そこからは最後の下道40キロが残っているが。
渋滞は皆無だったが、圏央道に入ってからはおよそ高速道路とは思えないほどの流れとなる。
時には速度が60キロ代に落ち込むことも多々あり、追い越し車線が追い越し車線の意味を成さない状態。
飽きたのでいつもの狭山SAでトイレ休憩。
休憩の後もそんな感じで、16時40分、相模原ICのゲートを出る。
結局、上河内SAから10分休憩を含めて2時間弱かかったようだ。
ちょうど通勤帰りの時間帯にハマったが田舎道なのでさしたる影響もなく順調に地元まで帰ってこれた。
地元のいつものスタンドで給油。
福島で給油してからここまで約370キロ。
うん。やはりまだもう30キロぐらいの余力はありそうだ。
そして燃料計が割と正確なのがいい。さすがの国産である。
ツアラーには必須の機能だ。
残り航続予想距離は残り40キロを切った辺りから表示がでなくなるが、給油の際、残っているガソリンの量から推測すると、そこからプラス15~20キロぐらいはイケそうな気がしなくもない。
まあ危ないからやらんが。
そして、18時、無事に帰宅。
隊長と単身さんから15時ぐらいに帰宅したとのメールが来ていた。
解散後、8時間かけて帰ってきたわけだが、復路がこんなに充実していたと思えるのは今回が初めてかもしれない。
一つには、高速道路と下道を走る距離のバランスが良かったから、というのが考えられる。
そして一番の原因は渋滞がなかったことだろう。
いやいや、充実の三日間だった。
これでまた仕事も頑張れるというものだ。
倶楽部のみんな、ありがとう!
「TGC 新型お目見え 山形福島編」 完。
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