ありがとう、ベイスターズ!
日本シリーズが終わった。
もう今年は野球ネタは書かないつもりだったけど、予想外に日本シリーズが良かったんで一言だけ。
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そう。
頑張ったんだ。
感動をもらったよ。
サヨナラで勝負が決し、シーズンの終わりを告げられた時は悔しくて眠れないぐらいだったから感動したんだ。
シリーズの初戦にクソ負けした時は、「あ~、こりゃ勝てるわけないわ。やっぱ4連敗で終了かも」と思ったものだ。
それだけの戦力差を目の当たりにした。
まるで大人と子供の試合を見ているようで、あと3試合も恥をさらして終わり、「やっぱ広島が日本シリーズにでるべきだったでしょ」と世間からぶっ叩かれまくるんだろうな、と思った。
その考えは、2、3戦目の「接戦」を見てもずっと続いた。
「接戦」と鍵括弧でくくるのは、一見すると接戦のようだが、細かいミスで負けている以上、実際はそんなことはなく、明らかに力不足を否めないのだった。
否、4戦目でようやく一勝をもぎ取った時も、「あれぇ、ソフトバンク、福岡で胴上げするためにわざと負けてんじゃ・・・」と、敗戦の中にもかなりの余裕が感じられるように見て取れた。
そこから連勝し、2勝3敗となって、「ありゃ、こりゃ相手も必死だわ」と、ようやく本気度が見えた気がした。
それは第6戦の今永を打ちあぐんでいる姿を見ても明らかだったろう。
けど、最後は結局またもミスが重なり自滅。
砂田のフィルダースチョイス、宮崎のゲッツー取り損ねた送球はもう散々言われていることだが、他にも追加点が取れなかったことも負けた大きな原因だろう。
ワンアウトで巡ってきたチャンスで送りバントで貴重なアウトを相手に与え、絶対に打てないことがわかってるやつに代打を出さずに見送り三振。
そいつは次のチャンスも三球三振である。
確かに同点ホームランを放ったが、打って当たり前の球を打っただけである。
明らかに球質が高いピッチャーにそいつをあてがっても打てる確率はゼロに等しいのは素人が見てもわかるってのに・・・。
3番、4番が連続三振では勝てぬ。
両チームの、同じストッパーと呼ばれるピッチャーの気合いはどうだ?
3イニング投げ、最後は勢いが弱まっても、その気合たるやどうだ?
1球たりともおろそかにしないあの気合いは?
それに引き換えベイスターズの抑えのあの気のない(ように見える)1球は?
吸い込まれるように内川のバットに持って行かれてしまった。
スタジアムでの柳田との勝負で見た気合いはあれは何だった?幻か?
同点にされた瞬間、後は死刑を待つのみとなってしまった。
ベイスターズの末路は9回裏で決まったのである。
それでも一縷の望みを持って応援したが、三上が出たところで終焉を悟り、実際その通りとなった。
結果、倍以上のヒットを放ち、悔しい逆転負け。
それだけでも悔しさが倍増する。
一方、ソフトバンクは土壇場から追いつきサヨナラで日本シリーズの勝利を決め、地元胴上げという花道まで与えてもらえたのである。
まあファンが見ててそんだけ悔しい思いをすんだから、選手たちは猶更だろう。
この経験で何も生かせないんだったら戦力外を受けたほうがまし。
これを糧に来年は是非とも20年ぶりのリーグ優勝を果たしてもらいたい。
ただ維水志の見立てでは、〇納、〇上、白〇の三人はなんも変わらんのじゃないかと・・・。
何年やってもダメなやつが急激にやれるようになった例をあんまり見たことがないからである。
来シーズンの開幕で、〇納は別にしても、他の二人の名が一軍登録メンバーの中にあるようなら来年も3位だろうなあ。
維水志の目は高いと思うんだ。
だって、ほら、日本シリーズで石〇、荒〇は登録から外れてたでしょ。
それにしても楽しませてもらった。
野球はエンターテインメントだ、と堂々と言えるくらいに。
だから、今年は言おう。
「ベイスターズ、ありがとう!」
と。
来年は少しは、否、もっと成長してくれー。
じゃなきゃ広島に勝てん。
来年は読売も強いだろう。
いくらなんでもあの戦力で2年連続Bクラスだったらイカサマ野球だろうから、そりゃさすがになさそうだし。
2月のキャンプインが楽しみだ。
そして課題が明らかになったチームの補強をどうするのか、フロントの活躍も見ものである。
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