なくならないでおくれよ～

月初めにつき食材確保のためのお買い物があるので、今日の午前中はそのお付き合いを。

しっかしお野菜が高いわね～、奥さん。

白菜4分の1カットが198円って・・・。

99円じゃないんか・・・。

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最近、買い物に行くたびに、野菜に限らず物価が上がってんなあ、とつくづく実感する。

世の中、世知辛くなったねぇ。

宝くじを当てるしかないな。

なんか、今日、駅前の宝くじ売り場のアナウンスで、「グリーンジャンボに替わってバレンタインデージャンボが・・」とか何とか言ってたような気がするが、名前を変えると売り上げが伸びるのかしら？

まあそれはともかく、4件をはしごするハードな買い物が終わるころにゃ間もなくお昼時、という時間帯になっていた。

これから帰ってお昼の支度をするのでは腹が減ってたまらんので、ここはいつもの「とんかつ・さぼてん」で済ましてしまおうじゃないか、ということになった。

最近、外食というと、かなりの確率でさぼてんになるケースが多かった。

というのも、低糖質ライフに影響が割と少なく済み、しかも値段也に満足できる店が他にないのである。

さぼてんのとんかつなら、まあ衣には小麦粉が使われているのはしょうがないとして、ごはんも麦ごはん少なめが選べるので、糖質一食20gまでという制限をクリアできる感じがするのである。

そして何と言っても、このお野菜価格高騰の中、キャベツがおかわり自由ってのが素晴らしいじゃないか。

さぼてんでは、とんかつが揚がる前にキャベツがテーブルに用意される。

我々はいつもメインのとんかつが来る前にたいていキャベツを2，3回お代わりしてしまうのである。

たまにとんかつ食べる前に満腹感を覚えるほどである。

そして我々が行きつけのさぼてんは雰囲気も良い。

店員さんがはきはきとしてい、動作もテキパキしていて気持ちがいいのだ。

我々夫婦はもはや常連の域まで達したのか、我々の卓のキャベツがまだなくならないうちに、いつもの店員さんが「キャベツのおかわりいかがですか？」と聞いてきて、「多めに入れておきますね」と、そ、そりゃちょっと多すぎるんじゃ、と思われるほどキャベツを盛ってくれるのである。

きっと我々が来店すると、店員さんたちの間で「来たな、キャベツ夫婦」と影でささやかれていたに違いない。

まあそれは勝手な想像だが、仮にそう呼ばれたとしてもきっと誇りに思えるだろうな。

それほど気に入っているのだ。

ただし、とんかつロース派の維水志も、ここと勝烈庵ではロースはオーダーしない。

ここではヒレにするのが常である。後はカキフライか。

何でかって言うと、ここのロースは、なんかなあ・・・、普通過ぎるというか、パサついてるっていうか、鶏のささ身みたいっていうか、何食べてんのかわからん、っていうのか・・・。

まあそんな感じがするのだ。

薩摩黒豚は美味しかった。

で、何にせよ、それほどお気に入りのさぼてんに、今年に入って初めて訪れることになるので、とっても嬉しくなっていた。

今日はキャベツを4回おかわりしちゃおうかな、ぷぷぷ・・・。

とか考えながら店の前に行くと、

・・・・。

え？

ど、どしたの？

え？

閉店？

え、ええーーーーーーーーーーーーっ！(;''∀'')

し、ショック・・・。

あまりにもショック。

こ、これから先、私たちはどうすればいいのですか？

キャベツの千切りはどこでいただけばよいのですか？

な、なくならないでくださ～い。

不本意ながらイオンのお惣菜を買って帰ることに。

まあ諦めるしかあるまい。

これからとんかつを食べる時は御殿場まで行かないとダメかも。

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