忌まわしき慣習
わーい!
今年もバレンタインチョコ、もらったぞー(≧▽≦)
それこそ今は毎年もらえて嬉しい日になったけど、若かりし日々は「これほど罪深い日はないべ」と思ったものだ。
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いやあ、モテなかったあ。
初めてもらったのが高三の時かもしれない。
なんで「かも」なのかと言うと、義理チョコなのか本命なのか微妙だったからだ。
なんたって友だちの彼女からのだったし・・・。
「じゃあ義理なんじゃん」となるところだが、名前も書かずに下駄箱にそっと入ってたところから判断すると、もしかして・・・と思える点がいくつかあったからである。
まあそれはいいとして、小中学生時代ときたら、そりゃあ地獄だったわ。
小学生時代、デブはモテないのである。
中学生時代、スポーツをやってない軟弱野郎はモテないのである。
一方でたくさんのブツをもらっている人気者がいるわけで・・・。
それで完全に諦められる性格だったら救われたのに、あろうことか、一縷の望みを持ってしまっていたから始末に悪い。
潔くない。
放課後の帰る際まで何かを期待し、なかなか帰路に付けないとってもザンネンな自分がいたのだ。
さらにザンネンなのが、帰り道でも待ち伏せを期待し、さらに帰宅してからも郵便物を期待するという・・・。
ああ、愚か。
ホント、ザンネン。
なんでモテないのに期待なんかしちゃうんだろうなあ。
今思い返しても、あの頃の自分の中にモテる要素があったとは思えない。
自分が女子だったとしたら、こいつの中のどこに魅力を見出したらいいのかきっとわからなかったことだろう。
やっぱ自分を知る、ということはそれほどに難しいんだろうなあ。
若ければ特にそうだろうて。
いやあ、まさに忌まわしき記憶、忌まわしき慣習、でしかなかったのだ、バレンタインデーは。
何一つとりえがなかった自分がモテるために取った最後の手段、それはギターを弾くことだったのだ。
それとて上手にこなせずに結局ベースに変更したわけだが、それが高三の時ようやく功を奏したのか、一度だけ知らない一つ下の女子から電話がかかってきたことがあったのだが、ザンネンなことに対処の仕方がわからず絶好のチャンスを逃してしまうという最悪の結果に至ったのだった。
まあそんな感じだから青春時代はアニメのキャラで言うと、完全にさえないやつ、具体的に言うと、モテモテ主人公の取り巻き野郎の一人である。そん中のデブね。
「な、なんでおまえだけが・・・」ってひがんで必ず言うタイプのやつね。
まあもう青春は取り戻すことはできんので、どーでもいいことなのだが、人生って不公平だなあ、と思うのは許してもらいたい。
けど、今は有難いねぇ。
一つ一つ味わって大切にいただこう、っと。
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